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No.8 英語のライティング力の付け方

【Preface】

Hi guys, how are you today?

昨日のシェアメイトとの筋トレで裏腿が絶賛筋肉痛中の柑橘です。さらに今週からZUMBAが帰ってきたので調子に乗って、青空の下で1時間踊り狂ってきちゃったもので、疲労困憊の結果、今日はだいぶゴロゴロを満喫しておりました。「何もしない日」に罪悪感を抱くことなく楽しめるようになったのも、ケアンズにきてからの嬉しい変化です。

午前中からなんとなく流しておいた紅の豚を結局最後までガッツリ観て、また昼寝。ふっと目が覚めたらシェアメイトからお昼作るから食べよーとLINEが入っていて、3人でボロネーゼうどんを堪能。おうちから出ない最高の休日。

とはいえ、流石にご飯も作ってもらって自分はベッドでのんべんだらり、を丸1日することもできず、こうして夕方からリビングでパソコンに向かっているわけですが。

【Question】

てことで、今回もいただいた質問に私なりの見解を伝えさせていただく所存です。
でも先に言っとく、魔法みたいな手法は多分伝えられません。ごめんね。

私は、子供の頃から英会話のスクールに通っていたので、
何故かスピーキングは喋れますが、spellが書けないし、文章も書けないのですが、どうしたら英語の文章を書けるようになりましたか?

Makiさんより

とりあえずしゃべれるけど、書けん!

という、ちょっと日本の英語学習者の中では珍しい類の英語力をお持ちの方のようです。

【Who Am I?】

え、これを書いてる柑橘ですか?私も特殊っちゃ特殊なタイプに入るんでしょう。講師経験も含む、学校英語の叩き上げ文法力を、持ち前のおしゃべり力に掛け合わせている「割としゃべれるけど聞き取れない」タイプです。洋楽とか洋画をめっちゃ観て練習した、なんてこともないので、日常英会話でのスラングとか熟語に弱め。
ただ、「間違えたらどうしよう」みたいな恐れとかを全部心理学なんかも学びながら克服してきたので、会話ではもうそこまでビクビクせずにいられます。自分ではパワーゴリラタイプだと思っています(どんなん)

読み書きに関しては、うーん、そこまで精読を鍛えてないし、英米文化学科卒と言っても、卒業論文を英語で書いたわけでもないので、一言で言うなら
できないとは言わないけどできるとも言えん。
みたいな感じでしょうか。

今回いただいた質問の「書けない」が、どのレベルなのか、また何を書けるようになりたいのかが明確ではないので、全体的なライティングの鍛え方をお話ししてみようと思います。くどいようですが、ライティングの専門家ではありませんので悪しからず。

【How To Improve My Writing Skill?】

私が実際にやっていた方法をご紹介しておきます。

気に入った文章(記事)を全文写す。できれば手書きで。

私はリスニングが弱かったので、なるべくディクテーションからやっていました。1文を構成する文法の他に、構成のためのルールみたいなものがあるので、それを身につけるにはやっぱり模倣が一番かなと。

試験対策とか、もっと効果的に強化したいなら、写した後に自分も同じテーマで書いてみる。具体的にすると、

  1. テーマに沿って書いてみる

  2. 模範解答を全文写す

  3. ②と同時に私の文章と構成が違うところを比べる。
    ⇨私が使えてない表現や構文、語彙なども一緒にチェックする

  4. 自分のものを③を参考にしつつ書き直す

  5. 添削してもらう

  6. 添削してもらった完成版を再度全部書く

こんな感じ。最近は人間に添削してもらわなくても、DeepLとかChat GPTとかあるので、一人でも進められるのが便利ですね。
高校生3年生の冬休みに、英語科教員室に通い詰めて添削してもらっていたのが懐かしいです。冬休みだって言ってんのによくもまあ毎日毎日付き合ってくれたなぁと思いますが、昨今の学生はそんなことする必要もないんですね。いいんだか寂しいんだか。

基本的に考え方が脳筋と同じなのもので、「できるようになりたいならコツが掴めるまでは反復練習しかないよねぇ」みたいな諦めの境地におるのです。

上のやり方を、ビジネスメールでもTED talkでも、ネットの記事でもX(旧Twitter)の投稿でも、気に入ったものをできるようになりたいカテゴリー内で繰り返していきます。

