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【育児・親子】

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日々、親として育てられています。
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いつのまに君とここまで来たのだろう ふと気づけばもう3度目の冬

その小さき両手に落ち葉を抱えては 振り上げ笑う いのち舞う秋

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育児短歌(牧場編)

♪育児短歌(ねむり特集)

親子して目覚めてはまた目を閉じる 空気に溶けてく休日午後4時

まどろみの中でフフフ、と笑う君 ちょっと何それ可愛すぎるよ

君の布団そっちなんだが聞いている? 母は狭いよ、嬉しいけれど

寝てる君の小さなその手と手をつなぐ やさしい温もり母を寝かすの

♪育児短歌

その小さく柔らかな手でペチペチと 私を求むはああいつまでか

ある日突然 自分でズボンをはくそぶり ええいつのまにそんなことまで

バレリーナのごとく伸びやかな大の字で 眠る君いまどんな夢見てる?

なでるように優しく背中をさすりつつ 子がねむりゆくまつ毛を見てる

子の手をひく その体温を録りたくて 不器用な角度でシャッターを切る

歯の生えたばかりの子が噛む西瓜の音 小さな口からしゃくしゃくしゃくと

庭園で蚊を気にしつつひとやすみいつか君とも抹茶を飲みに

愛しき、なんでもない日々よ

朝起きると、1歳の娘がとなりにいない。 さてこんどはどこへ転がったのかと思って寝ぼけまな…

眠る子のやわらかな髪にそっと触れその湿り気に知る夏の近さよ

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ごがつ - In May

母のまなざし

【お題エッセイ】#007 七草粥

“せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ春の七草”。 こどもの頃は、この言葉のリズムがただ単純に好きだった。 何か、呪文みたいで。 母が「今日は七草粥の日だよ」といって、「春の七草、言える?」と問われると、喜んで歌いながら唱えていた。 意味なんてほとんどわかっちゃいなかったと思うけれど。 *  *  * 今日は1月7日だというので、朝ごはんに七草粥を炊いた。 土鍋でコトコト。弱火でコトコト。 炊飯器のレシピも見つけたけれど、七草