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⚠️注意喚起⚠️最近の詐欺はここまで来ているのか…

あまりにも絶妙なタイミングで届き、その上手口がなかなか巧妙で危うく騙されるところだったので、自戒も込めて注意喚起させて頂きます。

6月上旬に、日本にいる間に予めパッキングして保管しておいた荷物をイギリスまで送ってもらうようにお願いをした。

その後無事にイギリスには届いたのだけど、手元に届けてもらうにはGOV.UK宛に色々と申請をしなければならないらしく、Parcelforceからのメールを参考にオンライン手続きをし、返事待ちの状態の中、今日の午後こんなタイムリーなメッセージが。

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冷静に考えたらParcelforceに申請番号を伝えていない上に、GOV.UKからの返事すらまだ届いていないというのに、その段階をすっ飛ばして届けに来る筈が無いのですが、ここは海外。あり得ないことなんて、あり得ない。まずはメッセージの送り主の電話番号をググったものの目ぼしい情報はなし。この時点で8:2で黒。今度は送られてきたテキストをGoogle先生にコピペしてみたら、何故かURL先に飛ばされた。

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ぱっと見は郵便局っぽい。今添付して気づいたがresechduledって何だ?とりあえずページを進めてみる。

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ここに至るまでに怪しい点は幾つもあったが、このページが出てきた瞬間、これは絶対に打ち込んじゃいけないなと直感的に感じた。そしてここからこのサイトの検証を始めた。

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まず、試しに住所欄にバズビーズチェアがある場所を打ってみる。Google Map上では臨時休業中と書かれていたのでまさか荷物はないだろうなーとか思いながら打ってみた。あと個人的にここに行きたい。(今調べたら期間限定で開いているっぽい。)

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奇遇だなあ…サースク博物館にも私と同じ個数の荷物があるんだねえ…ここで誕生日を幕末にしてみた。

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こんなでたらめな申告で届ける郵便局なんかあるわけないだろ!!と思わずつっこんでしまった。彼らは寿命も常識をも超越した無法地帯デリバリーサービスを施すつもりらしい。

もうこのメッセージもサイトも詐欺であることに間違いはないのだが、こうしてnoteのネタにするべくもう少し調べてみることにした。

まず本物の郵便局をスマホで開いてみた。私が詐欺だと疑っている方のサイトは、URLに飛んだらすぐにMissed a delivery?と強制ポップアップが開き、このポップアップを閉じたり、ポップアップが出る前に他のページに進むことは一切できなかった。

ミスしてんのはお前のスペルだろうがよ…resechduled…

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少しわかりにくいが、こうして見比べてみると、本物(上)はPost OfficeⓇと表記されているが、詐欺(下)はPostOfficeと表記されている。そして本物のサイトでMissed a deliveryでキーワード検索したところ、このページがヒットしたので、この件に関しては自分の直感が正しそうだなと確信した。

写真 3-07-21 午後8 28 03

これを読んでる方は少なくとも私よりかは賢く、こんな手口に引っかからないとは思いますが、詐欺はここまで進化していることと、resechduledでDeepl翻訳にかけたらリセッシュデュエルと訳されたことと、正しいスペルはrescheduleということを頭の片隅にでも覚えて頂けたら嬉しいです(´◉◞౪◟◉)

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