漢字かひらがなか
「ひなた坂46」という名前に「考えれる中で一番してほしくない選択」と書きました。発表から数日が経って改めてこれについて考えています。
この期間、オタクからのもメンバーからのも含めていろんな意見を見てきました。しかし、どれも僕の考えとは今ひとつ違う気がします。
「同じ道をたどらせるのか」
なに言ってんだ?たどるわけがないだろ。
「ひらがなは漢字のアンダーじゃなかったのに」
アンダーだっただろ。ちゃんと見てたのか?
ひなた坂46という名前だからといって僕は彼女たちの行く先に不安はまったく感じてません。それなのになぜ?
話は改名期にまで遡ります。この時の僕の気持ちはとても複雑でした。
「グループの発展のためには改名が必要」齊藤京子さんもドキュメンタリー映像の中で言っていましたが僕も同感でした。改名しての単独デビュー、喜ばしいことです。それなのに、ここまでやってきた「ひらがなけやき」の名前のままデビューしてほしかったという思いを消し去れませんでした。「みんながみんなまったく同じ気持ちというわけではなかった」。おそらく僕に近い考えの人もいたことでしょう。
それでも、「もう決まったこと、グループが大きくなっていくなら…」
自分のわがままな気持ちを押し殺して、明るい未来だけを思い描いて門出をお祝いするほかありませんでした。
あの時、そっち都合で与えられ、そっちの都合で奪われた
何よりも愛していたあのグループの名前を
どうして何事もなかったかのようにもってくることができようか
結果として改名した彼女たちのグループはここまで大きくなっているのです。
逆恨みと思われるかもしれません。
それでもやっぱり使ってほしくなかった。
僕がどんな思いで改名をむかえたか。
考えてほしかった。
あの時、新しいグループの名前が“ひなた坂46”だったら…
誤解されないように言いますが、ひなた坂46という名前は嫌いではないです。
ひらがなには見ているだけでも苦しい時期があったことは確かですが、
がむしゃらに走ってグループが大きくなっていったキラキラした日々の方が何倍も色濃く覚えていますから。
ひなた坂46と日向坂46がつくる明るく楽しい未来を疑う心はありません。
7月3日4日、パシフィコで会いましょう!