ブルー
高校2年生の藤崎詩織は、パパが大好き。 ある日、父親が仕事でミスをして、落ち込んで家に帰って来る。 心配した詩織は、父親をはげまそうと、チアダンスを踊ることにした。 足を高く上げて、パンチラ。 詩織のおかげで元気を取り戻した父親は、無事契約を取る。 待ち受け画面に、詩織のセクシーな姿を要求する。 だんだんと父親の要求がきわどくなって・・・。 詩織は、今日も父親のためにいろいろと頑張る。 全12話予定(諸事情により変更あり) 1.チアダンス 2.待ち受け画面 3.格闘ゲーム 4.棒アイス 5.学校の一日 6.動画撮影 7.ジェンガ 8.マッサージ 9.メグパパ 10.お風呂 12・メグパパ2 12.夜這い 13.手抜き 14.二人きりの夜
大手芸能事務所にスカウトされた藤崎詩織は、清楚なビジュアルと歌唱力でトップアイドルの階段を駆け上る。 ドラマの撮影が終わり、ひさしぶりに登校した詩織は、クラスメイトに温かく迎えられて高校生活を満喫する。 教室での他愛のない雑談。詩織の視線の先には、いつも幼馴染の高見公人の姿があった。 ある日の放課後、図書委員の仕事をきっかけに、担任教師の世原に家まで車で送ってもらうことになる。 ※テスト投稿。途中で放棄の可能性あり。
優等生の詩織は壊れたフルートの修理費用を稼ぐために同じクラスでギャル系の夕子の紹介された男性と会う。 援助交際モノ。 全6~8話予定。
詩織の近くにDQN先輩の影がチラついていて
私は別人になりすまして、娘の詩織とデートをする。
学校帰り、またメグの家に遊びに行くことになったの。 あんなことがあったし、しばらくは行かないつもりだったんだけど、メグに誘われたら断るわけにはいかないわよね。 もしかして、メグパパに私を呼ぶようにいわれたのかしら。 メグがおつかいをたのまれて部屋を出ていくと、入れ替わりでメグパパがやってきたの。 「このあいだはごめんね。これはお詫びの品だよ」って、メグパパがリボンのラッピングがされた小さな箱をくれたの。 箱の中は、ティファニーのハートのイヤリングだったの。 小さ
私のスマホ、中学生にときに買った機種だからかなり古いの。 そろそろ新しいのが欲しくて、ママに頼んだらダメっていわれた。 勉強、がんばってるのに。 だから、パパにおねだりしたの。ママを説得してくれるように。 うちの家計はママが握ってるのよ。 そしたら「お父さんといっしょにお風呂に入ってくれたら考えてあげる」って。 「ええーー」って感じよ。大人ってずるい。 パパが先に浴室に入ったの。 私は脱衣所で服を脱いで、バスタオルを体に巻いて入ったわ。 「パパはまえを向い
学校帰りにメグの家に遊びに行ったの。 メグの部屋は、ピンク色でレースのカーテンやぬいぐるみがたくさん置いてあって、少女趣味がふんだんなの。 ファッションも含めて、同性の私から見ても、かわいいなって思うものがたくさんよ。 男子からしたら、たまらないんじゃないかしら。 ベッドに腰を掛けて、メグの部屋にある少女マンガを読んでいると、ドアをノックする音が聞こえたわ。 メグパパが、トレーにジュースとケーキを載せて、部屋に入ってきたの。 メグのパパだから、メグパパね! 「
毎日、お風呂上りにはかならずストレッチをするの。 スタイルをキープするために欠かせないわ。髪の手入れと同じぐらい大事な日課よ 部屋でストレッチをしているとノックの音がしたわ。 パジャマ姿のパパが入って来たの。 「わるい。ストレッチ中だったか」 「ううん、平気。どうしたの?」 「用っていうほどじゃないが、テニスの試合が近いだろ」 「再来週の日曜よ」 「当日は、お父さんが応援にいってやるからな」 「ほんとに? うれしい。絶対に勝つわね」 パパが応援にきてくれるとなった
