南天

初めまして。南天(なんてん)です。物語を作ります。 将来の夢は、おばあちゃんになっても…

南天

初めまして。南天(なんてん)です。物語を作ります。 将来の夢は、おばあちゃんになっても物語を作り続けること、そして自費出版。 よろしくお願いします。

マガジン

  • 南天の雑多note

    南天のこと、思っていること、南天の日常など。小説以外の記事をまとめました。 ちなみにヘッダー画像はセブンのカフェラテと青空。雲ひとつない空にカフェラテがよく映えています。

  • 【第5章】猫に飼われたヒト 人間と猫 

    創作小説『猫に飼われたヒト』第5章をここからまとめて読むことができます→ 人間の使っていた言葉の表と裏。どう使うのが正しいのか、猫たちは葛藤する。そして動き出すフルーメンと、人間を使った生体実験が世間を騒がす。

  • 【第4章】猫に飼われたヒト フルーメンへ

    創作小説『猫に飼われたヒト』第29回〜をここからまとめて読むことができます→人間研究所主任のフルーメンは苦悩していた。突然失踪してしまった憧れのアウラ元所長。彼を探しフルーメンが辿り着いた真実とは…

  • 【連載中小説】イーリータウンの花 まとめ

    創作小説『イーリータウンの花』をここからまとめて読むことができます🪻

  • 【第3章】猫に飼われたヒト 教育実習

    『猫に飼われたヒト』第3章をここからまとめて読むことができます。あらすじ→小学校の先生になるため、教育実習に挑むアド。そこでは子どもたちにまで人間への偏見が広まっていた。なんとか人間に対する意識を変えたい…!そんなアドが考えた作戦とは?

最近の記事

風化。 泣き寝入り。 完全敗北。

    • 初タイムラプス

      どうも、南天です。 ふと思い立ってタイムラプスなるものを撮ってみました。 非常に見にくい。次描くときは改善しますね。。 ちなみに、執筆中小説『イーリータウンの花』の主人公ハルです。

      • 【創作小説】猫に飼われたヒト 第40回 揺らぐ午後のコーヒー

        数日後、グッダはミントを喫茶店に呼び出した。 「ホット二つ」 「話ってなあに?」 「…分かってると思うが…」 「…ここ、懐かしいわね。初めて私があなたを連れ出したのがこの喫茶店だった。その時もコーヒーも頼んで…ああ、あの日は暑かったからアイスコーヒーだったわ」 「……」 「あのお友だち、レックス…先生よね?人間絶滅仮説で有名な」 「…そうだ」 「良かったわね」 グッダはミントの顔を見た。ミントは眉を下げてグッダに微笑んでいた。 「あなた、大学に勤める前から

        • 話を作る時、キャラクターの抱えてる過去まで考えないと浅くなっちゃう気がしている。キャラクターが動くんじゃなくて、作者に動かされちゃう。と私的には思います。

        風化。 泣き寝入り。 完全敗北。

        • 初タイムラプス

        • 【創作小説】猫に飼われたヒト 第40回 揺らぐ午後のコーヒー

        • 話を作る時、キャラクターの抱えてる過去まで考えないと浅くなっちゃう気がしている。キャラクターが動くんじゃなくて、作者に動かされちゃう。と私的には思います。

        マガジン

        • 南天の雑多note
          25本
        • 【第5章】猫に飼われたヒト 人間と猫 
          3本
        • 【第4章】猫に飼われたヒト フルーメンへ
          9本
        • 【連載中小説】イーリータウンの花 まとめ
          2本
        • 【第3章】猫に飼われたヒト 教育実習
          10本
        • 【完結小説】オヒシバさん まとめ
          9本

        記事

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第39回 決意のモーニングコーヒー

          大学のカフェスペース。レックスがカウンターからカップを2つ、テーブル席に持ってくる。 「まあ、コーヒーでも飲んで落ち着くといいさ」 「ありがとう、レックス…」 「朝から大変だったな」 「騒がせてすまん」 「いや、いいんだよ。それにしても、困った人だね」 「……」 グッダの別居中の嫁、ミント。グッダは数年前に結婚したのだが、彼女の浪費癖、浮気性、虚言癖を理由に、結婚してすぐグッダが別居を決めたのだった。 「あいつの言葉が真実だったことは今までひとつもない。俺は散

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第39回 決意のモーニングコーヒー

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第38回 グッダの嫁

          アニマーリア大学人間学部棟。 朝早くからグッダは自室で論文の添削を行なっていた。 ドアをノックする音。 鍵を開けてドアを開いた途端に抱きつかれる。 「久しぶりグッダ〜!」 「おい…!職場には来るなってあれほど…!」 「近くに用があったんだもの〜たまにはいいでしょ?」 「近くに用?どうせ朝まで呑んでただけだろ…酒臭い」 「えへへ〜」 別居中のグッダの妻、ミントだった。 ---------------- 「元気そうね」 「…お前もな」 「あのさあ…」 「

