「前向きな力を引き寄せる場所」 インド出身クルーから見た子ども食堂
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「居場所のいばしょ」ポラリス森下には学生から社会人まで、様々なボランティアクルーがいます。
今回はボランティアクルーの1人、リーパさんのお話です!
活動のキッカケ
なぜポラリスで活動することになったのか尋ねられたら、私はこの言葉を借りて答えます。
「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ。」(パウロ・コエーリョ「アルケミスト - 夢を旅した少年」)
私は日本と日本文化が大好きで、いつも、もっと日本社会のことを知りたいと思っています。
私の知識はすべて、本や教室では得られない、日本社会で生活する中から知りえたものです。
20年前に来日したその日から、よそ者だと疎外されたことはなく、歓迎されているからこそ、私もともに過ごせるよう最善を尽くしてきました。
私はさまざまなグループや組織でボランティア活動をしていて、メインで活動しているのは「みんなで多文化交流 in江東」というところです。
こども食堂については以前から聞いていたので、どうしたら参加できるか気になっていました。
そんな私を、みんなで多文化交流 in江東のボランティアとしても活動している上野さんが、ポラリスでの活動に誘ってくれたのです。
ここでの活動初日、自分に何ができるか分からず少し緊張していたのを覚えています。
みんなで多文化交流 in江東のもう一人のボランティア、ゆきさんの存在で緊張が解けました。
ポラリス森下でのできごと
カフェに入った瞬間、すべて杞憂であったことがわかりました。
代表の宮川さんもシェフも、メンバー全員が私のことを何年も前から知っているかのように接してくれたのです。
本当に温かく、素敵な雰囲気で、とてもポジティブな環境でした。
私たちは前世から繋がっていたのでしょうか?まるで家にいるかのようにリラックスできる不思議...。
なんどか子ども食堂を手伝っているうちに、カフェに行くたびに感じる独特の感覚がなんとなく理解できるようになりました。
メンバーの平等意識、無私無欲、そして社会のために協力したいという想いこそが、カフェを「居場所のいばしょ」(誰もが自分の居場所だと感じることのできる場所:私の解釈)にしているのだと思います。
ポジティブなエネルギーがすべてここに集まり、より多くポジティブさ、「前向きな力」を引き寄せると同時に広げているのです。
「私には夢をみる権利がある」 リーパさんが願うこと
誰であれ、どんなときにおいても、人生で孤独を感じるべきではありません。
ポラリスのように、くつろぎたいときにいつでも行ける場所があればいいのに、と思います。
私にはいつもたくさんの夢やアイデアがあります。
まず、カフェポラリスを毎日オープンして、週末を待たなくても人の温もりを感じられるようにしたいと思っています。そして、私が住んでいる大島地区にも同じようなカフェが欲しいと思っています。
実現は難しいかもしれません、でも私には夢を見る権利があります。
私たちが本当に望んだとき、宇宙全体が協力して夢を実現するために助けてくれるのですから!
「居場所のいばしょ」は現在、土曜日のみの稼働です。
できる限り、いつでも気軽に立ち寄れる場所にしたくて、模索しています。
必要な方に届きますように
スタッフ一同、そう願いながら日々活動しています。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
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