見出し画像

自分が救われたからと言って、他人を救うことはできない。

先日、ゲームマーケットと言うボードゲーム販売・試遊イベントに行ってきました!目的は、脱ニートさんたちと、脱ニート支援ゲームを作るための勉強のためです。

ボードゲームは楽しいし、勉強になるし、脱ニートさん達と仲も良いので、一緒に脱ニートを支援できるゲームを作りたい!と企画し、走り出して、早半年、、、社内と脱ニートさんと力を合わせて色々と打ち合わせを重ねてきました。

イベントでは、運良くセミナー用のボードゲームや鬱をテーマにしたゲームの開発をしてらっしゃる「遭遇設計」広瀬代表にお話を伺うことができました。本当にありがとうございます。https://so-guu.com/shop/

結論的には、ニートを完全に救うゲームは、我々だけでは作ることはできない事がわかりました。薄々気付き初めてはいましたがはっきりしました。

理由
・脱ニート経験者が数名いても、所詮は数名の成功体験でしかなく、すべてのニートをカバーできない。我々の経験していない例外が多すぎる。知識・経験不足。
・我々の成功体験が人によっては逆効果であり得る。重大な事故が起こる可能性がある。
・後ろ楯がないと現役ニートや脱ニート専門家からクレームが来たときに対応できない。などなど。

完全には救えないことはわかりましたので、若干役に立つゲームを作る方向に転換したいと思いますw


まとめ
今回ゲームとは別に、すごく良いことを学ぶことができました。
「自分が救われたからと言って、他人を救うことはできない。」
普通の人は、自分が救われた・成功した方法を人に教えたくなる傾向にありますが、母集団Nに対して、自分独りの成功体験サンプル(n=1)って、よく考えれば少な過ぎるサンプル数ですよね。
それを教えたところで、たまたまマッチして成功する確率って高くはないし、むしろ失敗する確率を考えたら・・・助けているのか崖から蹴落としているのかは紙一重かもしれません。
まぁ、あまり悲観し過ぎる必要なないと思いますが、心に留めておいてもよい言葉だと思いました。

そして続きがあります。
「失敗や苦しみは共有できる。」です。
失敗や苦しみを教えることで、成功はしないかもしれないけれど、失敗に事前対処し失敗する確率を下げられる。事前に苦しみをしることで心構えができてダメージを低減できる。

失敗や苦しみを共有することで、誰でも他人の助けにはなれることがわかりました。あなたも社会貢献してみませんか?!!


「遭遇設計」広瀬代表本当にありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?