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写真撮影記📷-演劇編-

こんにちはー

あくたさくのnoteを見てたら、嗚呼…演劇の感想が、撮影の感想が、そもそも文字が書きたい!!という衝動に駆られ、初のnoteを執筆している所存です。あの日の思い出を、頭から直輸入の言葉でぶん殴って書きます。

でもね、ただの写真記録係の人間が、感想とかをつべこべ語る烏滸がましさは承知しとるんです。それに野暮でしょ??!知らんけど!
だから、今回は写真撮ってみて感じたこととか、学び?とかメモを中心に綴っていきたいと思いますよ!

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カメラ選び

母校の演劇部のOB・OG達が所属する劇団ACT@SAKU。その一員の友人から演劇の写真撮影の依頼を受け、今回撮影させていただく運びとなりました。
もともと私は母校演劇部とあくたさくのファンでして、依頼が来たときは「いいんですかい???!!!」という気持ちでみちみちでした。

そうと決まったらどのカメラを持っていくかの吟味タイム。演劇なんて撮るの初めてだし、何がいいんだかさっぱりわからん。でも大好きな劇団のみなさまの演技や表情をくっきりバッチリ描写したいから…!高感度で暗いとこに強いフルサイズミラーレス、SONYのα7s+TAMRON28-200のセットにきめました。28-200は良い判断だったナ~。✌前の方の席用意してもらって撮ったけど(大感謝ハッピー)、役者さんソロ写でもいけるし全体感も写せるので幅が広がったと思うウン。メモしておく。

懺悔(言い訳)

さっきも書いたけど演劇撮影はド初。文化祭のステージ発表とかならあったけど、暗いしどういう展開か知らんしで(練習覗かせてもらったのは活きた)…結構失敗しそうやなって緊張してた。案の定、というかまじで技術が伴ってないだけなんだけど、強いコントラストや照明の色温度にあまり柔軟に対応できず、過剰な露光や高すぎるK(ケルビン)、ISOぶち上げによるガビガビノイズなど、あまりよくない状態の写真が多数になってしまった…。申し訳ない気持ち!ほんと、場数踏むっきゃないかもだけど、腕を磨こうと思いました。もっとカメラと一心同体になりたいと思いました泣

自分をプロだと思ってるとか、プロを志してるとかではなくて、折角ならば最高の写真を撮りたいという、私の凝り性が出てきてしまっただけなんです。だってだって、被写体が素晴らしいのだものッ!その素晴らしさをどうしても、かたちにしたくて!!!そういうことです。

写真のちからと”自分の写真”…

半ば上記の懺悔がしたくて今書いてるのですが…それでも、この撮影の機会は本当に有意義なものでした。私の経験値があがったし、何よりベリー最高な公演を撮影できたこと、みなさんに喜んでもらえた(?)ことがうれしかった!!

写真ってそうだよね…そういう力あるよね…何事もだけど、かたちにすることって意味のあることだよね…って思いになりました。言語化するほど深いことでもないので超感覚の曖昧な表現だけど。

言うてしまえば、イチバン優秀なのは写真機とそのメーカーで、誰だってシャッター押せばそれなりに良い写真なんていくらでも撮ることができるんだよな。
でも、だからって”誰が撮るか”が大事じゃないことなんてなくて…

なんか、個人の感覚にすぎなくて伝わりにくいレベルの話だけど…自分の中の、対象へのリスペクトとか、魅力を感じてるポイントとかは写真にしっかり反映されてる気がするんだよなア。慈しみとかも。
それが誰にでも伝わるかは分からないけドモ。

だから、写真が自分にとって、リスペクトとか応援の伝え方になってたとこにすごいしっくりきました。そんで、写真を撮っていてよかったと思ったし、私が撮ったことに意味が見いだせるのならハッピーこの上ないなと感じました。(私は自己肯定感が世界一低いというのは前提)

観念的な写真

さて、撮影技術の課題が浮き彫りなったりしたけど、全体を通してあまりに楽しい撮影だった。それはいうまでもなく、あくたさくの演劇がウルトラ最高なものであったからです。
話自体も良かったし、どんちゃんわいわいする場面とか歌唱、演出とか、そもそものキャラクターデザインとか、撮ってて楽しい要素がいっぱいでした。てか人魚ガチ歌上手いんよ。鬼のビジュいいんよ。

