🐍月食サロス128番の旅 35/70(3)


ヘリオセントリックのつづき



冥王星を見てみよう

赤色アスペクトが多い図ですが、冥王星は赤に関係しません。緑色は30度だから、12分割、2・3系統です。

 冥王星 ♋4:A cat arguing with a mouse. [ネズミと議論する猫]

このサビアンを聞くとトムとジェリーを思い出しちゃうのですが、トムとジェリーは1940年が初作で、エルシーさんは1938年にお亡くなりになられているから、トムとジェリーのほうが後でした。
猫なんだから一方的にネズミなんてやっつけたらよさそうなものですし、ネズミにしたってさっさと逃げたるのがよさそうですが、この2匹は議論しちゃうわけです。ふたご座で身につけたお喋りを発揮したいのでしょうか? 全ネコ連、全ネズミ連からは除名にでもされそうな行動ですが、それによってネコ・ネズミ連合なんてできたりすると、おもしろいことにもなりそうです。
そういえば第一次世界大戦でした。連合とか同盟とかって、元はネコ・ネズミみたいな間柄でも、議論の結果今回は協力しあいましょう、みたいなことなのかもしれません。


冥王星と土星・海王星の30度、水星とも微妙に30度?

 土星 ♌4:A man formally dressed and a deer with its horns folded. [正装した男と角を刈られた鹿]
 海王星 ♌5:Rock formations at the edge of precipice. [絶壁の端にある岩の塊]

♋4も♌4も、対比した組み合わせを抑え込んで動かなくしているみたいな感じもします。4の十字で止めているみたいな。dressed、folded させられたものたちが、arguing している進行形。議論中は手をだすんじゃないぞ、と釘をさされているような。

オーブ広めにすると、冥王星は水星とも30度かな?
 水星 ♊2:Santa Claus filling stockings furtively. [密かに靴下を満たすサンタクロース]

そうなると、この水星はひそかに密約を交わしている感じにも見えてきます。水星と冥王星で方向性を決めていく。


ここでちょっと、最近やってみたいことを試しにやってみようと思います。

相対角度でのサビアン

みたいなことです。冥王星から見た土星の角度&土星から見た冥王星の角度だったり、冥王星から見た水星の角度&水星から見た冥王星の角度みたいなことです。
図で見たほうがわかりやすいかな? こんな角度ってことです。

 冥王星から見た土星♈30: A duck pond and its brood. [アヒルの池とそれが育む子供たち]
 土星から見た冥王星♓1: A public market. [公共の市場]

 冥王星から見た海王星♉1: A clear mountain stream. [清らかな山の小川]
 海王星から見た冥王星♒30: The field of Ardath in bloom. [アーダスの咲いている野原]

 冥王星から見た水星♒28: A tree felled and sawed. [倒されのこぎりで切られた木]
 水星から見た冥王星♉3: Step up to a lawn blooming with clover. [クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる]


♈と♉の境い目、♒と♓の境い目あたりになるのですが、ひさしぶりに12サインチャクラを持ち出してみると、前アジナと後アジナの入口あたりで何か作業をしているような、冥王星、海王星、土星、水星です。

アジナチャクラってなんだろな?と、よくわかってないんですけども、ちょっと検索してみると、第三の目とか、視床下部とか、脳下垂体とか書いてありました。
なんか判断基準みたいなのを決めていくみたいなところなのかな?2番目ですしね。まずは上下とか、光と闇とか、向き決めをしていったり、逆に決めた向きをリセットしていったりするのもしれない。「こっち!だったんだけど、やっぱこっち!だわ」みたいな、まだガッチリ決まっているわけでもなさそうな感じもします。


いい具合に育ったからと出荷されるアヒルの子供ですが、市場での価値は出してみないとわからない。市場ですからね、時期とかで変動ありそうです。

清らかな小川が流れてくる先には、清らかな花畑がありました。と書いてからふと「水清ければ魚棲まず」というのを思い出したのですが、まったくの清らかな水よりも、何か養分が混ざった水の方が植物はよく育ちそうな気もします。まあこれは地上の植物の話ですね。天上にあるようなアーダスの野原なら清浄な水の世界で完結しているのでしょう。山の小川はずっと山にあって、下界のことは知らない。理想的な美しい世界がありそうです。
でもまもなく、土星はこの上を通過して、さらに先へと進んで行きます。海王星も先へと進み、冥王星との角度を広げていくことでしょう。

冥王星と水星の角度では、けっこう対比的なサビアンの組み合わせです。これから育ちつつあるような柔らかなクローバーと、充分に育った硬そうな木が倒され切られています。でもなにか未来を見ているような雰囲気もあります。天上のアーダスの野原から、地上のクローバーの野原へ。この地面で何かをしていくしかない、と未来を見ている。木も何かに使うために切ったのでしょう。家でも建てるのかな?


相対角度なんてどうなるんだろう?と思いながら書きましたが、わりとどうにかなりました。けっこう面白かったですし。


今日はこれでおしまい。
次は赤アスペクトに突入してみようかな。




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