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何かをするときは、いつも動機が不純。

不純な動機の方が、やる気になる。自分で思うが、何かを行動するときは動機が不純な事が多い。ぶっちゃけて言うと、煩悩の数も108では収まりきらないと思っている。

転職の時だって、「自分もあの人みたいに、休みが多い会社で働きたい!」「土日祝日に遊びに行く人を尻目に、会社に行きたくない」「もっと家でゴロゴロしていたい」等…とても不純だ。言い換えれば、欲望に忠実なのだ。

転職の面接では、上記の事を転職理由や志望動機にして正直に言うと、「福利厚生が良いからウチを受けたの?」「この人ちゃんと仕事する気あるのかな…」とかヒンシュクを買うのが関の山だ。(もちろん、ストレートには言っていないが)

それでも、「もっと条件のいい会社で働きたい」「今のままだと体力的にしんどくなるからずっと勤められる会社がいい」は、誰だって思うところではないだろうか。誰だって、幸せになりたいし、今よりももっとよい生活が出来るのなら、行動するだろう。ぶっちゃけて言うと、世の中にはそんなに仕事をしたい、と思っている人はあまりいないんじゃないかと思う。

自分の例で言うと、「もっと拘束時間が短くて、年間休日が多い会社がいい」「今やっている仕事(経験)が活かせる職種がいい」「朝礼の為に一時間前に来いとか言われない会社がいい」と言う思いがあった。

転職活動なんて面倒くさいものだと思うが、このまま何もせず我慢して職場にとどまるよりも、転職して良い条件の会社に行く為の労力を取ったのだ。

「転職出来たらもっと休日が増えてプライベートも充実できる」「今(転職前)よりも幸せになれる」「沢山旅行に行ける」と希望を捨てずに活動を進めて行った。結果、転職し休みは増えた。皆がGWや年末年始、シルバーウィークなどで休んでいるときに、少ない休日で働く事はなくなった。

他には、「異性からモテたい」「お金をもっと増やしたい」「出来る人と思われたい」とかで行動したり…。

前職では、「社会保険労務士の資格を取れば、社会保険とかの仕事もさせてもらえるし、転職でも給料あがるんじゃない?」とか思って社会保険労務士の資格を勉強していたことがある。結果、試験に合格はしなかったが、労働基準法などに少し詳しくなったので、その点ではよかった。(やっている業務で知識が役に立った)

また、異性の目を気にして身だしなみに気を遣うようになった事も、結局は自分の為(モテる、とか少しでもいい印象を与えたいとかの動機)だが、前の無頓着な状態よりはマシになっている。(と自分では思う)全部自分の為だ。

こう書くと、凄く自己中な奴だと思われるかもしれないが、これが本音だ。やる気出す時って、大体高尚な理由からではない。他の人は、私ほどあからさまに言わないが「そんな高尚な理由ばかりではないだろうな」とか勝手に思っている(本人には言わないが)

何が言いたいかと言うと、不純な動機でも行動するきっかけになればいいんじゃない?という事だ。現状に不満を抱えて何もせずにいるよりは、何かを変える原動力に変えるのもいいと思う。成功するか失敗するかはとりあえず考えずに。成功と思えるかは、人生が終わるときにどう思うかだと思う。

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