ポケモントレーナーみゆきです。

今回紹介するのは、誰もが育てたくなるカッコよさ抜群のドラゴンポケモン、カイリューです。

初代シリーズでは、わずか3ポケモンしかいない（しかも残りはミニリュウ、ハクリューとカイリューの進化前です！）ドラゴンタイプを持つ、希少なタイプです。

僕はカイリューのキャラクターデザインが好きです。
カッコよくもありながら、愛嬌のある顔、カのありそうなフォルムが最高です。

攻撃力が全ポケモン1位。
全ステータスで見ても、ミュウツーに続く2位という強さを誇ります。

「ミュウツー編」でも書きましたが、当時ポケモンをレベル100まで育てることにハマっていた僕にとっては、ミュウツーに続く2位の育てにくさでした。

レベルアップの楽しみの一つに、いつ新しいわざを覚えるかというのがあります。

カイリューは、レベル60で覚える「はかいこうせん」以外に目を引くものがないため、育てる楽しみが少なく、根気がいります。

やはり、強いポケモンは粘り強く、こつこつと丹精込めて育てるのが一流トレーナーへの道ですね！

個人的なポケモン七不思議の一つに「カイリューの覚えるわざ」があります。

ハクリューから進化するとひこうタイプが加わり、初代で表示されるポケモン図鑑には、「大きな体格で空を飛ぶ。地球を約16時間で1周してしまう。」とあります。

たった16時間で地球を回れるなんて、カイリューに乗ったらカッコよく世界旅行できると子供心に思いました。

ただ、なんとひでんマシン2「そらをとぶ」は覚えられません。

「空を飛ぶ」って言っているのに、空を飛べないとはどういうことなのだと困惑しましたが、大人になって自分で意味を解釈しました。

1周4万キロの地球を16時間で回るというのは、マッハ2の速さで飛んでいます。
そのスピードたるや戦闘機並み。

体重210キロもあるカイリューがマッハ2の速さで「そらをとぶ」をつかったら、くらったポケモンはポケモンセンターで10秒で回復する「ひんし」なんて可愛い状態では済みません。

世界旅行したいと思っていた僕も、音速を超えて飛ばれたら、どこへしがみつけばいいのか、旅行どころの騒ぎではなくなります。

そんな状況を想定して、「そらをとぶ」を覚えるのはやめておこうと大人の配慮が入ったのではないかと思っています。

それにしても、そんなカイリューより速く行動できる「すばやさ」が全ポケモン1位のマルマインはいったいどんなスピードで動くのでしょうか。
ポケモンは「しんぴのべール」に包まれています。

☆ポケモントレーナーみゆきのオススメわざ☆

せっかくのドラゴンなのに、初代シリーズではドラゴンタイプのわざはなぜか「りゅうのいかり」の1つのみ、かつ40の固定ダメージというタイプの意味がない状態。

以降のシリーズではドラゴンタイプのわざのバリエーションが増えていますが、初代ではタイプー致わざを使えないので構成をしっかりと考えたほうが良いです。

(1) はかいこうせん
カイリューの代名詞とも言えるわざで、攻撃力1位のステータスを最大限発揮できます。
使うと攻撃の反動で1ターン動けなくなるというデメリットはありますが、初代シリーズのみ相手を倒すと反動がありません。
大ダメージは必須ですが、相手が強力なポケモンではHPを全て削ることができない可能性もあるので、他のわざで20%程度はHPを削ってからとどめの一撃で使うのがオススメです。

(2) れいとうビーム
優秀なこおりタイプのわざで、わざマシンで覚えさせます。
ドラゴンかられいとうビームが出るというのがカッコよすぎます。
レベルアップで覚えるわざでは相手の弱点をつけるものを覚えないので、カイリューの「とくしゅ」の高さをいかして覚えておくのがオススメです。

(3) なみのり
「そらをとぶ」は覚えないのに、ひでんマシン3「なみのり」を覚える摩訶不思議。
何度も使えるひでんマシンの中でも、威力・命中率が高くかなり使えるわざです。
れいとうビーム同様に、カイリューから飛び出してきたら驚く通常攻撃用として覚えておいていいと思います。

(4) のしかかり
ノーマルタイプの通常攻撃用として覚えさせておきましょう。
30%の確率でまひさせるのも使い勝手のいいところです。

カイリューがレベルアップで覚えるわざで有用なのは、正直はかいこうせんのみ。
かろうじて入れておいてもいいのは、カイリューのどこから出るのかよくわからない「でんじは」ですね。

レベルを上げていけば、カイリューの破壊力ではどのわざを使っても軽く40ダメージを超えます。

りゅうのいかりは残念ながら通常バトルで活躍の場はありません。

そんなカイリューを映画に例えるとコチラ！

ドラえもんのび太と夢幻三剣士
まさかのあの人の命を救うのは、ドラゴンがポイント。
形は違えど、ドラゴンは強い力を秘めています。