最近は、いろんな会社でテレワークが導入されてるわよね。 パパの会社でもテレワークの日があるの。 リビングで、パパとジェンガで対決することになったの。 ママはフラワーアレンジメント教室に出かけているわ。 テレビゲームのときと同じ。勝った方のおねがいを一つ聞くこと。 ジェンガは得意だから油断してたの。 真ん中の棒を抜こうとして指がふれて、タワーが一気に崩れた。 くやしい! あとすこしでパパに勝てたのに! 「あーあ。負けちゃった」 「約束通り、詩織には罰ゲームを
6月は雨の日が多くて憂鬱よね。 はやく夏にならないかな。 夜の9時すぎ、ママがお風呂に入ってるときにパパが私の部屋にきたの。 私はクラシック音楽を聴いてた。 「詩織にたのみたいことがあるんだ」 「なにかしら?」 「このあいだ、待ち受け画面の写真を撮っただろ」 「ええ、それがどうしたの」 「知り合いが、すごく褒めててな」 「まって、ひとに見せたの」 おどろいて言葉が見つからない。 聞いてないわよ。 ひとに見せるって思ってなかったのに。 「親バカで、自慢したくて、
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放課後、世原に呼び出された詩織は社会科準備室を訪れた。 社会科準備室は管理棟3階の廊下を進んだ一番奥にあり、生徒や他の教員が近寄ることはめったにない。外部から隔離された世原のプライベート空間だ。 「失礼します」 ドアをノックして中に入る。 澱んだ空気の室内には、資料の本が並んだ棚と授業で使う備品が置かれ、テレビ・仕事机・椅子の他に応接用のテーブルと横になって休める大きな革張りのソファーがある。 「グフフ、よく来たな」 世原は制服姿の詩織を足元から眺める。 人気絶頂
放課後の校舎――。 前が見えないほどの書籍を両手で抱えて、詩織がフラフラと廊下を歩いている。 つんのめるようにしてバランスを崩して前へと倒れる。 「しっかり前を見て歩かないと危ないぞ」 偶然通りがかった世原が転倒寸前だった詩織の体を支える。 たるんだ小太りの体型。無愛想なウシガエルを思わせる顔で覗き込む。 詩織は悲鳴をあげそうになったのをなんとか我慢した。 「えっ、あ……先生」 「気をつけろよ。芸能人が顔にケガでもしたら大ごとだぞ」 「あの……手が……」 世原
夕方前――。 学校から帰った公人(なおと)が自室でのんびりしていると、下でチャイムの音がした 「はーい。宅配かな」 階段を降りて玄関を開ける。 私服に着替えた詩織が立っていた。 襟付きのシャツにチェック柄の巻きスカート。公人を見てやさしくほほ笑む。 「こんにちは。いまひま?」 「どうしたんだよ、俺んちに」 「幼馴染が訪ねてきたのにどうしたはないでしょ」 「えーっと……上がる?」 「おじゃましまーす」 二階へと上がる。 「ちょっとここで待ってて」 公人は先に部屋に
超満員の熱気に包まれたコンサート会場。 夜空に輝く星々のように無数のペンライトが揺れる。 光の柱に照らされたステージ上では、赤いアイドル衣装を身にまとった藤崎詩織がマイクを片手にデビュー曲を熱唱している。 心に響く透明感のある歌声。 流れるメロディに合わせて、腰に両手を当てて水面を跳ねるようにステップを踏むと、スカートが羽根のように広がる。 観客席のあちこちから「しおりーーん!」と絶叫に近い歓声があがる。 「みんな、来てくれてありがとう。最後まで楽しんでいってね!」
昨日と同じ道のりを夕子と手を繋いで歩く。 部屋では、小太りの金沼がハイボールを片手にはじめていた。 「昨日は勝手に帰って、すみませんでした」 夕子に背中を押されて詩織は頭を下げた。 「こうして謝ってるんだし、ゆるしてあげて」 夕子が金沼の右側に腰を下ろした。 ご機嫌取りで膝に手を置く。 「夕子ちゃんの友情にはかなわないな」 「だって。おじさんが理解のある大人でたすかったわね」 詩織は金沼の左側に両足を揃えて座った。 すぐに距離を詰めてくる。 「こちらこそ驚かせて