美容院でみえた自分の大切なもの
先日初めての美容院に行った。
いつも行く美容院は2ヶ所あるのだが、家から1時間前後かかる場所。自分がいっぱいいっぱいなのもあり、時間を確保して予定を組んで予約して……という行為をする余力が全くなかったので、家の近くの病院に行ってみた。
雰囲気が良さそうなお店&近いというポイントだけで選んだ場所。近くに美容院があってよかったと思った。
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いざ行ってみたら綺麗な場所。雰囲気は悪くない。
でもカット&カラーの時間はすごく冷静で淡々としている時間だった。
いつもなら少なからずどこかでうきっ♡としたり、るん♩としたり、気分が上がるものだ。それがなかった。
美容師さんは私を見ておらず髪を見ている、私を見ておらず時間に追われている、私を見ておらずルールをみている。そんな感じがした。
私を見てほしい訳では無いのだが、美容師さんはどこを見て何を思って髪を切っているんだろう?と思った。
いつも行くところの美容師さんたちがいかに丁寧か、人を見ているか、髪や施術にプライドとリスペストがあるのかを感じた。髪に関わるところを愛している人達なんだなぁと感じた。
今回行ったお店といつものお店は、そもそもお店の立ち位置が違うはずだから比べるのはお門違い。この短い時間でカットもカラーもしてくれるなんて凄い。それでも、だからこそ、違いがはっきりと見えて、私が何を求めていて大切にしたいのかが見えたのだ。
ジャキジャキと切られる髪を見て、あぁ悲しいな…と、自分が切ることを望んだにも関わらずそんな気持ちになっていた。
美しくなるため、より良い状態にするために切られているのではなく、短くするならここは要らない。そんな風に切り捨てられているように感じたのだろう。
切られる髪にまで同情している自分を通して、自分を大切にするためには誰にどんな風に扱ってもらいたいのか、そのためにどんな選択をするのか、そこから自分を大切に扱うことは始まっていることに気づいた。
丁寧に扱ってもらえたあとは気分がいい。自分を丁寧に扱う時間のために美容院に行っているのかもしれない。
結果ではなくその時間全てを味わい豊かな時間を過ごすことが、私にとって心が開放される時間のようだ。
目の前の人と共に過ごす時間として関わってくれている人たちがいるから、私は豊かさを感じれているんだなぁ。関わってくれている皆さん、ありがとう🕊✨
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誰かに大切に扱ってもらう。それもとても大切な時間。
でもそれと同様に、そしてそれ以上に、自分で自分をそれくらい大切に扱っていい。自分で自分をおもてなししていい。心が軽くなり喜ぶ時間を与えていい。
今のわたしは、"自分で自分を"となると難しいと感じてしまうけど、それでも自分を大切に扱うことは何よりも大切なことだと思う。
愛するわたしへ。
豊かな時間と心安らぐ時間をプレゼントしよう。
💐🤍🫧💫
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