ここで大切なのは、作業になってしまわないことと、きちんとしたフィードバックを受けること
小学生の漢字練習みたいに、回数をこなすことが目的になってしまい、肝心の「観察と分析」ができなくなってしまうと、この効果は半減します。だから、基本的にはある程度英語力のついた(文法なんかが一通りはわかるようになってきた)大人の学習者におすすめしています。

このやり方だと、「これは自分からは出てこない表現/語彙だな〜!」と言うものを見つけやすいので、表現力をつけるのにも役立ちます。

【Spelling】

コメントにもあったスペルに関してですが……
目的によってはそこまで正確に書けなくても良い時代になっているのでは?
というのが正直なところです。気分を悪くされたらごめんなさい。

誤解のないようにお話ししておくと、私個人は、いまだに日本語で手書きのお手紙をやりとりする友達もいますし、できるだけ機械に甘えずに自分で書ける状態で居たい派ではあるのです。

ただ、日常の言語の活用場面を思い返しても、圧倒的にデジタルでのやりとりが主。手書きの文字を使う場面って、生活の中で本当に少ない気がするんですよね。だから、手書きのテストを受験する予定がある、とかでないなら、発音からなんとなくのスペルだけわかっておいて、あとは機械に修正して貰えば良いと思います。

もし、私と同じでできるだけ自分で書けるようにありたいのであれば、発音とか接辞の規則を学ぶことをおすすめします。あとは、前の章でお伝えした模倣を手書きにするだけでも、多少はスペルを正確にするのに貢献できるかと。

機械ではなくても、人間の脳は普段の会話なんかも勝手に補完しながら処理しているので、こんな面白現象もありますしね。

【Postscript】

今回の記事はあまり参考にならなかったかもしれません。結構王道だと思うし。ライティングに限らず、「学習」に関しての私の考えを置いておきます。

・インプットが足りていないもののアウトプットはうまくできない
・信頼する人からのフィードバックは必須

1つ目。
体験がただの経験や知識ではなく、自分が使いこなせる知恵になるまで、それなりに時間がかかるものだと思うし、そのもどかしい期間を経ないとえられない満足感とか達成感ってあると思います。「質量転化の法則」なんてのもありますしね。まずは量。アウトプットって、溢れるように自分の中から出てくるものだから、そもそも自分の中に何も溜まってなかったら、出てこないんじゃないかな、と。そういう意味では、真似って最高のインプットですね。そもそも「気に入った文章」を見つけるまでに、それなりに文章を読まないといけないから、インプットも兼ねられるし。

そして2つ目。
フィードバックをもらうのって、自分の弱みを晒すようで恥ずかしい時があります。できるだけ「優秀な自分」でいたい人とか、あまり挫折してこなかった人にとってはなおさら避けたいステップだったりする。1つ目にも通じるんですけど、転び慣れてない人ほど、そして転ばない時間が長くなるほど、転ぶことへの恐怖が増して、どんどん転ばない道だけを選ぶようになっていっちゃう。どちらかというと私もそのタイプでした。フィードバックを避けたくなるのは、いいフィードバックをもらえる機会が少なかっただけで、あなたのせいではないかもしれないのにね。

上達のために、恥を捨てられるか。自分のプライドを守ることも、カッコ悪いと思っても、不慣れでも教えを乞うか。別にどっちも正しいと思います。結局は、自分がどうなりたいかとか、どうしたいか、って話だから。人に頼らずに独学で上達する人だってたくさんいるからね。

私の場合は、幸か不幸か、速く上達するためなら恥も外聞も無い、みたいな、「かっこいい人たち」にたくさん刺激をもらえたので、できないことはできる人に聞いて真似するのが一番早いな。というスタンスになりつつあります。まだカッコつけたくなっちゃうこともあるんだけど、そうやって意地はってカッコつけてたとき、どんな結果になったかを思い出して、私が「良い」と思う方向に向かう勇気を掴むようにしています。

ぶっちゃけてしまうと、要はなんでもいいんです。
あなたが思いつく中で一番良いと思えるあなたで在れるなら。
私がお手伝いしてるのは、その「一番いい」を見出すこととか、
「一番いい」を「誰になんと言われても大丈夫」に強くすることなので。

ぐずぐず語っちゃってちょっと恥ずかしくなる(けど別に後悔もしない)未来が見えたので、今日は私の大好きな曲をご紹介してこの辺で終わります。
コメントありがとうございました。

May everyone be yourself.
See you later.

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