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リフレッシュ休暇のススメ┃#3 自分に向き合う旅

――自分と自分の「好き」にもう一度向き合う期間

せっかく1ヶ月もお休みをもらえるのなら旅に出ようということは、休むと決まった1秒後に決めていた。(元気か!笑) 自分の体調不良の原因はこの過度な"仕事集中モード"をコントロールできなくなっていることであって、家に引きこもって身体を休めるというよりは、とにかく日常から心身を一度解放してあげてそのモードをリセットすることが大事な気がしていた。それに、こんなに自由な期間はもう老後までないかもしれない。


ちなみにお休みする直前は、微熱以外にも、夜寝付けなかったり(目を閉じたら頭が冴えてきて2時間起きっぱなしとか)、3時間ぐらいで目覚めてしまったり、寝ながら仕事のこと考えてて仕事の良いアイデアが思い浮かんでビクって起きる…とかもよくありました。そしてプライベートの時間も「いつもマーケティングの思考してるのね」と言われるほど、仕事モードだった。今考えたら気持ち悪い奴。笑 私にとっては仕事も趣味みたいなものだから、まあいいんだけど。


それと、普段日常の9割が仕事だった自分から仕事をごそっと取ったら何が残るのか・本当は私は何が好きなのかも知りたかった。仕事に割いている興味とリソースを他のものに向けたら、どんな感じなのかな。何でも好きになれるけど、本当に好きで自分のリソースを投資したいものって何なんだろう。それはずっとずっと気になっていた。なんとなく、後回しにしてきたことがたくさんあった気がしていたから、たくさん見つかりそうな予感がしていた。


旅に出ると決めた1秒後に、行き先はハワイに決まっていた。「ハワイで暮らす」は私の中で叶わない夢のように思っていたから、叶えてみたかった。直前にもう1か所行きたい気分になり、ニューヨークに。理由はいろいろあったが、頑張って探索しなくてもそこにいるだけで刺激がもらえて、自分の「好き」を探すには絶好の場所のような気がしたのが最大の決め手。ハワイとのコントラストも、東京に居るのと似た感覚で無理せず過ごせそうな点も、ちょうど良かった。この時点では気温差まで考えられてなかったけれど…!(気温差約20℃) フライト合計36時間、ホテルとAirbnbを7ヶ所渡り歩く、手作り感満載の16日間の旅行をとりあえず組み立てた。


出発までに考えたことや周囲からもらったメッセージの中から、旅のテーマみたいなものができていた。"無計画・無目的"と"creative"。とにかくこの1ヶ月は人生で特別な期間なのだから、その時その場所で巡り合ったものを一番大切に行動してみる。時間はたくさんある。事前に計画しない。


友達がくれた「旅がきっとターニングポイントになるよ」という言葉にすごくときめいてわくわくしながら、旅がスタート。何に出会えるんだろう。


つづく

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