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キャバクラに嵌る気持ち少しわかった

私自身がお酒が得意でなく、そして職場周りでお酒好きな人が少ないこともあってか、会社勤めになると経験すると思っていた「いいとこ連れて行ってやるよ」とキャバクラなんかに連れていかれることもなく、それなりの入社年になりました。なので、私のキャバクラやスナックに対する知識は龍が如くで得た知識くらいなのですが、そんな私でも先日ふとキャバクラに通い詰める人の気持ちがなんとなくわかった気がしました。多分、きれいな女性と話したいという思いと同じくらい、「誰かに話をとにかくしたい、聞いてほしい」なんじゃないのかなと。

同期にしか気軽にはけなかった「愚痴と弱音」

会社勤めを続けていると、否が応でも同期が減っていきます。一身上の都合であったり、転職であったり。それ自体はさみしいながらも、次のステージに移る同期を応援したい気持ちが強いのですが、同期が去って少ししてから気づいたことがあります。「最近弱音はけてないぞ」と。

同期仲が特別いいというわけでもないものの、やっぱり入社年という共通点があったためか、愚痴や不満というのを話す相手は決まって同期でした。先輩とは少し年齢も離れて立場も違い、愚痴がそのまま私に評価につながる可能性もあるとちょっと遠慮してしまいます。一方で後輩に愚痴を吐くのは、なんとなくみっともないことみたいな思いがあってできず。気づくと愚痴をはける相手がいなかったんです。

こんな状況になって「社内外で気安く話が出来る人がいればよかった」と反省しきり。家族にも愚痴を吐きすぎるのも何となくよくない気がして、思った以上にモヤモヤがたまっていったようです。そんな自分を振り返って「とにかく誰でもいいから、話を聞いてほしい」という感覚が腑に落ちました。おそらく私がお酒を飲むことが好きだったら、間違いなくキャバクラに通っていたことでしょう。

悩み相談も投資も分散が大切

投資は暴落のリスクに備えるためにも「分散」が推奨されます。そして、悩み相談というのも、相談先を分散するべきでは?と気づきました。

例えば家族には何でも相談できるというのは素敵な家族関係かもしれません。それでも、同じ会社だからこそ、同じ業種だからこそ理解してもらいやすい悩みもあるはず。そして、常に愚痴を聞く家族の負担も考えると、悩みや愚痴を吐ける窓口は複数持っておきたいと思います。

キャバクラのようにお金を使わずとも、悩みを言いあえる関係を作れたらば、今より少しだけ息を抜いて人生を渡り歩いていけるのではないかと期待するばかりです。

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