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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その57)

2023/9/21

7時に起きてのんびりと朝食を済ませながら、最近溜まってきた旅行記をまとめていると10時を過ぎてしまっていた
急いで荷物をまとめ始めたところに、雨がパラパラと降ってきた
いますが、止めるわけにもいかないので、そのままパッキングをして11時出発
今日の目的地Van湖まで100キロほど
また、今日も進行方向に黒い雨雲が湧いている
もっと早い時間に出発しておけばよかった

出発してすぐに峠越え
雨が降るのを覚悟して走っていたのだが、そんな心配をよそに道路こそ濡れてはいるが、たまにパラパラと雨が少しだけ降ってはすぐ止んでその間に無事峠を越える
本降りに当らずに走り抜けることができた
峠の向こう側は快晴
後を見ると、峠の反対側は黒い雨雲で覆われている
絶妙なタイミングで峠を越えられたようだ

今日も相変わらず風が強い
いくつかの集落を通り抜ける
しかし、立ってる家が皆同じに見える
デザインが全く一緒で、真四角の家ばかり
正方形の枠に屋根の四角錐を乗せただけの家だらけ
トルコ人はあまり家のデザインにこだわりがないのだろうか?
まさか全部同じ業者が立てているわけじゃないだろうに本当に判で捺したように同じような家ばかり
Van湖の17キロ手前にある滝に立ち寄り写真を撮影
そこからVan湖に到着するまでに食料品と水を補給し、目星をつけておいたVan湖北東のビーチの側に有るキャンプ地に到着
とても良いロケーションの場所
その場所には、犬が住み着いていて、母親と子犬が4匹
とても人懐っこくて可愛い

少し疲れが溜まってきているので、良い機会なので、Van湖周辺で何日か連泊しようかと思う
割高で購入したSIMを有効活用しなければならないし
しかも、データ通信の残りの残量を確認するためにインストールしたトゥルクテレコムのアプリを見てみると、75GBの他に10GBの通信料がオマケでついてきていた
その他にも750回の国内通話と、やはり750回のSMSボーナス?300GBのWhatsApp、8GBのMEBなんたらボーナス、1GBのフリーwifi などなど
アプリがトルコ語しか表示出来無い仕様なのでへ詳しい事はよくわからないけれど、これでもかと言う位の盛りだくさんなサービスがついているようだ
ちなみに気になったので、MEBって何か検索してみるとトルコ共和国国民教育省(MEB)
と出た
これが正しいのであれば、何か教育関係の通信に使えるサービスってことなのかな?
まぁなんにせよ自分には関係ない
こんなサービスを充実させるぐらいだったら、もっとSIMカードの料金やデータ通信の料金を下げて欲しい
トルコを訪れる観光客はかなり多いのに、携帯のプランが最低1ヵ月からしかないとか不便なのは何故なんだろうか?
そう言えば車両の保険も3ヶ月からだし、何も考えていない、もしくはできるだけ旅行者からお金を巻き上げようとしているとしか思えない
長くなるので、詳しい話は割愛するが、簡単に説明すると、前回の旅行でオートバイをインドからイスタンブールに船で送ったのだが、イスタンブールでオートバイを港の保税倉庫から引き取るのに400USD巻き上げられている
名目上は荷物の保管料としていたが、インドからトルコに船でオートバイを送るための料金が500USDでそれを港で受け取るためだけに400USDでは割に合わなすぎる
その時もいろいろ動き回ったが、結局は金を支払う以外に解決策はなかった
トルコと言う国は昔から文化や物の行き交う交差点に位置していて、そこを通る外国人の商人から通行料を取って栄えてきた
それは今も変わらないと言う事なんだろう
トルコ人は紳士だとよく言われるが、お金が絡むと話は違う
うかうかしていると、お人好しな日本人はおケツの毛まで抜かれちゃいますよ

テントは張り終えた
強い風が吹いて湖畔は波が立っている
しかし、もう体を洗いたくて我慢ができない
周りに人気がないことも確認
岩場を降りて全裸で、湖水につかり体を洗う
なんだかやけに肌がぬるぬるする
それに湖水がやけに塩辛い
そう、Van湖は塩湖だった、、、洒落じゃ無いです、はい
それに今日知ったばかりだが、地元の人と話していてVan のことをワンと発音するようだ
まぁそれはいいとして、ちょっとさっきから気になっているのだが湖水に漬かる高さの岩が何やら真っ白に変色している😨
ここで体を洗って大丈夫なのか?

少し、、じゃなくて大変気になったので、早速ネットで調べてみる
Van湖は塩湖で水質はph 9.8の強アルカリらしい
強アルカリ?
人体に影響は?
調べてみたが、特に人体に有害だと言うような記事は見つからなかった
というか、魚が住んでいるらしいので、すぐさま、健康に害が出るようなこともないと思う
思いたい
とりあえず今日はもう寝る

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