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手首にからまる正体

朝、外へ出たついでに草取りをすることが続いた。
ほんの10分程度、気になるところをちょちょっと。

手首に蜘蛛の巣が引っかかったらしく、モゾモゾするのでよく洗っておいた。

ところが次の日も、また次の日も、蜘蛛の巣がひっかかってる感覚があった。

かぶれているようでもないし、加齢による感覚の異常だろうか。
やだな…。

今日は台風の影響で、突然雨がパラパラっと強く吹きつける。

窓際に腰かけると、また手首に蜘蛛の巣が…。

ああもう、なんなの!?

七分袖のシャツをよく着るからか、これまた加齢のせいか、腕のムダ毛が少なくなったと感じる。

そんなノーエステの腕を光にかざすと、3センチくらいの光る毛があった。
繊維が絡まったのかもしれないと、摘んで引っ張ってみた。
太い手首に根を張った自前の毛だった。

福毛とか言ったかな?

夫の二の腕に超ロングなのを見つけて、オエー!なんて言ってたこともあったっけ。

気になる。
でも抜くのもためらわれて。
台風の行方とともに手首の毛1本を気にしている休日。

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