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マルシェ出店。タープテントのおすすめサイズは?


250×250のスチールテントでマルシェ出店

ハンドメイドのマルシェで、野外で出店するときに悩むのが、タープテントのサイズです。
よく募集しているのが、200✖️200または250✖️250です。
出店場所の広さにより、200✖️200のテント限定というマルシェもあるようです。

この記事は、出店先がテントの大きさを限定していない場合のテントのオススメサイズを、私なりの見解で述べてみたいと思います。


テントを1人で設営できるかが、テント選びのポイント

まず、テントの大きさをどちらにするか1番悩んだポイントは、テントを1人で設営できるかどうかです。
1人で設営出来なくても、同じ出店者さんにお願いしたら、設営を手伝ってくれるかと思います。一緒に協力し合ってというのもありだと思います。私も頼まれたり困っている人がいたら、お手伝いしていますし。その逆の場合も多々あります。

ただ、1人で設営出来るスキルはあるに越したことはないと思っていました。現場でどのような予想外のハプニングがあるか分からないですからね。
ある意味、リスク回避のための準備です。

1人で設営するためには、いくつかの選択肢がありました。
①200✖️200の小さなサイズのテントを選ぶ
②傘のように、ワンプッシュで広げられるテントを選ぶ
③軽いアルミのテントを選ぶ
250×250スチールテント1人で設営する練習をする

私のお店は、アクセサリーのように商品が小さくはなく、ワークショップも開催するためある程度広さが欲しく、また、風に強い丈夫なスチールテントが良かったので、④を選ぶことにしました。

隣のブースに侵入しないようなテントを選ぶ

どうして、②にしなかったといいますと、そのタイプのタープテントは、脚の部分は250✖️250なのですが、屋根の部分が270✖️270で、マルシェはテント同士をぴったりくっつけて設営する場合も多々あり、20センチも余分ですと、お隣のお店にぶつかる可能性もあったからです。隣のお店のブースの範囲まで侵入したらご迷惑をおかけしますからね。

明るい色の屋根のテントを選ぶ

ワンプッシュで広げるタイプで250✖️250も1つだけあったのですが、テントの屋根の色が濃いめでして、マルシェでは明るい方が商品や見やすく、お店の雰囲気も明るく感じると思ったため断念しました。マルシェ出店の様子をinstagramで投稿しているハンドメイド作家さんのテントの写真を一度見てみてください。圧倒的に明るいテントの方が、お店が明るく商品も明るくインスタ映えしています。

では、どうしてインスタ映えする必要があるかと言いますと、マルシェが開催する直前や開催中に、たいていのハンドメイド作家さんは自分のお店を写真に撮り、Instagramに投稿し、フォロワーさんに来てもらうように呼びかけます。さらに、今後の宣伝にもなります。お店のカラーが、ショップのブランドイメージにもつながるため、できるだけ影になって暗い雰囲気で投稿しない方が良いとは思います。

250×250のスチールテントを1人で設営できるようになった

250×250のスチールテントについては、練習で1人で設営出来るようになりました。ワンプッシュではないため、骨組みを広げるための練習は必要かと思います。1箇所重りで固定したら簡単に広がります。広げられたら、あとは簡単です。他のブログで1人で設営する方法を投稿していますが、1人で設営できる順序というものがあり、その順序の通りやれば問題なくできます。

ただテントの説明書には、推奨は2〜4人で設営するようなので1人設営はおすすめしません。1人で設営する場合は、自己責任でお願いいたします。他の出店者さんは、1人で設営している方もいれば、優しい旦那様に手伝ってもらっている方もいました。

マルシェによっては、自分のお店の準備で手がいっぱいな場合もある

私はといいますと、1人で設営する練習を積んでいて正解だったと思いました。といいますのは、マルシェの準備はどのお店も忙しそうだったからです。自分のお店のことで手がいっぱいの出店者さんもいらっしゃいました。

何回もマルシェ出店を経験しましたが、開始時刻前からお客さんが入ってくるマルシェ、車からブースまでが距離があるマルシェ、搬入開始時刻が遅くて開店準備の時間が短いマルシェなどもあります。逆にブースの目の前まで車が入れて、搬入から開店までゆったりと時間のあるマルシェもあります。ですので、皆でテント設営できるかできないかは、その時になってみないとわからないのが現状です。

