「D×摩天楼オペラ 2MAN LIVE -麗しき闇夜の狂宴-」@新宿BLAZE (2023/10/9)①

(今回は…D×摩天楼オペラのツーマンについて、先攻 摩天楼オペラのレポです)

今回のツーマンに妹を誘ってくれた(そして姉の私まで同行させてもらった)子が良番をゲットされていたお陰で、約8年ぶりの摩天楼オペラのライブを前方ブロックほぼどセンでスタンバイするという事態に。

3人でテンション高く話しながら待っていると、ほぼ定刻どおりにBGMが大きくなり照明が強くなったと同時に暗転し、ついにライブがスタート!

SEと共にメンバーが1人ずつ登場し、最後にボーカル苑が登場。まだ暗くてよく見えないけど、ライブハウスに通い詰めていた時期の記憶が重なり、ライブが始まる直前の高揚感と共に、なんだか自分があの頃にタイムスリップしたかのような気持ちになりました。

(ここからは、セトリと共に感想を箇条書きで…)

・BURNING SOUL
いきなりこの曲きたーーー!と歓声をあげてしまいました…ごめんなさい初めて生で
聴きます、ですが今回できる限り今の摩天楼オペラに追いつくべく最近のライブのセトリを調べると、この曲がライブを盛り上げるキメ曲となっていることを知りました。

音源を聴くと、私が摩天楼オペラにハマるきっかけとなった北欧メタルバンドTherion(セリオン)を初めて聴いた時に感じた、「メタルってかっこいいーーー!」という気持ちを思い出させてくれるテンションが爆上がりする曲でした! だから早くライブで聴いてみたいなと思っていましたが、のっけから演奏してくれてテンションも一気に上がる上がる!

ちなみに衣装は黒で統一されたシンプルなものでしたが、やっぱりビジュアル系は黒に限る、ということで大人っぽくてステキでした!
苑:8年経ってもニヒルさは変わらず、そして髪型もメイクもよりあか抜けた印象でした!
優介:よーまんよりも背が高い人が同じバンドに入ってくるとは思いませんでした、本当にモデルのようでギターを
持った立ち姿だけでも美しい!
彩雨:8年前から一番印象が変わったのはあやくすかな。ニーハイ絶対領域は近年お休みのようで、今は"男の子"な気分なのかな?(でも、いつかまたエンジェルな彩雨も見たい…!)
燿:逆にまったく印象が変わらなかったのがよーまん。てか変わらなすぎて怖いよ、8年前からタイムスリップしてきたのかと思うほどでした笑。でもプレイスタイルは以前より少し前面に出てくるようになっていて、よりよーまんの超絶技巧が見やすくなったのは嬉しい限り。
響:とてつもないパワー(爆音)で楽しそうにプレイする響くん。私の立ち位置からは唯一あまり見ることができなかったのですが、摩天楼オペラのメタルを力強く支えてくれていて、その"陽"な部分は他のメンバーにないステキな所だと思いました!

・零れ落ちていく未来
最新アルバムから。あやくす作曲ということで、これもライブで盛り上がる曲ですね!目も耳も忙しくて嬉しいプチパニック状態w  

・Curse Of Blood
前奏で分かった瞬間、またもやきたーーー!…これも初めて生で聴きますすみません、だけど予習の結果この曲もライブでのキラーチューンだと知り、音源を聴いたところめちゃくちゃメタルしててかっこいい曲だったので、これも聴いてみたいなと思っていたので。序盤で早くもそれが叶ってテンションはさらに上昇!

・MC ここで苑が今回のツーマンへの思いを語っていました。ずっと背中を見てきたDのみなさんと最近ファミリーのように親しくなれたこと、そしてせっかくこのようにツーマンまでできたのに、来年活動休止してしまうことへの無念さと長年の活躍への感謝からか、目には光るものがありました(このライブ中、しばしば目を潤ませていた苑まんでした)。

・honey drop
この曲は、どんなに久しぶりでも自然とフリが出てきましたね!ここまでの4曲の畳み掛けだけでも、このツーマンへの意気込みが感じられました。

・赤い糸は隠したまま ま、まさか今日この曲が聴けるとは!(今回のセトリはとにかく神でした) 最新アルバムからよーまん作曲のこの曲。アルバムの中で唯一と言っていいV系寄りの異色作で、歌詞もV系ファンならなじみのある世界観のw女性ものです。アルバムを聴き始めた段階で一番印象に残った曲だったので、あわよくばライブでも…と思っていたら演ってくれました、最高過ぎる。

