見出し画像

コーカサスから中東へのバイク旅行 (その58)

2023/9/22〜25

22日
天気は快晴
昼頃までのんびりする
気温が上がってテントの中も暑くなってきたので近くの集落の雑貨屋、ミニマーケットに食料の調達と何が置いてあるかリサーチしに行く
3つの集落を回ったが、その際に1番小さな集落の入り口に軍のチェックポストがありそこの兵隊はやけに仕事熱心で、荷物のすべてを開けさせられチェックされた
そんな厳重なチェックをされた挙句に解放された後入った集落は特に何の変哲もない集落で何のためのチェックポストなのか本当に疑問だった

食料も無事手に入れてキャンプに戻り暑かったので湖水浴を楽しもうとビーチに行く
昨日ネットで調べたが、結局体に悪いと言う記事は見つからなかったので自分の中では大丈夫だと思うことにする
昨日は風が強くて波が立っていたので、波打ち際は白く濁っていたが、今日は凪いでいるので遠目では水はエメラルド色で透き通っている
いそいそと波打ち際に近づいて驚いた
波打ち際には、小さな羽虫の死骸が無数に打ち寄せられ浮かんでいる
これは、ビーチは無理だ
昨日体を洗った岩場のほうに行ってみるも、そちらも同じで湖水浴を断念する
このままへ日向にいると暑いので、テントの周りにある岩陰に入って涼む
どうやら、この辺でキャンプするときには、木陰があるところを探さないといけないようだ
しかし、昨日まで寒くて困っていたのに今日は暑いとかほんと人間て勝手ですね

ネットでニュースを見ると、アルメニアとアゼルバイジャンの衝突が始まったようだ
大事にならなければいいが

23日
せっかく湖でキャンプしているのに入れないのでは意味がないのと、住み着いてる犬のエサくれ攻撃がうっとうしくなったので別の場所に移動する
移動先はVanの町の北西にある岬
良い場所を発見
木陰もある、というか木陰は必須
直射日光に照らされると暑いのは当然のこととして、テントの中にいても暑い
目の前はビーチで水も綺麗で虫の死骸も殆ど浮いていない
さっそく貸し切り状態で湖水浴

ニュースをチェック
昨日始まった紛争は1日で終了したらしい
広い地域での戦闘にはならずアルメニアの飛び地、ステパナケルト付近での限定的な戦闘で終わったらしい
事実上、一方的なアゼルバイジャン側の勝利だったという
犠牲者は民間人10人を含む200人
この領土紛争、早く落ち着いて欲しいものだが解決までの道のりはまだまだ長そうだ

24日
今日も1日リラックス
疲れた心と体を充電
日中ずっと木陰に入るようにテントを張ったので快適
しかしこの場所、虫が多いことが判明
てんとう虫を細長くしした様な小さな虫
別に実害があるわけではないが、あまり沢山近くをうごめいていると落ち着かない
この辺木がほとんど生えていないので、貴重な木陰に虫も集まってくるのだろう
虫は夕方になるといなくなる

今日半日は、旅行の記録のまとめ
昼寝、湖水浴
夜、強アルカリ湖水浴が原因でスマホの指紋認証ができなくなっていることが発覚
恐るべし強アルカリ
でもネットで調べるとサイトによって強アルカリ、弱アルカリかの境が違う
あるサイトではph11以上が強アルカリになっているが、ウィキペディアではVan湖のph
9.8が強アルカリと書いてある
生物が生きていける限界がph10らしい
それ以上では、微生物や細菌も死滅するらしい
ちなみにこのVan湖には魚が1種類だけ生息していて、インジケファリと言うフナ科の魚で季節によっては、レストランで食べられる名物らしい
と言う位にVan湖 は生物の生きるギリギリの水であることが解った
と言うことでph11からが強アルカリでそれ以下が弱アルカリだと理解しておこう
湖水はph9.8なので弱
弱でも強に近い弱
小物界の大物、的な、、、何でも無いです
すんません😅

25日
2:00過ぎに風が強くて起きる
この日は1日ずっと強風で小雨がパラパラ降る天気
まぁ、こんな日もあるよね
というか、今までの天気が良すぎた
雨だったのは、ジョージアのメスティアで1日
それとアルメニアからジョージアに向かうときの三日間位で、後は大体天気が良かった
ほぼ快晴続き
トルコに入ってからも雨雲が湧いていて、遠目にあーあの辺が降ってるなぁと言うのは、あるがまともに雨の中を走った事はまだない
天気では、幸運が続いているが帳尻合わせに大きな不幸が来そうで怖い

この場所に3泊して気力は充電出来ただろうか?
そろそろ走らないとバイクのバッテリーがもたないかもしれない
もう水も、残り少ない
明日は此処から移動しよう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?