ですので1番良い方法は、荷物運びやテント設営などパワー系のお仕事は、手伝ってくれる有能な旦那様を手配するのがベストかと思います。

まあ、テントは何らかの方法で設営出来ました前提で、どちらのサイズがオススメだと思うかといいますと、

紫外線予防に、テントのサイズは大きい方がおすすめ

私の考えは、250✖️250がオススメです。
というのは、5月初めのゴールデンウィークの時点で初夏のように暑かったのです。するとですね、商品が日差しに当たり紫外線で傷むと思うのです。

私が購入したタープテントは、豊田市のカインズで販売されていたもので、開閉するひさしがついていました。ひさしは、真っ直ぐ水平な角度にもなり、通り過ぎて行く人の頭にぶつからない高さに調整できるものでした。そのことは、ワークショップを開催して、お客様を日差しから守る役目もしましたし、同時に商品も守ってくれました。

またテントが広かったため、ひさしがない辺は、テーブルをテントの内側の方に置くことが出来ましたので、日影に商品を置くことが出来ました。これが200✖️200ですと、思いっきり商品に日差しが当たり商品が暑くなっていたと思います。

先日何らかのSNSでちょうど同じ時期だったと思うのですが、マルシェに出店された方のレジンアクセサリーが半分以上、日差しでボロボロになってしまったと投稿がありました。すごくショックで泣いてしまったと。

わかります。ハンドメイドは作るのに丁寧に作ったり、心を込めて時間をかけて作りますからね。自宅での商品管理も心配りをされていたことでしょう。大変な作業だからこそ、ショックは大きいと思いました。

突然の雨から商品を守るには、大き目サイズのテントがおすすめ

私は、何度もマルシェで野外出店を経験しています。ほとんどの野外出店はテントの設営が必要です。
野外出店というのは、写真の様に大きな屋根の下で出店できるのはレアで、ほとんどが屋根のない場所で出店します。そうしますと当然雨の日もあったりするわけです。でも、雨であっても途中から晴れる場合もありますし、今まで雨という理由で中止になったことはありませんでした。主催者さんも様々な事情があり、簡単に中止できないのだろうと思います。

そうしますと日差しと同様、からも商品を守らなくてはいけません。パラパラ雨ならまだ対応できるのですが、いきなり土砂降り雨が降ったこともありました。その場合は空が曇っているので、ある程度はザーザー雨が降るかもしれないと予測はできます。

予測可能な場合は、あらかじめテーブルをテントの内側に置いておき、商品を入れる袋やケースもすぐに取り出せるようにスタンバイしておきます。私はこれで何度か難を防ぎました。これが200×200のタープテントでは、よほどアクセサリーのような小さな商品で商品数も少ない場合なら、商品を雨が当たらない位置に配置できるかもしれませんが、それでもキツいのではないでしょうか?

雨の日に、商品が全部ずぶ濡れになってしまった出店者さんもいました。ショックを受けていて可哀そうでした。

ワークショップを開催するなら、大きめのテントがおすすめ

私は、初めはワークショップをやってはいませんでした。ところがマルシェ出店すると、断然ワークショップをやっているお店が賑わうのです。でも、ワークショップは物販に比べて単価が安いので、短時間で数をこなせるような内容でないと利益は出せません。そのため、ワークショップは他の商品を売るための客寄せだったり、マルシェの雰囲気を盛り上げるためにやる場合もあります。主催者さんも、ワークショップをやると集客ができるので、やってほしいと依頼される場合や、メッセージで知らないマルシェの主催者さんから出店依頼を受ける場合もあります。このようにワークショップは需要がありますので、マルシェによってはワークショップができるお店限定という審査条件がある場合もあります。
ですのでハンドメイド販売でマルシェ出店で活動するなら、ワークショップも自分のお店のサービスとして持っていた方が良いです。

ですが、ワークショップは工作みたいなものですので、場所を取ります。90㎝幅のテーブル半分くらいでやっている作家さんもいますが、凝ったワークショップはできません。だいたい90㎝幅のテーブル1つは必要と計算した方が良いです。となりますと、ワークショップと物販の両方をやるハンドメイド作家さんは、テントは大きめサイズが理に適っているのです。

マルシェ出店のタープテントのサイズは、250×250がおすすめ

私は最初は設営のことばかり気にしていましたが、日差しや雨、ワークショップのことも最重要事項だと、出店の経験を通して実感いたしました。ですので、練習して1人で設営できるようにさえなれば、小さなサイズのテントよりも大きいサイズのテントの方が断然おすすめだと思います。


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