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第38回 グッダの嫁

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第37回 曇天の下の希望

          というわけで、フルーメンは初めてキッチンに立つことになった。 本棚から料理本を取り出してきて、簡単に作れそうなものを選ぶ。 人間は雑食だから、なんでもいいだろう。だが、適量、ひとつまみ、キチンと計量できないものの単語の羅列に悪戦苦闘。 「初めての一人暮らし」という料理本を棚から引っ張り出してくる。 (適量ってどれくらいだ…?ひとつまみ?そんなの猫によって量変わるだろ…) フルーメンは顔をしかめ、本を閉じた。 結局コンビニで食料を買ってきた。それを人間に与え、一息つく

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第37回 曇天の下の希望

          アイスコーヒーにスーパーカップのバニラを入れフロートにします。スタバのアフォガードフラペの味がします。暑い日にぴったりです。

          アイスコーヒーにスーパーカップのバニラを入れフロートにします。スタバのアフォガードフラペの味がします。暑い日にぴったりです。

          夫に食べられるのは悔しいので、食べられる前に全部食べてやりました、チョコパイ

          夫に食べられるのは悔しいので、食べられる前に全部食べてやりました、チョコパイ

          当時小学生だった私は少しだけ足が速くて、運動会の徒競走で男子3人と走ることに。結果ビリで、涙するほど悔しかったなあ(笑)

          当時小学生だった私は少しだけ足が速くて、運動会の徒競走で男子3人と走ることに。結果ビリで、涙するほど悔しかったなあ(笑)

          何度も観ている映画『かもめ食堂』

          どうも、南天です。 何回観ているか分からない「かもめ食堂」。 そういう方、多いんじゃないでしょうか。 はっきりとした起承転結がなくて、いい意味で平坦。起伏がない。だからこそ飽きがこない。何かの拍子に観たくなる映画。 憧れの街、フィンランドのヘルシンキが舞台。 カフェ アアルトで口ずさむガッチャマンの歌。 このカフェ行ってみたくて、調べたら京都にあったそうなんです。今はもうないけど… ブルーベリージュース飲んでみたかったな。 サチエさんが営む小さな食堂。ブルーの壁紙

          何度も観ている映画『かもめ食堂』

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第36回 給仕係

          研究所にて。 「今日からお世話になります!給仕係のキャロルです。雑用でもなんでもやりますので、どうぞよろしくお願いします!」 研究所にはヒソヒソ声が響き渡った。 なぜ急に給仕係というものが設けられ、猫が一匹新しく入らなければならなかったのか。 ティオ「おいメガネ。これ、一昨日急に決まったんだって?」 メガネ「はい…そうですよ…」 ティオ「しっかり見惚れちゃってんじゃん…」 ティオ「先輩は…」 絶望的な表情をしているネイサン。 「さ、業務開始だ」 レックスがぱ

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第36回 給仕係

          どうも、南天です。 春は苦手な季節です。春が好きな方ごめんなさい。 何かが始まったり終わったり、なんか寂しい気持ちがします。 高校に入学したての頃、1番前の席にも関わらず、どうしても眠たくて眠たくて仕方がなく、しょっちゅう授業中寝ていました。 見かねた化学の先生は怒るよりも心配し、私の担任の先生に報告しました。担任の先生からも心配されました。 別になんてことなくてただ眠たかったのですが、今思えば疲れていたのかもしれません。 疲れますよね、新学期、新年度、新生活。

          アイコンに他の方の写真をお借りできるじゃないですか。私の場合、物語の舞台やワンシーンに合う画像を使わせてもらっているのですが、物語が映像としてリアルになった感じがして、わくわくするのです。ありがとうございます。

          アイコンに他の方の写真をお借りできるじゃないですか。私の場合、物語の舞台やワンシーンに合う画像を使わせてもらっているのですが、物語が映像としてリアルになった感じがして、わくわくするのです。ありがとうございます。

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第35回 もう1人の人間

          フルーメンは唖然とした。 「助けて」 メスの人間。それは体も身につけている衣服もボロボロで、大粒の涙を流していた。 「…まさか、そんな…」 そして、フルーメンは人間の背後に倒れている猫の足らしきものを見つけた。 慌ててそれに駆け寄る。するとそれは。 アウラの死体だった。 「アウラさん…!!」 アウラの死体の頭部には、何かで殴られたような痕があった。 「君は…君が…やったのか」 この状況から、そう考えるしかなかった。すると人間は膝から崩れ落ち、泣き叫び始めた

          【創作小説】猫に飼われたヒト 第35回 もう1人の人間

          むせて鼻からカフェラテが出ました。

          むせて鼻からカフェラテが出ました。