春の講習の様子

現在、「春の講習」真っ最中です。

さきほど、小学5・6年生の国語【初日】が終わりました。



新小5は、1月からクラス授業がスタートして、毎週漢字テストを行ってきました。しかし、これまで3か月間、どうしても「全員満点」を達成することができませんでした。

「お、今度こそ全員満点か!?」と思うと、誰かしらミスをして満点を逃してしまうのです。残念ながら、満点を取り続けている生徒もいません。



入塾当初は皆、「1問ミスだから、惜しい」「1問ミスだから良いよね?」・・・という発言が目立ちます。

「満点」に対する意識がとても低いのです。(というより、満点をとれなかったことに対する逃げ道を作る習慣を持つ生徒がほとんどです。)

そこからスタートして、「満点」と「1問ミス」は大きく違う、ということを学んでもらいます。

クラスの仲間が「満点」を取って喜んでいる姿を見たり、家で練習したけれど満点を取れずに悔しい思いをしたり、満点を取ってみんなと喜びを共有したり・・・こうした経験を通して少しずつ学ぶのです。



こうした喜びは「誰かにやらされる勉強」をしても、なかなか味わうことは難しいでしょう。

この充実感を味わうには、自分で「満点を取りたい」と強く思い、実際に家でがんばらなければなりません。

ですから、ワンコベに通う親御さんには、漢字テストの結果がいまいちであっても「今は放っておいてください」「様子を見ていてください」とお願いすることが多いのです。



昨年の新小5は、最初の授業から全員満点だったので「今年はなかなか厳しいスタートだな」と心配していました。

でも・・・


ようやく「全員満点」を達成できました!


それに続いて新小6も全員満点を達成して「小学生全員満点」・・・
と期待したのですが、実際には一人「満点」を取り損ねてしまったので、「小学生全員満点」は、明日以降にお預けになりました。