ひとりひとりの表情も、豊かで繊細で。ファインダーずっと覗いてたです。
それと、人物の配置によって前景ボケとか作れて楽しかった。前景の人物がおもろい顔してたり、人物の一部が写って観念的な表現になってたり。もちろん、フォーカスあってる人物への視線誘導の効果としても活きてる。
演劇写真って全体を写した平坦な写真のイメージあったけど、あーこういう奥行きのある表現もできるんだーって思いました。

ちなみに”観念的な”とは、「現実を無視して、抽象的、空想的に頭の中で考えるさま。」(コトバンク)らしいです。
そんで、観念的な写真って言うのは、たとえば対象の全体を写して具体的に描写するんじゃなくて、あえてクローズアップしたり淡白なショットにして抽象的に描写した写真だと思われます。そういう写真からは、視覚的には見えない背景とか、隠された心情とかが感じられる気がする。俳句のような感じ。
ほんで、一部しか写ってないのに人物を特定できたり、表情が見えないのに感情が想像できるっていう面白みがある。直接的でないのになんかしんみりしたりとか、裏側まで想像させられちゃう感じ?が非常に魅力的!単に美しいものよりずっと!

これでいうと、万太郎さんの足と金テープの散らかる床のショットありましたね。
演劇なのでもちろんストーリーあるし、「現実を無視して」っていうのは無理があるけど、足だけ写ってると、万太郎さんどんな表情してんのかな…とか考えちゃうデショ?それがおもろいデショ?????ね??

この写真、結構好評で(?)ほう!と思いました。
人物とシーンをばっちり写すのももちろん大事というか、演劇写真に必要だと思うのでやってたのですが、こういうちょっと抽象的な写真もウケがよいのだなと…!さすが優れた感性をお持ちの方々。
というか、観念的どうこうの以前に、普通にSNS上で使いやすい写真でもあるしネ。顔写ってないし。それ割と大事だわな。

今回は、金テープのキラキラがうまく玉ボケになったらイイナーってのと、靴かっこいいナーっていうので好奇心で撮ってみたけど、今後もこういうの含めていきたい。使用されるときのことも考慮しながら…(^^)/

別ver. シネマティックに

てかさ〜〜!元写真のコントラストとかノイズとか色が激しすぎて、加工で綺麗にするのもムズいんだ…
課題だ課題…………

おわりに

と、日記と心情を徒然なるままに随筆してまいりました。写真のことばっか喋って(主目的)、演劇の感想が全然語り足りないのですが…推しポイント多すぎるしなんか言わずもがな感もあるのでこの辺にしときます。よかったとこ伝えるのに意味があるのも承知ですがね、それは直接喋りますワ!

重ねて、この度は撮影機会をいただいて本当にありがとうございました!
私の大学の演劇部さんの撮影の話も出てて、というか、先輩がいつも撮影してたのを卒業を機に私が引き継ぐかたちなんだけど、そういうのもあって、良い経験になりました!

あくたさくも、も~なんぼでも写真撮らせてほしいとこですが、形成されてるコミュニティにずけずけと侵入するわけにもいかないので、立場をわきまえながら今後も関わらせてもらえたら…という所存です!でもご依頼あればなんなりと!二つ返事で承諾します。次回作にもうわくわく!

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最後に客観視して自分の文章を読むと、こいつ考えすぎじゃんねみたいな死ぬほど思う。ほんで読みづらい。程よい改行などコツが分からん。
自己肯定感がマントル突破するくらい低いので自分の文章ですら好きになれません。もう幸せになれないぜ。

自己肯定感低いといえば、自分を好きになりたいので良いところだけ切り取ってそこしか晒さない/そこしか目を向けない!うまくやりすごしチャエ!☆ってことを割とよくやっちゃうのですが、悪いとことも向き合って、絶えず努力できる人間になりたいです。noteが、悪いとこと向き合うための手段の一つであってもいいと思います(何言ってんだ)
深夜3時なのでこんなことも口走りますわな。

ではさようならー

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