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メタスピード Paris スカイvsエッジ 試走比較レビュー

東京マラソン直前に発表になり、EXPO先行オーダー組には届き始めているメタスピードのParisシリーズ
今日からアシックスラン東京丸の内でレンタル開始という情報を入手したので、金曜夜の皇居ランナーで賑わう前に仕事を早上がりして試走比較してきました!

レビュアーのスペック

コロナ禍&在宅勤務での運動不足解消のためにランニングを始めたので趣味歴としてはちょうど4年くらい。初マラソンは2022年の東京マラソンでちょうど2年前。今シーズンはレース本番を上手くまとめられず、マラソンの自己ベストは2023年の東京マラソンで出した2:48:23(3’59”5/km)のまま…。
30kmは1:51:56(3’43”9/km)
ハーフマラソンは1:18:42(3’43”8/km)
タイプ的には軽量のピッチ型、接地はフォア寄り。ピッチ数はレースペースだと200spm前後まで上がります。
次戦のボストンマラソンに向けて一番強度を上げている時期なので直近7日間は137km、前日にLT変化走12kmを含む31km。状態的にはフレッシュではありませんでした。

Metaspead Edge Paris

ストアと皇居の間は緩急つけた適当なペース
皇居2周はキロ4

柔らかくモチっとした感覚で、足からカーボンプレートまでの間にFF Turbo+がたっぷりあるからかカーボンや接地のダイレクト感は少なめ。
トゥー側の反りが深め?で、接地を真下に置いてあげて体重を前に送ってけば自然と推進力を得られます。
リラックス感を重視して走った登り坂でもペースコントロールしやすかったのと、下り坂でもクッション性があって脚が守られている感じがすごく良かったです。

Metaspead Sky Paris

設定は同じにしないと比較できないので、
ストアと皇居の間は緩急つけた適当なペース
皇居2周はキロ4
エッジに揃えました。

一番最初に感じたのはカーボンプレートの突き上げ感。足にかなり近いところにカーボンが入っているからめちゃくちゃ主張してきます。
カーボンプレートをしっかり踏んでバーン!って跳びたい人にはすごく向いてるのかも?
フラット区間でペース維持するのも、坂を登っていくのも、全体的に出力感が求められる印象で、これをフルマラソンで使うとなると脚力に自信があることが大前提になりそうですが、爆発力はスカイの方が確実に高いと思います。
(自分的にはフレッシュな状態ではなかったこともあって正直かなり足へのダメージがきてました…)

どちらがいいのか?

これは完全に趣味の領域なので、好きな方を履けばOK!では気合い入れてレンタル初日にレビューを書いてるのに雑な結論すぎるので、個人的な印象で言いますと、
エッジはクッション性で守られながらも無理なく推進力を得られる感覚なので距離としてはマラソンに、コース的にはアップダウンのあるところにも向いてます。
スカイはしっかり踏んでいけばかなりの威力を発揮しそうなので、非公認トラック5000mとか、ロード10kmとかでは期待大!大半がフラット区間になる河川敷ハーフにも向いていると思いますし、42.195kmずっと踏み続けられる人には東京マラソンのコースにも向いていると思います。

どっちを買うのか?

今シーズンはVFN%3でフルマラソンを走ってきましたが、どうにも自分に合わない感覚があり、新しいシューズを試しに行くことは必須。そして、次戦にして今シーズン最後になるボストンマラソンはひたすらアップダウンが続くかなりハードなコースです。
登りではリラックス感を重視して、接地と体重移動だけで前に進んでいきたい。下りでは足の消耗を極力抑えるためにクッション性があると嬉しい。そして、軽くて、小気味良くピッチを刻めるシューズが理想。
ということで、Metaspead Edge Parisを買うことにしました!オンライン販売開始初日にオーダーします!

最後にランニングダイナミクスのデータも貼っておきます。1枚目がエッジで2枚目がスカイ。ほぼ同じですが、強いて言えばスカイの方がむしろ接地時間短めに出ていました。

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