誰も行ってない永遠はこの先だ

「誰推しですか?」

オタクをしていればあいさつみたいなもんですよね。
この質問に「推しってなんですかね?」と返すほどめんどくさい人ではありません(この時点でめんどくさそうな匂いが出てるけど)。「〇〇です」とその時一番”推し”に近いメンバーの名前を挙げています。

でもやっぱり時々思うのです。
僕は本当にその人を推しているのかと。


それなりの年数オタクをしている上に浮気性なので過去を含めれば”推し”に近い存在も、「推してはないけど好き」なメンバーも結構な人数出てきます。オタクになったばかりの頃はもっと気軽に「〇〇推しです」と言ったりもしてました。

一方で、今振り返ってみても間違いなく”推してた”と思えるメンバーは2人くらいしか浮かびません。ならばこの2人に共通して言えることを考えれば僕がもっている”推し”の基準が見えてくるでしょう。


答えは「売れてほしい」です。

「推しではないけど好き」なメンバーには売れてほしいという感覚があまりありません(売れてほしくないわけではありませんよ)。この感覚分かりますかね?
“推し”に近い存在のメンバーは推すまでもなく売れてます(当社基準)。

そして、推してたのは「今以上に売れてほしい、まだ足りない、もっと売れるべきだ」というメンバーでした(売れるっていうのもまた曖昧な気がしますが)。アイドルに夢をみているのです。アイドルは偶像ですからね。

一人目の推しの時は主演映画の宣伝で監督のビラ配りを手伝ったり(なにやってんの??)、完売してないライブを必死で呼びかけたり(「ツイート見て行こうと思いました」ってリプしてきた人がいたので言ってみるもんです)しました。
二人目の時は最初のツアーで全会場に行ったり(距離バグになった瞬間)、知り合いのオタクに声をかけて興味をもってもらったり(みんな他のメンバーに行っちゃったけど)してました。

さらに、僕はことあるごとに「日向坂のオタクじゃない」「ひらがなけやきのオタクだ」と言ってきましたがこれも同じです。そして今、四期生のオタクだと言っているのも。

インターネットで調べると推しとは「人に薦めたいと思う人物のこと」と出てきました。あってますね。

そしてその上で考えるのです。
僕は推しを推せていたのだろうかと。