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どんなカメラが好き?

ひんやりとしたボディとずっしりした重みが落ち着く。ファインダーを覗いた視界の、ピントがぬるりと合う瞬間にどきどきする。カメラ独自のシャッター音と、指に伝わる衝撃に心臓が跳ねる。

カメラというプロダクトに恋をしているのかも。そんな惚気をつらつら並べていきます。

私は、ボディが金属製で、コンパクトな癖に中身がギュッと詰まっているような重みがあるフィルムカメラが好き。出来れば、機械式だと電池切れを気にしなくていいからありがたいな。

SNSを眺めていると、突然好みのカメラが現れることがある。完全に一目惚れ。見た目だって大事だもの。鈍色に輝く軍艦も、黒い塗装の下から覗く下地も。

シャッター音も良いよね。空シャッターを切って、各々のシャッター音と手応えに思わずにんまりしてしまう。写真を撮らないのはカメラの存在意義としてどうなの?と思われそうだけど、自分の手の中でカメラが確かに動いているという実感が楽しくて仕方がないので大目に見て欲しい。

挙げ出したらキリがないくらい、カメラそのものに夢中になってる。勿論、良いなと思ったカメラを片っ端から全部試してみる、なんて到底出来ないから、SNSやブログを読んで心躍らせたり、お店に並んでいるのを眺めたりして、思いを馳せることも。

とは言え、気になるカメラの情報を辿っていくと、何だかんだで気づいたら手元にあるカメラ達に辿り着くことが多い。今私の手元にあるのは、私の好きが煮詰まったカメラ達なんだろうなぁ。

だから、「どんなカメラが好き?」に対する答えはほとんど出てるんだけど、たまに改めて「好き」を見える形にするのも楽しみの1つだったりする、という惚気話でした。

ーー今日のおやつは、わらび餅ーー