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6.バズるための絵を描いた方がいいの?

気づけば今日で6つ目の記事になりました。
段々何を書こうか悩み始めたので、他のフリーランスやイラストレーターさんの記事や投稿を見つつ、テーマを模索しております。
今日はバズるための絵について話そうかなと思います。

絵を描き始めた時まず最初にPixiv、Twitter(X)を始めました。まず人に見てもらう必要があるのと、自分の絵に対して世間はどう反応するかが気になったからです。その後Deviantart(海外版Pixivのようなサイト)、Instagram…と他のSNSでも投稿し始めました。
そして最近気づいたのは日本国内と海外での反応に結構差がある時もあるんだなと。

Twitter等ではあまり反応がなかったものでも、Deviantartでは運営側にも届いてアワードを頂いたりすることが何度かありました。

つまりSNSによって見ている人達が変わるので、反応も変わる場合があるということです。(もちろんどちらでも反応が多かったり、少なかったりする場合もあります)

私は絵を描き始めたころ、まずは人に見てもらう必要があるのと、何より描いていて楽しいことから、二次創作を中心に活動していました。その中でも人気なキャラをよく描いていました。その方がバズりやすいし、多くの人に見てもらえると思ったからです。ですが、それを追求し続けた結果、精神的に病みました。

「この人の方がバズっている」、「この人の方がいいねの数が多いから、私の絵よりこの人の絵の方が素晴らしいってことか」と他人と比べるようになり、自分の絵を純粋に見ることができなくなってしまいました。

そしていわゆるバズりやすい絵の構造、描き方で描くようになってしまったんです。当初は「こうすればバズるんだ!」と思えましたが、段々「本当はこう描きたいんだよなあ」と自分の描きたいものが浮かび、バズる絵は描けなくなりました。そして何よりみんなと同じ絵を描いている自分に嫌気が差したのです。

バズることだけ考えれば人気なキャラでこういう配色で…とパターン化されます。でもそれって本当の自分の絵と言えるんでしょうか。
もちろん多くの人たちに見てもらうことで仕事に繋がることもあるでしょう。でも仕事に繋げたいのなら自分の絵で勝負するべきで、クライアント側もそれを望んでいると思います。
そして何よりパターン化された絵でバズることで反応する人たちはそのキャラのファンが多く、アートディレクターさんや、もっと経験のある人たちは別の視点で見ていることが多いと思います。


バズることはあなたのイラストを多くの人に見てもらえるチャンスではありますが、自分を見失うまでにバズることを追求してしまったら本末転倒ですよね。「自分だけの絵」を今一度見つめなおしてみることも大事かなと思います。(もちろん自分にも言い聞かせてます…笑)


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