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世界放浪記#61 「空中都市」マチュピチュ探検

こんにちは〜!

今回はペルーのマチュピチュ!
標高2,430mに突如現れる謎に包まれた史跡。
世界遺産にも登録されていて、南米に来たからにはぜひ訪れてほしいスポットです⛰️

私が訪れようとした際、急に地元民によるデモが起こってしまったり、マチュピチュに行くのに有名なスタンドバイミールートが大変だったり、帰りは自然災害に見舞われたり😂(今度記事にまとめようかな😂)
踏んだり蹴ったりで過酷すぎたマチュピチュ観光。

色々と紹介できたらと思います。

マチュピチュへの行き方

マチュピチュへは

クスコ→マチュピチュ村→マチュピチュ

と3段階に分けていく必要があります。
かかる日数はどの行き方で行くかによります。

❶クスコからマチュピチュへ

マチュピチュに行くには、近くのクスコという街に立ち寄って行くのが一般的とされています。
こちらのクスコという街も街自体が世界遺産に登録されていて、"マチュピチュのついで" にしてはあまりに贅沢すぎるので、ぜひそちらも楽しんでみてください!

そして肝心のクスコからマチュピチュ村への行き方は……。


①歩きのみ(2泊3日はかかる)
②バス+歩き(1泊2日で可能)
③電車(日帰り可能)

という3ルートが主にあります。

私たちは ②バス+歩き のルートで行きました。
こちらは巷で「スタンドバイミールート」と呼ばれています🥰
なぜかというと、③の電車の線路に沿ってひたすら歩くから!結果この行き方で行って、本当に良かったと思っています。(楽しいし、めちゃくちゃしんどい訳でもないし、ちょうどいい)

なので今回は、スタンドバイミールートにての行き方をご紹介したいと思います。

  1. 水力発電所行きのバスを前日までに手配。

     バスでは水力発電所駅まで行けるので、そちらまでのバスをクスコ市内の観光会社にて手配します。(そこらじゅうに観光会社があるので一軒一軒値段聞きました)往復で大体1人あたり65ソル。最初は70だ、80だ言われますが割引頑張ったら65まで行けます🥰
    友達は60ソルまで割引していました😳

  2. 当日、バスにて水力発電所まで行きます。

     基本ホテルやクスコの中心地でピックアップしてくれるバス会社が多いです。
    バスの出発時刻は6時でした。乗車時間は目安として7時間くらい。
    ただこの道が、ただバスに乗っているだけなのに、想像よりも遥かにハード😂
    何故かというととんでもない断崖絶壁を通るのです。バスの横幅+1mもないような幅の道を通るのですが、崖側は今にも崩れそうな脆い砂達が積んであるだけ…🥹
    高所恐怖症も相まって怖すぎました。

  3. 水力発電所に着いたら歩け歩け!!!

     水力発電所に着いたら徒歩開始です。
    線路に沿ってひたすら歩くので地図などは不要。ひたすら線路を辿るとマチュピチュ村にたどり着きます。
    こちらの目安は3時間くらい。
    すが、これが本当に楽しい!!!

  雨季に行く人はレインコートや防水パーカーが必須です。基本雨降ってきます笑
  途中は大河を渡ったり、脆い木の板を渡ったり
ルンルンでした!
高低差はほぼないので
ハイキングに自信ない人でも大丈夫です◎

ちなみに…!

水力発電所にはご飯を食べる場所や、飲み物やお菓子を買える売店があります!

観光地料金的な感じで割高です。

15ソル
正直あんまり美味しくなかった!笑

❷マチュピチュからマチュピチュ村へ

マチュピチュ村からマチュピチュまでは、バスと徒歩での行き方が主にあります。
徒歩だと無料、バスだと片道12ドルかかります。

意外とバス会社高めなのですが、みんな口を揃えていうのは「少なくとも行きはバスの方がいい」😇
何故かというと行きはガチの登山だから…!
マチュピチュ内でも結構歩かされるので、その前に疲れてしまわないように多少高くともバスで移動する人が多いみたいです。

ちなみに帰りは下りでだいぶ楽みたいです!2時間あれば村まで下りれます。

バスのチケットの買い方

マチュピチュへのバスはマチュピチュ村内にあるチケット売り場で購入できます。こちら↓

先述しましたが、片道12ドル、往復で24ドル。
クレジットカードも使えます🙆‍♀️(手数料高めだけど)
パスポートを確認するのでお忘れ無く☑️

帰りの分はマチュピチュの入場口の近くで購入できます。
行けば分かると思います!

