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Auth0のCEOの話で刺さったこと

Auth0を御存知ですか?

あなたがエンジニアなら、ちょこちょこ最近聞くことが増えてきたのでないか。またスタートアップとか好きな人は耳にしたことはあるのではないか。

Auth0はIDaaSという、SaaSの「ID基盤」バージョンなんだけれど、そういう説明は逆にわかりにくくなるとおもうので、ひとおもいに噛み砕いちゃうと、

要は「ログイン」とか「会員登録」とかを簡単にしてくれるサービスなのです。

とりあえずなんかサイトを見てたりネットで何か買ったりするとよく求められるアレです。

アレなんですが、基本的に、サービスやサイトを作ってる人からしたら、つくるのがとてもめんどくさいものなんですよね。

使う側からしたら1画面とかでしかないものの、裏では変な偽装が起きたりしないようにとか、色々配慮してつくらないといけなくて、ミスってたらサイトが使えなくなっちゃり見せていけないものが見えちゃったりする。すごい大事なんだけど、作る人にもわかりにくくて、他の人にはもっとわかりにくいもの、なんだけれど。

つくれて当たり前な雰囲気になるから加点されないけど、ミスってたらシャレにならんので常に減点しかされないわけですよね。

そのめんどくささや、リスクを一手に背負って、安心して簡単に作れるサービスを提供しているのがAuth0なわけです。(スゴイ!


サービスの内容はそれくらいにして、まぁ最近だと、

とか、

とか、

わりとニュースに事欠かないつよつよサービスなんですが、創業は2013年と、まだ10年も経ってない会社です。

いわゆるスタートアップが大成功しました!みたいな会社&サービスなんですよね。

で、さらに興味深いのが(ぼくが)、CEOはエンジニアだったんですよね。

こういう話に弱くて、例えば他には、

とかもあったりします。「検索」という分野で、Auth0と同じく「エンジニアが」「速く構築できて」「安全に作れる」サービス、という感じですね。

これについて書こうとすると今日はこれで終了になっちゃうので、ぐっとこらえて、本題にもどってゆきます。本題はCEOの話ですからね。まだCEOしゃべってもいない。

というわけで、Auth0のCEOが日本でイベントしたときに来日してて、ぼくはこういう開発に関するSaaSとかすごい好きなのでイベントにいったんですよね。たぶんコレ。

で、あんまり知らなかったんですが、そのときのCEOの自己紹介で、

・エンジニアでログインとかまわりめっちゃやってきて、めっちゃ大変だったので簡単にしたかった

・そもそも1度起業して失敗して、エンジニアとしてずっとやっていたけど40すぎてAuth0をまた起業した

みたいなことを知ってわりと興味を持ったわけで。


それで、懇親会の時に話をしに言ったんだけど、まぁ何言ってるのか全然わかんなくて通訳してもらいながら聞いていたら、

子供、妻、家のローン、全部あったぞ、とか言ってるのもスゴイなと興味深かったけど、何より、成功か失敗かじゃないんだと言っていて。そうではなくて、

Success or Learn

だと。そこだけはめっちゃ英語聞き取れて。

なるほどこのひとは失敗を学びにして次へ次へやってきたのね、だから年齢とスタートアップというものにギャップを感じたけどそういうチャレンジをやってきたわけねと、すごい納得したんでした。

書いてみるとわりと平易な言葉な気がしてきたんだけどw、その人のバックグラウンドとか、話している気持ちが伝わってきたりして、すごい印象的だった。わりとその時から、Success or Learnって心の中で反芻されている気がしてます。さくせすおあらーん。さくせすおあらーん。

まーこのイベントの日付だと、子供が1歳で色々と考えていることがあったんだなぁと思います。しかも確か、「いつかあなたみたいにテクノロジーで世の中に影響を与えるような会社を自分もつくってみたいんだ」、とか言っていたとおもう。あんまりに周りにそういう話しないんだけど。なので余計、響いたんだろうな当時、みたいな。

っていうのを、今一緒に仕事しているエンジニアがめちゃくちゃログイン周りに苦しんでいてAuth0欲し〜〜みたいになっているのを見て思い出したっていう話でした......

おしまい

🥺🥺🥺