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【#パリでシンプルライフ・番外編】新型コロナウィルス、フランスで感染した話

実は、先日、新型コロナウィルスに感染しました。
療養期間は約1週間ではあったのですが、今回はこの経験を元に、これを反面教師にして、少しでも皆さんのオミクロン株対策の情報にしていただけるのであれば幸いです。

感染する前の私の状況

感染前の新型コロナにまつわる家族の状況は以下のようなものでした。

▶︎ 居住地:フランス・パリ市内
▶︎ 家族:同居(夫(フランス人)と私の計2名)
▶︎ 感染経験有無:無し
▶︎ ワクチン接種状況:計3回接種(全てファイザー製)
 ・1回目:2021年5月中下旬
 ・2回目:2021年6月下旬
 ・3回目:2021年11月末

▶︎ 直近の外出:
火曜早朝7:30頃に近所のスーパーへ買い物
土曜日にネットショップで注文したものを受け取りに近所の直営店へ徒歩で受取り(公共交通機関は使用せず)
外出していない平日は基本、自宅でテレワーク、休日は天気もさほどよろしくないということで、外出する気にもなれず、日曜日もほぼ、家事に日を費やしていたという状況

感染発覚・症状

1/24(月)

夕食後、急に咳が出ると同時にノドにイガイガとした症状を覚える。次第に、咳する感覚が狭くなり、次第に咳き込むようになる。就寝時近くになると、咳に合わせて、関節痛と倦怠感も出始め、熱を測ってみると、37.5度で、コロナ感染を疑うが、就寝時刻ということもあり、この日はとりあえず、そのまま、就寝。

1/25(火) - 1/27(木)

朝一番で、最寄りの薬局の検査場にて、検査してもらったところ、陽性判定でそのまま自宅療養へ。この時、夫も一緒に診てもらったが、夫は陰性。ただ、ここから木曜まで、微熱と咳と倦怠感と家のことをする気力を失い、ほぼ、ベッドの上で簡潔する生活状態に。。。同時にこの日を境に、寝室を隔離部屋にし、居間のソファーがソファーベッドということもあり、そこを拠点とし、部屋を2部屋隔離状態の生活に突入。

主な症状は、やはり咳で、喉が痛いというよりも、喉の違和感(痰が絡んでいるような感覚)からくる咳といった印象が強い。

1/28(金)

夫、念のため、再検査。。。この時点でもよく言われているコロナのような症状はなく念の為ではあったが、結果、陰性。。。
一方、私はこの日を境に、急激に体調が回復。咳もほぼ、治まり、関節痛、倦怠感も消える。この時点で、体が動ける。ただ、咳が治まるのと入れ替わるように、今度は、鼻づまりの症状を感じ始める。しかし、よく言われているニオイを感じないといった症状はない。まだ、何かあるかもしれないと思い、部屋の隔離はそのまま継続し、そのまま様子を見ることに。。。

咳がほぼ、治まるのと入れ替わるように、今度は鼻づまりを感じるのだが、この時のものが後々、痰となり、検査、陰性後に続く咳の遠因になっているようにも思える。

1/30(日)

夫と共に薬局へ再検査。結果二人とも陰性で実質、自宅療養生活終了。。。

症状

とにかく、咳に始まり、咳に終わるといった印象。
月曜の夜の咳の症状も、それまで、元気なところから急激に始まったので、普段、喘息などの持病がない私から見ると、その時点で異変に気付きやすかったというのが、良かったのかもしれない。

あと、もう1つ特徴的なのが、家族で感染したのは、私のみで同じくワクチン3回接種済みの夫は感染しなかったということ。

これは、今でも非常に不思議に感じているのだが、私が陽性になった当時、フランスは、最低、週3回のテレワークが義務化されており、夫の会社も例に洩れず、会社の方針で、平日全て、終日、テレワーク状態であった。

そんなこともあり、自宅で感染しないように一応、部屋は分けていたもののこれまでの過程、いくら、いきなり、部屋を隔離対策と言って分けたからと言って、感染リスクの高い環境ということは変わらないはずなのにも関わらず、結局、最後までそれらしい症状もなく、陰性のままであった。(これは、現時点でも継続中)こういうこともあるので、今回のオミクロン株は症状はじめ、ワクチン接種に伴う感染内容も個人差が大きさを感じずにはいられなかった。

我が家を1つ取って見ても、同じくワクチン3回目接種しても、私のように感染する人間もいれば、夫のように、感染せず、現在もなお、問題なく普通に生活を送っている人間もいる。なので、実は、平均的な症状が取りづらく、個人差が大きいものなのかもしれないとも感じている今日この頃である。

現場復帰後、痛感したこと

検査で陰性になってからも喉に対する違和感は、引き続き残っており、痰がずっと絡んでいるような症状がその後、4日くらい続いていたということ。現在は、かなり、症状も治まっているが、今後の必要性を感じる。

更に、感染経路は最終的に特定されたわけではなかったが、ただ、感染する前の週の私の行動を見てみても、特別、繁華街へ赴いたり、外食したり、公共交通機関で移動というものではなく、至って、ごく普通の日常生活圏内で起こったものなので、改めて、オミクロン株の感染力の脅威を感じずにはいられない。


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