見出し画像

国語で全国1位になる方法(完全版)


はじめに

有料版では、無料版で概要しか語っていない部分の詳細な説明に加えて、
「子どもたちを本気にさせる簡単な工夫」や、「文章を読んだだけで問いの答えが分かる方法」をお伝えします。

私が最も重要だと考えているのは、生徒が自発的に目標に向かって走り出すことです。その状態を作るために、できるだけ簡単で、達成感もあり、上達も実感しやすいカリキュラムを、塾のカリキュラムとは別に、自分なりに考え実施しています。その内容をすべてお伝えします。この独自のカリキュラムを実施していることで、私の生徒の9割は駿台偏差値で65以上です。(生徒の5割は駿台偏差値40台スタート)当然、最難関高校の入試では合格者平均を超えて国語が得点源になっています。

【国語学習すべてにおいてのルール】
意味のわからない単語は必ず辞書で調べる

※完璧にやり出すとキリがないので、最初は意味をまったく想像もできないような単語から始めるのが良い。

①漢字検定2級まで取得する


期限:中2が終わるまで

目的:語彙を増やす
(入試の難しい文章を素早く読むため)

なぜ漢検なのか?

・入試と同じ「合格・不合格」の緊張感を味わえる。

・達成感を得やすく、上達している実感がある。

・生徒の管理をしやすい。
→生徒数千人の漢字検定の結果から得られた確かな基準(後述)があります。また、私の手間を省けるということは、余った力を生徒の学力向上の他要素に振り分けられるということに繋がります。これは親が子を管理する、生徒自身が自己管理をするときも同じことが言えます。

最難関高校に余裕を持って合格するような子は、ほとんどが中1の間に2級まで合格しています。

【方法】 
まずは受験する級の問題集(なんでもよい)をひと通り解く。

9割以上(180点以上)取れるまで繰り返し過去問を解く。語彙を増やすことが最大の目的なので、ギリギリ合格ではなく、9割は取りたい。

※注意
漢字だけではなく、すべての学習の基本ですが、間違えた問題にチェックを入れて、翌日、3日後、翌週等、時間を空けて、「間違えた問題だけ」解き直しするというのが基本スタイルです。できるものを繰り返し解くというのは、小学生のうちは自己肯定感を高める上で意味があるかもしれません。しかし、中学生になってそのような、ただ気持ちよくなるためだけにする勉強では成績は上がりません。マルつけは学校等で指示された時だけに行い、基本はバツつけをしてください。今、自分ができないものを目立たせて確認するのです。

できれば5級の過去問から始めて→4級の問題集→4級の過去問→次の級へという順番が望ましい。

今まで担当した数千人の生徒にこの方法で漢字検定を受験させています。そこから得られた【確かな基準】は以下の通りです。

ここから先は

7,334字

¥ 50,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?