半演劇日記-10

明けましておめでとうございます。
昨年は各方面でお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年の振り返りをしようと思ったけど、今は引き続き『センの夢見る』で頭がいっぱいでございます。ぜひ見に来ていただきたいです。

12月。台本の第一稿を上げて宮崎玲奈さんに演出してもらってリーディング公演を実施して、それからもずっと台本のことを考えています。というのも、日々、自分の考えていることに変化があり、発見があり、そうすることで台本に込めた思いを再検証してまた反映させていく、ということを続けているからです。

少し早めに台本を完成させているとこんなことができるんですね。自分でも驚いています。それが「面白い作品」「面白い上演」につながるかは別問題だと思っていますが、作品に相対するスタンスの違いは上演で感じてもらえるのではないかなと思っています。

トーナメント戦ではなく、シーズン戦に挑もうとしている感じと言えばいいのでしょうか。12月に10日ほど稽古をして、年末年始をこうして休んで、考えていると、また、ああしてみよう、こうしてみようが生まれてきます。

美術打ち合わせも年末に2度行いました。そこから受けたものも大きかったと思います。これからの1ヶ月と少し。よりよい作品づくりに費やせそうです。夢みたいです。自分にとってとても恵まれた環境を今は作れていると感じます。

どんな届き方をするかわかりませんが、精一杯、伸ばせるだけ手を伸ばしてみようと思っています。短い期間の上演となります。ぜひお時間を作って見にいらしてください。一緒に空間と空気を作れたらうれしいです。

チケットぴあ(Pコード:521-085)
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2327763

東京芸術劇場ボックスオフィス
https://www.geigeki.jp/ti/


能登半島地震の被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。一刻も早く安心と安全が訪れますように。

いただいたサポートは、活動のために反映させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ほそかわようへい/演劇カンパニー ほろびて 主宰/劇作、演出/俳優/アニメライター