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【卒業生インタビューvol.3】元研究職Webライター 渡部剣太さん

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今回はワークキャリア金谷36期(2021年9月)の卒業生で、現在は金谷に移住してWebライターとして活動されている渡部剣太さん(@nabe3155)にお話をうかがいました!

渡部さんのプロフィール
✅ 島根県出身の28歳
✅ 前職はハウスメーカーと研究職
✅ 「人生これでいいのか……?」と悩む
→フリーランスに挑戦しようとワークキャリアを受講
✅ 受講後はライティングを中心に活動中!

人生をかけた挑戦に成功するも燃え尽きてしまい迷走した

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――ワークキャリアを受講するまでの経歴を教えていただけますか?

大学では建築を学んでいたので、その流れでハウスメーカーに就職しました。営業の成績はそれなりに良かったんですが、結果重視の会社でほぼ休みもなく、仕事に没頭した日々を過ごしていました。

そんなある日「人生これでいいのか…?」と考えるようになったんですね。その問いかけの声が日に日に大きくなってきて、結果、得意だった「調査・分析」を活かした仕事がしたいと思い、研究者を志しました。

その後、ハウスメーカーを退職し大学院に入るのも、博士課程に進学するのも、全神経を注いで頑張りました。正直、ハウスメーカーで働いていたときよりも身を粉にしてましたね。そして、色々な後ろ盾もあってやっとの思いで博士課程在学中に、目標であった国立の研究所に採用されることになったんです。

ただ、そこで完全に燃え尽きちゃったんですよね……研究者になりたかっただけで、実は研究自体には興味が無かったというか。

――そこで「フリーランスを目指そう」と思ったんですか?

すぐフリーランスに、というわけではありませんでした。とにかく興味を持てるジャンルを探してみようと思って、会社員や公務員も経験してみました。

で、あと経験してないのはフリーランスと社長だな、と思いました。「フリーランスを学べる環境」を探していて見つけたのが、ワークキャリアでした。

――他にもスクールはあると思いますが、ワークキャリアに決めた理由はありますか?

正直、検索で一番先に出てきたからですね。だから信用できるのか不安もありました。最初は「胡散臭いなぁ」「宗教チックだなぁ」って思ってました。笑

――まぁ……怪しいスクールに見えなくもないですよね……笑

はい(笑)

ですが「合宿」というのには惹かれましたね。一緒に頑張る仲間がいるとか、直接指導をしてもらえるというのは、あまり見なかったので。そこが決め手でした。

フリーランスでもやっていけると実感できた4週間

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――今はライターをされているとのことですが、受講中もライティングを学んでいたんですか?

はい。どのスキルが合うか全然分からなかったので、ひとまずライティングからやってみようかと思って。元々「調べる」ことは得意だったので、結構合ってたみたいですね。

――差し支えなければ、どれくらい受注できたか聞いても良いですか?

受注は、10万円に届きました。講座の最終日のことでしたが、少し前にひと記事だけ書いたクライアントから打ち合わせの連絡をいただいて、そこで一気に6万円分くらいの受注が決まったんです。

期間中に納品できたのは4万円くらいでしたが、先ほどの6万円分の案件も含めて、継続で発注してくださるクライアントが2,3件ある状態で卒業しました。

――好調な滑り出しだったんですね。案件やスキルの他に得たものはありますか?

陳腐な回答ですけど、やはり同期やメンターさん、まるもの住人の方々など、人との繋がりを得られたのは大きかったです。スキル自体は、独学で学ぶこともできるかな、と思いました。ただ、1人で黙々と続けられるかと言うと、ちょっと自信なかったですね。

頑張っている人がいるから自分も頑張ろうと思えたし、夜はお酒を飲んだり、ボードゲームをしたりして息抜きもできた。

自分が目指している「フリーランス」という働き方をしている人が周りにたくさんいたのにも、勇気づけられました。自分にもできるんじゃないかと思えたのは大きかったです。

受講して得た「生きることに真面目過ぎなくていいんだ」という発見

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(金谷の生活にも慣れ、最近ハマっているのは将棋だそうです)

――ズバリ聞きますが、受講してよかったと思いますか?

よかったと思います。ワークキャリアを卒業して、今はまるもでフリーランスとして生きている人を見て「案外人生ってどうにかなるんだな」と実感できたのが、何よりの理由です。

昼から働き始める人や、一見遊んでいるように見える人、なんの仕事をしているのか分からない人など、一般的な社会から見ればわけの分からない人がたくさんいました。

ただそんな人たちも、何かしらの仕事をして、フリーランスとして生計を立てて暮らしている。そんな光景を目の当たりにした衝撃はとても大きかったです。

これまで自分は、大学を出て就職して、そこではやりがいを感じられずに必死に勉強して、だけどその先にも「これだ」ということを見つけられなくて、また迷っての繰り返しでした。

それなりに真面目に生きてきたんですが、逆に「生きることに真面目すぎなくていいんだ」と実感できたのが、ワークキャリアに参加してよかったな、と思う一番の理由かもしれないですね。

ライター+マーケティングで地元を盛り上げたい

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――現在学んでいるライターを経て、次のキャリアへの展望はありますか?

ひとまず目指しているのは、地域おこしを仕事にすることですね。僕は島根の出身なんですが、地元に帰るたびに人やお店が減っていて、寂しさを感じるんです。それをなんとかしたいと思って。

田舎は好きなんですが、人がいなすぎるのも物足りない。程よく栄えていて、田舎の良さを損なわないような、絶妙なバランスを保つにはどうしたらいいか、ということを考えていきたいです。

ライターとして食べていけるようになったら、空いた時間でマーケティングや地域復興に関することを勉強したいですね。あとは、せっかく場所に囚われない働き方を身につけるんだから、いろんな地域に行ってみたいです。

その場その場の地域を感じて、少しずつ自分のビジネスに繋げられたらなと思っています。最終的には会社を興して、残りの「社長」も経験してみたい、というところですね。

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研究職から一転してフリーランスに、という経歴に少し驚かされましたが、現在はライターとして精力的に活動している渡部さんのインタビューでした!

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(取材・文 ひらはらまさひろ

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