・EVE
honey dropに続くインディーズ曲でしたが…ベースソロでまさかの苑まんとよーまんの絡み(曲に合わせて苑が燿のほっぺたに手をのばして触れる)が見られて「レア!!!耽美効果?!」と興奮してしまいましたw(摩天楼オペラのライブではあまりメンバー同士の絡みは見られないため、お互いぎこちない感じがまたよかったですw)
[余談]終演後、ライブを観に来てくれていたVersaillesのKAMIJOさんがよーまんのカメラで燿と苑のツーショットを撮ってくれたのですが、その写真について「いつも燿は苑の心の支えなんだろうな そんな空気を感じました」とコメントしてくれていて、ライブの光景と共に今度はじーんときてしまいました。

・Psychic Paradise
この曲もイントロが流れた瞬間記憶がバーッとよみがえって考える前にヘドバンを始めてましたw最もライブに通ったGLORIAツアーでもよく演ってくれていた曲でした。ラストのサビに入る前の「1.2.3.4!」のカウントは、ライブ時は自分が叫ぶのに夢中になっていましたがw、後で妹に聞くと響くんが継承してくれていたとのことで、なんだかほろり。

・落とし穴の底はこんな世界
この曲も今日聴けるn…何度も言いますが今回のセトリは神すぎる!イントロを聴いて思わず喜びの叫びがw 摩天楼オペラを好きになってから初めて出たシングルで、「メジャーデビュー(当時)したてのシングルでこんなタイトルの曲を出すなんて、なんて最高のバンドなんだ!!!」と惚れ直したことを今でも思い出しますw

・悲しみは僕への罰
ギターの優介さん作曲。初めての摩天楼オペラへの楽曲で、こんなに壮大な曲が作れるなんて本当に素晴らしい人材が入ってくれたんだなと感謝が止まりません。前日までの予習wで、youtubeのライブ映像で観た優介さんは後ろの方で動きも少なく控え目な感じだったので、「正確さ重視の職人タイプなのかな」と思っていたのですが、実際に観たらギターソロではしっかり前に出てすっかりV系のギタリストらしい弾き方に成長していて、「そうか、慣れの問題だったのか」とその伸びしろに恐れおののきました。

優介さん、これからまだまだV系のギターヒーローとして大きな存在に駆け上がっていく過程を見られそうでとってもこれからが楽しみになりました!

・黒い海
最新アルバムからインスト曲。この後つづく曲が分かりワクワクも高まる…!

・終わらぬ涙の海で
このアルバムを聞き込んでいる時期、仕事がなかなか大変だったのですが、電車の中でサビの「どーこーまーでーもーーー!(苑の超絶ハイトーンボイス)」を聴いて、雲を一気に突き抜けて青空に出るような爽快感を感じストレス解消させてもらっていましたw生で聴けて嬉しい限り。

・儚く消える愛の賛歌
摩天楼オペラの新しい章の始まりを告げる壮大な一曲。「喝采と激情のグロリア」を思わせる新たなアンセムにふさわしいスケールだなとアルバムを聴いていて思いました。もっともっと大きい会場で一緒に歌いたいなと期待が膨らみます。

・真実を知っていく物語
アルバムの表題曲。この中の歌詞「あなたが今ここにいるから 僕は今ここに立っている」の部分で苑が感極まっているよに見えて、もしかしたらこの「あなた」をDに置き換えて歌っていたのかな、と勝手に想像してぐっときてしまいました。

一方、私の中では「あなた」を摩天楼オペラに置き換えていて…自分がV系を離れていた間も、特にオリジナルメンバーの苑、燿、彩雨が立ち止まることなくステージに立ち続け、音楽を作り続けてきたくれたお陰で、私は改めて摩天楼オペラの音楽と出会うことができ、今日このライブハウスの客席に立っているー そう考えてこの新体制になるまでの様々な別れと出会いを思い、その苦労を思って、今自分が彼らのライブを観られること自体が奇跡なんだなと1人感慨に浸っていたのでした。

…というわけで、かなりの長
文になりましたが、大興奮と感動で感情が大忙しの摩天楼オペラパートは幕を閉じたのでありました。次回はDパート、そしてセッションパートのレポにつづく…!

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