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洗濯機のむこうから

20年近く使ってきた洗濯機が、ついに壊れてしまった。

今日は新台入替、早速使っている。

それにしても、重い洗濯機を動かしあっという間に設置してしまう業者さんの仕事ぶりときたら、魔法使いみたいだった。

古い洗濯機を移動させた後、洗濯パンのお掃除タイムも取ってくださる。

設置の仕事はここまで、お客さんに迷惑もかけなければ余計なこともしない。
そんなスタイルに、改めてヘェ〜と驚いた。

驚いたと言えば、もう一つ驚いたことがあった。

微妙に動かすことはあっても、20年間ずっとそこに座っていた洗濯機。
その下から出てきた物に驚いた。

ひとつは、太筆。

2人の子どもは中学卒業まで書道を習っていた。

どちらの物だったのか。

いつも洗濯流しで筆を洗い、壁を汚さないよう気をつけて干すようにと言っていた。
その太筆を、誰がいつ、洗濯機の向こうに落としたのだろう。

「どこにやったの?」
「ちゃんと探したの?」

そんな風に子どもを責める自分の声が、再生されて聞こえるような気がした。

こんなところにあったなんて。

こんど子どもたちに聞いてみようかな。

お母さんに叱られたこと思い出して、逆に責められるかも。


そして、もう一つ出てきたものが、かかとちゃん。

ずっと探していたのに、どこにもないのでもう1足買って3つを回して使っている。
忽然と消えたのが不思議だったけれど、こんなところにいたとは。

今日から、かかとちゃんは2足で稼働。


ドラム式洗濯機は今回2台目。
こんなにたくさんのメニュー要らないと思ってたけれど、ワイシャツ糊付け(昭和な人間なので)の後に《サッと槽すすぎ》いいかも。

久しぶりの家電購入で、洗剤自動投入や乾燥の違いなど、スタイルに合わせて進化してるのを実感。
手洗いは手で洗うものだとこだわっていたけれど、これからは洗濯機に任せてみようかな。

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