Intel Core i7 8086K ベンチマークテストと返品(返金)
Intel Core i7 8086KというCPUを中古で購入してみたので、ベンチマークテストをしてみました。その後即返品となってしまいましたが…記録として残します。
Intel Core i7 8086Kについて
Core i7-8086Kは、Intelが製造したデスクトップ向けのプロセッサ(CPU)です。
2018年にリリースされ、第8世代コア(Coffee Lake)に属しています。
"8086"という名前は、Intelの初代x86アーキテクチャプロセッサであるIntel 8086に敬意を表しています。
Intel 8086は5MHzのクロックでしたが、8086Kは最大5GHzを叩き出し(ちょうど1,000倍)ます。
以下は、Core i7-8086Kの主な仕様です
コア/スレッド数: 6コア/12スレッド
ベースクロック: 4.0 GHz
ブーストクロック: 5.0 GHz
キャッシュ: 12 MB Intel Smart Cache
ソケット: LGA 1151
TDP: 95W
Core i7-8086Kの最大ブーストクロックは5.0 GHzです。これは、シングルコアでの最大クロック速度です。
しかも、これは一時的なブーストであって、通常動作マルチコアでのブーストクロックはi7 8700Kと同じ4.3GHzに落ち着きます。
i7 8086Kを実際に動かす
さっそく届いたCPUをPCに取り付けて…がしかし、なかなか起動しない。
結局30分くらい、CMOSクリアやマザーボードのBIOSをチェックしたりしたら動作するようになりました。
とりあえず、ベンチマークの「CINEBENCH R23」を回してみました。
スコアはほどほど…マルチスコアはi7 8700Kと大差なく、シングルが強い感じです。
10分のストレステストなどしたのですが、一応問題なく動作していました。そう、一応。
そして返品(返金)へ
起動に手間取ったこともあり、いろいろチェックしてみると、内蔵GPUが機能していないことが判明しました。(ほかのCPUでは問題ない)
今回はパソコン工房さんで購入したので、連絡を取ると「発送前にチェックしている」「ただ、その症状は確かにCPUが悪そう」とのこと。
一応、外付けのグラボを付ければ問題なく動作するものの、内蔵GPUがダメというのは…
しかも、内蔵GPUで動かそうとすると電源のON⇔OFFが連続する症状が出て、完全に動作しなくなります。
解決法はCMOSクリアして、グラボから映像を出すようにセットして動かすしかないんですね。
一応、マザーボードのBIOSなどをすべて最新にして、最小構成で何度もトライしたのですがダメでした。
ショップでの購入は安心
結局は返品(返金)対応となってしまいました。8086K自体が限定品ということもあり、替えの製品が無かったため返金です。
パソコン工房さんは丁寧に対応してくれ、返送も着払いで購入した店舗に直接送る形です。
その後すぐにクレジットカードの返金手続きの連絡もあってスムーズに事は運びました。
やはり店舗(オンラインショップ)での購入は安心感が違います。※フリマサイトではどうなるか分からないです。
次のCPUを探す
見つけた8086Kは中古で値段が安かった(15,000円を切っていた)ので、ラッキーと思ったのですが…
まあ、また違うのを探します。最近 Intel 第8世代縛りをしている感じで、コスパが最強なのはi5 8400になるのかなー…
日記的な記事となってしまいました。お読みいただき感謝します。
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