マチュピチュチケットの購入方法

私たちはマチュピチュチケットをクスコにあるマチュピチュのオフィスにて購入しました。
オンラインでも購入できます◎

ウェブサイトはスペイン語なので、こちらの翻訳を使って日本語or英語にすると良いです◎

Safariの左下の翻訳機能✅

私はオンラインでうまく購入出来なかったので、オフィスまで行きました。場所はクスコ市内にあって、観光会社に行くと案内して貰えました👏

ここは色々と厳しいので有名…🥲
私たちも洗礼を受けました…。
というのも、マチュピチュには学生料金があって、私の友達は日本の学生証を持っていたのですが、何度行ってもこれは学生証じゃない!💢の一点張り。
どう考えても学生証だし、英語での表記もあったのに全くみてもくれず。
結局閉店ギリギリまで粘りましたが、ダメだったので、大人料金を支払いました…。

こちらはデモの原因と繋がっているのじゃないかと、友達が推察していたので、後で紹介します。

いざマチュピチュ

マチュピチュに着いたら、チケットを見せて入場します。その際、パスポートが必要なのでお忘れ無く✅

中はとにかく広くて、とにかく高低が大きい。
迷路みたいでワクワクします!
遺跡好きな人には堪らないと思う🥳

マチュピチュとは?

マチュピチュとは古代インカ帝国の遺跡。
何故このような高地にこんなにも大きい都市が造られたかは未だに謎で、様々な説が推測されています。
マチュピチュ内にある建物は全て精密に石積みされていて、カミソリの刀一枚通らないほどだとか。
これら全て人工で造られていることが、石を引きずった後があることから等で証明されています。
あまりにも高い場所に造られていることから「空中都市」とも呼ばれています。

インカ帝国が栄えていたのは日本で言うと室町時代の頃で、その頃には日本にも沢山の建築が生み出されていたと思うと、その頃の時代の人の技術は凄いなぁ〜と改めてしみじみ。

マチュピチュ村を造った日本人!

実はマチュピチュ村を造ったのは日本人だと言うことをご存知ですか?

その名も野内与吉さん。
南米で初めて日本人が移住した国であるペルーには、多くの日系人が存在し、日本の文化(特に食文化)もあったりします。

その移民の中の1人であった野内さんは、ペルーで違法労働を課せられたりした挙句、マチュピチュ集落に定住。密林を開拓し、道路の整備、畑の開拓、水路を造り、ダムも造り、水力発電によって電気を通すなどあまりに多くの偉業を成し遂げ、現地の人々から慕われるように。
1947年にマチュピチュ村が大きな自然災害に見舞われた際には、復興にいち早く携わったこともあいまり、翌年の1948年に村長に任命されました。

さすが日本人ですね😌💖

デモについて

冒頭にある通り、私たちが行こうとした時期はデモによってマチュピチュへ行けなくなりそうでした。

そのデモの内容はというと
マチュピチュの入場券について
民営化したい政府と、このまま自分たちが売りたい地元の入場券業者が激突。
結果、政府が民営化を撤回したためデモは終結しました。

私たちが現状を見たところ、政府が民営化したい理由がよくわかりました。
ペルー人がいうにその理由は「入場券販売を正しく処理する為」だそうですが、それにプラス「入場券を売る環境が、観光客に不満を要するものだから」なのではないかとも少なくとも私たちは考えました。

マチュピチュのチケットを対面で買うには、とにかく長蛇の列に並ばなきゃいけないし、受付窓口の効率もただただ悪い。そしてとにかく観光客からお金を取ることしか考えていない(私たちが遭ったように学生なのに学生料金で受け付けてもらえなかったりのように)。

このままではマチュピチュ観光への不満に繋がりかねないので、民営化する必要があるのかなぁと思いました。

実際に行った私からしたら、あまりに入場券窓口の対応が杜撰だったもので、政府に勝って欲しいですけどね😖💢

さいごに

人生観が変わると言われているマチュピチュ。
私は変わらなかった笑

と言うか、スタンドバイミールートの冒険と、ここには綴ってない帰りの自然災害がインパクト強すぎて、マチュピチュどうでもよくなりました😅
旅ってこんなことありますよね😂
自然災害面白すぎたので今度綴れたらなぁ〜!

今回も読んでくださりありがとうございました!

😉💐


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