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【S10最終9位/レート2163】

TN:サーチライト 最終9位
TN:Hendriks       最終33位
TN:スカーレット 最終45位



【構築経緯】
SVに入り自分が好んで使用していた対面構築を組むことができなかった。その理由として、①ステロ撒きが強すぎるが故に後発から出す襷ポケモンが弱い。②キョジオーン,ヘイラッシャ,ディンルーなどの数値暴力ポケモンが対面ポケモンを拒否してくる。
この①②に対して初手に強いポケモンとしてHB挑発エナジーハバタクカミの存在をうわっきーから教えてもらい構築を組み始めた。
HB挑発エナジーハバタクカミを初手に置くと仮定して裏のポケモンの条件として先制技を駆使しながら行動保障のあるポケモンが対面構築を組む上で必要条件だと思った。
その条件として襷枠としてSVに入って一番評価している襷パオジアンを採用した。
ステルスロックを撒かれてない場合裏から投げるポケモンとしてマルチスケイルを持ったカイリューが強力だと感じたのでいかさまダイスカイリューを採用。(当初はステロがない構築に対しても強い+キョジ絡みにも強い弱点保険カイリューを採用する予定だったが、最終日の前日にいかさまダイス型を試運転したところ革命的にいかさまダイスのほうが強かった。)
上記のハバタクカミとパオジアンは基本的にテラスタルを切らないのでテラスを切ると強い崩しポケモンとしてパンチグローブウーラオスを採用。

この4体を軸とすることとした。
ウーラオス,カイリュー,パオジアンに関しては共通して強力な先制技+タイプ一致の強力な打点+崩しができる剣舞or竜の舞を採用してる。これらの技を採用することによって相手が対面選出,サイクル選出どちらをしてきたとしても対応が可能になっている。

この四体が軸として非常に強かったので残りの2枠には受けループに勝つことができ選出画面で崩しを強要することができるポケモンと特殊アタッカーの崩し枠が欲しいと感じた。
受けループに勝つことができ選出を強要することができるポケモンとして身代わり挑発チオンジェンを採用した。
特殊アタッカーの崩し枠として眼鏡イーユイを採用した。が眼鏡イーユイを投げた試合が一方通行になることが多かったのでウーラオス,パオジアンを上から縛ることができる+たまに当たるトドロクツキやテツノカイナに強いフェアリーテラバスカーフイーユイに変更した。

構築が完成した。

対面構築を使う際に意識すること↓
・選出画面で何通りもの展開をイメージする。(選出画面の90秒が一番大事)
・常に数的有利を意識しながら戦う。
・先制技を構築段階で複数採用することによって取りこぼしをお掃除することが可能
(9/28に自分のメモに書いた内容の中で大事なところを記載しました。)

【コンセプト】
•どんな構築に対しても最低限勝てるようにする
•対面的に殴り勝つ

【個体紹介】

ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 テラスタイプ:水

図太い162(252)-x-117(252)-155-155-156(4)

ムーンフォース シャドーボール 挑発 痛み分け
HB-特化
陽気水ウーラオスのテラス水流連打瀕死率3.8%

ステロ撒きを拒否することができる上に対面ではディンルーに勝つことができかつ後投げされるカバルドンに対しても勝てる
ステロ撒きを拒否することによって裏のマルチスケイルカイリュー,パオジアンの襷を残すことが可能
この構築で一番強かった。


カイリュー@いかさまダイス マルチスケイル テラスタイプ:鋼

意地175(68)-204(252)-116(4)-*-121(4)-123(180)

スケイルショット アイアンヘッド 神速 竜の舞

S-準速キノガッサ抜き

1舞することによって縛れるポケモンがたくさんいる
ダイスを持つことによって4回は必ず当たることが可能なのが強い。
従来の龍舞カイリューの型はテラスタルしないと火力が出なかったがスケイルショットを習得したことによってテラスタルしなくてもタイプ一致の高火力を打つことができるのが偉い。
このカイリューで何度も3タテすることがあり非常に現環境で通りがよかった。


パオジアン@気合いの襷 災いの剣 テラスタル:ゴースト

意地155-189(252)-109(68)-*-80-179(188)

氷柱落とし 鬱憤晴らし 氷の礫 剣の舞

HB-特化水ウーラオスのグローブ水流連打を95.4%で耐える

霊テラス襷は言うまでもなく強い。カイリューサフゴなどに対して裏に残して剣舞する動きが強かった。
鬱憤晴らしはラスイチ甘えるカミvs襷パオになった際に勝つことができるのが偉い。
不意打ちではなく礫を採用することによって髪など様々なポケモンに対して安定択で押せるのが偉い。剣舞礫→かなり強い。



水ウーラオス@パンチグローブ 不可視の拳 テラスタイプ:毒

意地201(204)-200(252)-121(4)-*-81(4)-123(44)

水流連打 ドレインパンチ アクアジェット 剣の舞

A-特化

S-準速キノガッサ抜き(カイリューと同値なので相手のポケモンの素早さ判定しやすい)

毒テラス+剣舞が崩しとして非常に強い。(増えていたキョジなど)
この技構成だとカイリューがきつくなるが、こちらのパオジアンやスケショカイリューで相手のカイリューのテラスタルを強要できるため後発から出してスイープすることを意識した。
このポケモンをうまく使うことができてから勝率が格段に上がった。

イーユイ @ こだわりスカーフ 災いの玉 テラスタイプ:フェアリー

控え目133(20)-76-109(68)-200(212)-141(4)-146(204)

オーバーヒート かえんほうしゃ テラバースト あくのはどう

選出率は極端に少なかったが相手の構築に物理受けがいて崩すのが厳しいと感じた試合は投げていった。
この構築にクッションがいない故の拘り持ちのポケモンだったので非常に扱いが難しかった。
テラスをフェアリーにしてたのできついテツノカイナ入りやトドロクツキ入りに投げるつもりだったがこだわりを持っている故に打つ機会がなかった。



チオンジェン@たべのこし 災いのお札 テラスタイプ:悪

臆病161(4)-x-120-147(252)-155-134(252)

悪の波動 身代わり 宿木の種 挑発

S-受けループにいる遅いキノガッサ抜き

受けループ破壊する枠。
キノガッサの上から身代わりを張って挑発を押したら毎度降参された。
最終日受けループに対して3戦3勝だったのはこのポケモンを採用していたおかげである。


【最後に】

転職の都合でこの一か月だけはポケモンに費やす時間が格段に増える月だったので3ロム体制で行うなどこれまで以上に最終一位に拘ってポケモンに取り組んでいました。
最終日6時時点で3ロム1桁,8時時点で2ロム1位,3位と順調にいってたのですが最後の最後に負けてしまってこの順位で終わってしまったのは非常に悔しいです。
次1位とれるチャンスがあったら一位取りたいです。
そのためには努力あるのみ 頑張るぞ。

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