生意気娘・その後🇰🇭【スーパースターを目指すカンボジアの若者たち】第34話
🇰🇭タタ、その後
スーパースターを目指して、
最初にケンの芸能事務所来た女の子・タタ
タタは英語の勉強に専念するため、芸能事務所を卒業しました
その後
得意の英語を活かし、地元シェムリアップで旅行会社に就職したタタ。
でも、コロナ禍で会社の仕事はなくなって、今は、ネット販売だとか、いろんな仕事をしながら生活しています。
ケンやレナにとって、出会ってから10年の歳月が流れても、タタはいつまで経っても14歳の少女のまま。
「ええっ、もう24歳⁉︎ウソだろ。」
「彼氏できた?」
「ウフフ、それが、彼氏できたの。34歳の韓国人だよ」
ケンは、タタの前では“昭和のガンコ親父”になってしまいます。
「34歳⁉︎ 20歳も違うヤツと付き合ってんの⁉︎」
「だから、私はもう24歳なんだってば!」
ケンとレナは、タタの彼氏に会うことになりました。
「気に入らねぇなあ、10歳も年下のカンボジア人と付き合う男なんて」
「まあまあ、あの子が選んだ人なんだから。優しくしてあげなよ」
“ケンとレナは10年前から私のことを知ってて、お父さんとお母さんって感じなの”
そう紹介されてガチガチに緊張した韓国人のタタの彼氏は、緊張のあまり自分をこう紹介しました。
「初めまして!ぼ、僕は。。。タタの“ガールフレンド”です!!」
小さくて、賢くて、お転婆で、勇敢で、素直で、最高に可愛い
リッチじゃなくても生活に困らないお金を得られる大切さを知っている女の子!
タタは、ケンに習った「絵」を毎日描き続けていて、SNSに投稿しています↓
実は、この物語の挿絵にも、いくつかタタの作品があるのよ。
これから、もっと絵の勉強をしたいんだって。
韓国のアートスクールに行くのに推薦状が必要だとかで、
「ねぇ〜、ケンお願い!推薦状書いて〜!」
「仕方ねーなー!」
というやり取りが聞こえてくるわ。
これがタタ姉さんの「その後の物語」です。
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