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『TWO WEEKS』/アマプラ、ネトフリを梯子しちゃった件

「TWO WEEKS」Amazon primevideo見放題が9月末で終了すると『つぶやき』で知ったのは9月29日。
1日で10話はさすがに無理かな…と諦めたものの、少しだけ観てみようと思ってしまった。
30日は午後出勤だったこともあり1話〜3話くらいまで観たらもう止まらない。
少し急ぎ足で見どころを確認しながら進み最終話はしっかり観なくてはと仕事から帰り23時過ぎから見始めた。
結末は知っていたものの23時50分になっても終わりそうにない…え?!観ていたのは9話だったのだ。
時すでに遅し。24時を過ぎ配信は終了。
そんな時に思い出したのが次女の言葉「10月だけNetflixに加入したんだ〜」まさか配信してる??
検索したら9月末終了の予定が配信延長とのこと。
4話から改めて観たのは言うまでもない。


リアタイ以降はじめて観る「TWO WEEKS」
とても新鮮だった。
殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が娘の骨髄移植のドナーになるために逃げ続ける、父性愛をテーマにした2週間の逃亡劇だ。

逃亡する結城大地はほどよく日焼けして細マッチョ、はなちゃんを見る愛おしい眼差し、美しすぎるチンピラ(笑)。
そういえばこんなシーンあったなと思ったのがおばさまとの一夜で小遣い稼ぎ… そりゃああんなにイケメンいたらお店のスタッフじゃなくても指名しちゃうよね。


第3話ゲストの倍賞美津子さんとの共演についてコメントしていた。

さらに、かねてより共演してみたいと考えていた大女優・倍賞さんとの共演については感慨ひとしおだったようで、「かつて先輩から『良いキャストと芝居をするためには、自分が良い芝居をするしかないんだよ』って言われたことが心に残っていて、自分自身『まだまだだな』って思いながらも、一生懸命やっていれば良い人たちが集まってくれると信じながらやってきました。そういう意味で、今回、いつか芝居をしたいって強く思っていた倍賞さんとご一緒できたことは、『頑張ったね』『今まで続けてきてよかったね』と自分自身に言ってあげたい経験でした」と、胸の内を明かしました。

カンテレ「TWO WEEKS」トピックスより

誰よりも謙虚に、頑張りすぎだよ…

それぞれの優しさが心に沁みる演技だった。
倍賞さんの「生きていればどうにかなるさ」、やはりこの手のセリフにどうしても過敏に反応してしまう。

このドラマでは憧れの黒木瞳さんとの共演もあったりと、とても大切なドラマになったのだろうな。

30歳を目前に初めて父親役を演じる三浦春馬さん。「毎日の撮影が、これまでの自分が感じたことのない感情との出会いです。戸惑う瞬間もありますが、日々全力で撮影しています」三浦春馬さんの言う“感じたことのない感情”とは、来泉ちゃん演じるはなに対してどうしようもなく溢れる“父性愛”のこと。「来泉ちゃんと一緒に過ごす時間はしびれます。演じる前はここまで首ったけになるとは思いませんでした。実は二人で撮った写真があるんですが、携帯の待ち受けにしました」と告白!

カンテレ「TWO WEEKS」トピックスより

携帯の待ち受けにまでなったはなちゃん、可愛いのはもちろんのことその演技が本当に素晴らしい!!
当時8歳くらいだと思うのだけれど、少し小柄なのかな?私の子育て経験だと小学生ってあんなに抱っこしなかったなぁ。
はなちゃんと大地パパは撮影ではもちろん、待ち時間もお膝に座ったり、抱っこされたり、「Fight for your heart」踊ったりと常に寄り添ってて、少しヤキモキしたの思い出すな。(オイオイ…)

