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カレーパンフィリングについて考察


ご覧いただきありがとうございます。

カレーパン&スパイスカレーのお店
あおぞらカレーパンです。

今日はカレーパンフィリングについてです
試作を重ねる中で出てきた疑問点、作りたいカレーパンフィリングに近付けるための記録です

多くのパン屋さんの
カレーパンフィリングは?

まずカレーパンのお店を開くにあたってできるだけ多くのパン屋さんのカレーパンを食べています

ほとんどのパン屋さん、コンビニなどで販売されているカレーパンのフィリング(中のカレーの事です)は食べるとヌタっとしたカレーになっている事が多い

これはおそらくパン屋向け業務用製品のフィリング、カレーフレーク、カレールーを使用していると思います。

パン屋の業務は多忙で1からカレーを作るのは中々難しく仕方のない事なのかもしれません

こうした既製品は流通させる関係もあり食品表示をみると多めの油脂や保存料を始めとした添加物が入っている事がほとんど

子供たちが大好きなカレーパン

できるだけシンプルな材料で作りたい

スパイスカレーはシンプル

カレーパンのお店を開くと決める前から本を参考にスパイスカレー作りにハマり自分で食べる用に作る日々



はじめて読んだのは印度カリー子ちゃんの
『私でもスパイスカレー作れました』

今でも参考にさせてもらってる僕のバイブル的カレー本

この本でも書いてあるように
スパイスカレーって実はシンプル

玉ねぎ、トマト、にんにく、生姜、スパイス4種、塩、少量の油、水分、メインの具材

このシンプルな材料で作るカレーが

実に美味しい



スパイスの組み合わせ、メインの具材を変え様々なスパイスカレーを作る

『スパイスカレーをカレーパンにしたい』

そんな思いが沸き上がってきました

スパイスカレーをカレーパンに

パン生地を作り、残ったスパイスカレーでカレーパンを作ってみることに

ユルすぎて包めない

このままではユルすぎて包めません


そこで煮詰めて水分を飛ばしてから包むことにしました

はじめて作ったスパイスカレーパン


味は明らかに普通のカレーパンとは違う物に

しかし

スパイスカレー=スパイスカレーパンではない

普通のカレーパンとは明らかに異なる味

しかし

ご飯にかけて食べる味と比べるとスパイスの香り、辛さが明らかに薄くなっていました

なぜ??

おそらく追加で煮詰めた事も関係しているとは思いますが

パン生地の香り、油の匂いなども関係しているのかな

試作を重ねるうちに分かってきたこと

スパイスカレーのレシピから作る場合

スパイスの量は1.5倍から2倍に
とくにパウダースパイスは増やすことで粘土がつくので包みやすくなります

塩は味を見ながらですが同様に1.5倍~

肉を使う場合は使用する半分の量のスパイスと塩、水分、油を混ぜ揉み混んでおくとよさそう


まだまだスパイスカレー、味、の世界は奥が深そうです。

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