自分で作るIoT後記

ということで、全8回で配信させていただき、先日ついに完結した「自分で作るIoT」ですが、なぜにピンポンくんなのか?ESP-WROOM-02なのか?他の候補は?など動画では解説できなかった(忘れてた)部分などをつらつらと書き記しておきたいと思います。

作ったものについては、#00の動画をみてください。
15秒で全てがわかりますw

なぜESP-WROOM-02なのか?

他にも候補はありました。
真っ先に思い浮かんだのは、micro:bitでした。
これは、scratch風のインターフェイスで開発ができ、GPIOも付いていて、みの虫クリップで接続が可能な点も良いです。

しかし 簡単すぎる!

そうなのです。これだと電子工作の良さが伝わらないのです。
私のわがままですが、電子工作の醍醐味ははんだ付けなのです。
ということで、micro:bitは却下しました。

次に、M5Stackはどうだろうと思い、どんなもんか調べてみました。
面白そうだったので結局1台買ったのですが、今回は見送り。
一番の理由は高すぎ。
5000円もします。この値段でピンポンくんってのはオーバースペックすぎる。
一応フォローしておくと、M5Stack自体はとても素晴らしいプロダクトです。
開発も容易で、LCDが付いているのも素晴らしいです。
サイズもかなり小さめで、最初からちゃんとしたケースに入ってるので、見栄えも良いです。

しかしM5Stackを考慮に入れたのには収穫もありました。
M5StackのコアはESP32を使用しています。

ESP32といえば、1年ほど前にここら界隈で話題になったとかならなかったとか。
かなり安いのに、BluetoothとWiFi搭載。Arduino IDEでの開発もできる優れものです。

こうして、ESP32の一つ前(?)のバージョンで、Bluetoothが付いていないESP-WROOM-02を使うことに行き着きました。
今回はBluetoothは必要ないので。

ESP-WROOM-02開発ボードは、秋月電子で1280円と非常に安く、
半完成品であるため、ピンヘッダのはんだ付けが必要。(これがいい)
ピンヘッダでの接続になるので、ブレッドボードでの開発が第一候補となります。これから他のボードなり、センサーを使って開発していく場合、簡単にでもピンアサインの読み方やブレッドボードの使い方は必須でしょう。
その辺りもまるっと動画にしたかったので、その点についてもこのボードは完璧でした。

ということで、消去法的にESP-WROOM-02に行き着きました。
この動画で電子工作を初めてみよう!と思ってもらえればいいなー

余談

収録には毎度苦労しているのですが、今回は上からのアングルに初挑戦しました。
そもそもカメラ設定をどうしたらいいかよくわからないんですよね。。
勉強しろって話なんですが、、、そこそこいいカメラを買ったのに宝の持ち腐れとはこのことです。
サブカメラが欲しい。。

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