はなちゃんと大地パパ、両手の親指を立てるポーズの2人はなんて可愛いのか、大地パパの表情が堪らなく素敵で。
はなちゃんの描く「山と太陽と海」のお話にはウルウル。
心配そうにパパを覗き込むはなちゃんの目元や眉は春馬に似ている。
骨髄移植中のはなを見ながら「俺の骨髄がはなの中に、なんか不思議だな」って…
ママの好きなところを聞かれて
「ママはパパの全てを受け入れてくれた、良いところも悪いところも」って、まるでKinky Bootsのローラを彷彿させるセリフ。

最終話ははなちゃんのやりたかったサッカーとキャンプに行くことを叶えてあげて、はなちゃんに誇れるようなパパになるまで時間がほしい(ハグ)。ってな感じだと記憶していた。
が、そのあと主題歌と共に明るい陽ざしの緑の中を歩く後ろ姿、はなちゃんの「パパ」の声に振り返り微笑む…
ここは全然覚えてなくて、急な展開と表情に少し理解に困った… 月日が経ってからの再開?!
あー、演出を読みとれない自分が嫌になっちゃうな。

共演者にはこの作品前後でご一緒した方が目についた。
「ダイイング・アイ」の柿澤勇人さん、「天外者」の森永悠希さん、「ブレイブ」の鈴木仁さん、少し若い頃になるけど「進撃の巨人」の三浦貴大さんなどなど。
俳優さんって再共演なさる時は思い出話しとかするのかな?とか、そんなことは沢山あるからスルーだろうかとか考えたりして。

主題歌
「Fight for your heart」
FNS歌謡祭でのキレッキレのダンスと高音の魅力に驚いたことを思い出す。
間奏での”手をヒラヒラ”させニヤッとするあの数秒で多くのファンが倒れそうになったに違いない。(笑)

「罪と罰」の頃のビジュアルが大好きだけど、ソウルや台湾の時に醸し出していた大人の余裕を感じさせる優しい表情の春馬はイケ散らかしすぎ!!
なぜ日本でもファンミーティングしてくれなかったのーーーーー!!
「TWO WEEKS」のインタビューでは今回のドラマで父性愛が芽生えるという貴重な体験ができて良かった、これからはまだ演じたことのない医療系、警官、弁護士など社会派を匂わせるような役にもチャレンジしていきたいというようなことを言っていた。
それはみんなが願っていたことだよ、それと悩ましいくらいのラブストーリーとか、、、
本当見たかったな。

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「TWO WEEKS」が放送されたのは2019.7.16〜9.17
2019年は目まぐるしく忙しかったのでは…
1.9〜2.1 「罪と罰」
3.16〜「ダイイング・アイ放送」
4.16〜5.12/5.19〜28 「Kinky Boots」
7.16〜「TWO WEEKS放送」
7.24「FNSうたの夏まつり/Fight for your heart」
8.7「Fight for your heart 発売日」
8.10、11「大阪、東京にて発売記念イベント」
8.28「ソウルドラマアワード2019/アジアスター賞」
8.29「TWO WEEKSのPRのため台湾へ」
8.30「台湾にて初のファンミーティング」
12.4「FNS歌謡祭/Fight for your heart・言えないよ」

8月以降「太陽の子」 「天外者」 「コンフィデンスマンJP」「ブレイブ」の撮影、1年通して 「せかほし」 
ドラマ前後には番宣兼ねて沢山のバラエティなどにも出演していた。
他にもっとあったかな?これだけ多くの作品のための準備をするとなると、精神的にも体力的にも無理が生じるのは当たり前なのだろうな。

昨年のコロナ禍以降、色々な面で打撃を受けているエンタメ業界。
事務所を退所して独立、パニック障害や適応障害などで活動を一時休止する芸能人の報道が多々みられる。
どうかこれ以上悲しい想い、悔しい想いが増えないように心身を大切に輝いてほしいと思う。

なんだか結局「TWO WEEKS」そっちのけな終わりになっちゃったけど…
演技もビジュアルも大人春馬を堪能できる素敵な作品、何度でもまた観たいな♡