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その後の番外編〜家は職場じゃない〜

こんにちは。
ポンコツ母さんは元保育士です。

ここまで
【その後の考え方にまで影響を与えた】の
その後の①②③ と読んで下さった方、
本当にありがとうございます。


公開することに、かなり勇気が必要な内容も
ありましたが、たった一人でもお役に立てたらと
いう思いでさせていただきました。


そして、今日は、
[その後の③]で “番外編” とお伝えしていた
内容です。

音声での配信は、明日4日の朝8時です。
ぜひご利用ください😊



孤独な子育てを頑張っているお母さんに、
子育てのはじめの一歩の間に、
この先も何年と続く子育ての形が
余裕があって楽(楽しい)なものとなるように、
今、その為の土台作りとなる考え方を持って
欲しいと思っています。


その為、特に未就園くらいの小さなお子さんが
いるお母さんへ向けてお伝えできたらと
思っています。


お子さんとあなただけの世界になってしまい、
『孤育て』となってしまっている人、
子育てで、精神的にいっぱいいっぱいになって
しまっている人へ。


そして、ちょっと私の熱い思いが溢れてしまって、
子育てを一緒に頑張っているお父さんには
申し訳ない内容もあるので、
今回はそんなお父さん(旦那さん)は
スルーしてください💦

no+eを見ていても、協力し合って頑張っている
方がいらっしゃる事も、とても良く分かります。
それなので、そのような方は、本当にスルー
してくださいね🙇



今、ちょっとした事で涙が出てしまうほど、
追い詰められている方、
一番身近な人と力を合わせられず、辛い思いを
している方、
など、少しでもお役に立てたらと思っています。

特に、
上手く手を抜けない方や、
真面目に頑張ってしまうタイプの方は
ぜひチェックしてみてくださいね。

子どもが欲しいと考える人は少なくなく、
妊娠すると夫婦で喜び、生まれてくるその日を
心待ちにし、さあいよいよ出産!となれば、
泣いて喜び、そして、実際、目の前に
新しい家族を迎えます。


生まれてきた子は、とても小さく頼りなく、
“守ってあげなきゃ” と親としての気持ちを
持たせてくれたり、
逆に、その温もりや仕草、表情に、
親であるこちらが癒やされて力をもらうなんて
こともあり、
本当にかけがえのない存在だと思います、


ただ、現実、自分では何もできない我が子は、
手を掛け、心を掛けてあげないと生きていけない
存在です。

その為、毎日毎日、睡眠を削り、自分に時間を
割くこともなく、子ども優先でお世話をして、
いつの間にか、
自分という存在を忘れてしまうような、
そして、
とても孤独な気持ちになっていくこともあります。


それでも、
目の前の赤ちゃんを放っておける訳もなく、
まだまだ今の世の中、
母親の役目だから一人で頑張るものだと
孤軍奮闘している状況が多いんじゃないかと
思います。
“ワンオペ” という言葉も当たり前に聞きます
もんね。

時々は、親や周りの人に手伝ってもらいながらも、
それでも、あかちゃんのお世話は毎日のこと。

だから、本当は
毎日、支えになってもらえるもの(人)が
欲しいんです

そんな時、一番の支えは旦那さん。

そう期待しますが、まだまだ、
『家事育児は女性がするもの』
という意識も世の中には根強くあり、

“俺は会社でストレス抱えて頑張って
きているんだから、家では休ませてよ”

なんて声も聞かれたり。

酷い時には、

泣いてる子供の声がうるさい。休みの日くらい
寝かせてくれ。家の中が散らかっている。
外で働かない分、家のことはちゃんとやって
くれよ。

なんて、本当に心無い言葉を浴びせられることも
あります。

一緒に、子どもの誕生を心待ちにし、
出産した時、涙を流して喜んでいたあの時は
なんだったんだろう。

これからは一緒に子どもを育てて、
家の中は笑顔で溢れていて。
と楽しくて温かい毎日を想像していたと思います。


この現状、今、この記事を書いていても、
とても心が苦しくなります。

もちろん、こんな旦那さんばかりでは無いです。
直接的に、間接的に、色々な形で、一緒に頑張って
いる旦那さんもいます。
(一緒に頑張っている旦那さん、ごめんなさい。)


でも、収入も必要だから、
特にお子さんが未就園の頃は、
旦那さんが外に働きに出て、
あなたは家の中で子どもと過ごす、
という状況の方が多いのではないでしょうか。


そして、一人で頑張っているあなたは、
孤独で涙が溢れてしまうこともあったり。

可愛い我が子が可愛く思えないなんてことも。

そして、そんな自分を、
自分はダメなんだと否定してしまったり。


でもでもでもでも、
何もダメなんかじゃないんです。

子どもの為に、
頑張ろう頑張ろうと一生懸命にしているのに、

することが多すぎたり、
上手くやらなきゃと思い込んでしまっているだけ
なんです。

今は、家庭が職場のように
全てを完璧にしないといけない場所だったり、
旦那さんが敵のようになり、
戦いの場のようになっていませんか?

(私は、後で文句を言われないよう、
 弱みを握られないようにという思考になり、
 本当にミスのできない職場のように、
 完璧を目指すようになっていきました。)

そんな場所で、出産後のヘトヘトの体で
睡眠不足とも戦いながら、毎日笑顔でいるなんて、
そんな事できるはずがありません。

我が子の為に笑顔でいたくても、
いられるはずがないんです。

そのくらい心も体も疲れてしまっているのです。


こうなると、家庭内はピリピリとした状況になり、
帰りたくない居心地の悪い場所となり、
旦那さんとの関係は悪化。


協力関係にはなれず、
ワンオペ状態が続き、
とっくに限界のきていた心と体が壊れてしまう
ということにもなってしまうのです。


それもこれも、子育て、家事などなど、
一人で抱えきれるものではないから。


例えば家事なら、今放っておいて、後でもできる
ということもあるけど、
小さな我が子は待ったなしです。

ミルクが欲しいと泣いていたら、“後でね” なんて
次の食事まで待たせることはできません。
オムツ替えも、長く放っておいたら、おしりが
かぶれてしまうので、早く替えてあげなきゃと
気を配ります。
泣き方が激しければ、体調が悪いのかなと
気にしたり。

他にもたくさん、気を使ったり、頭を使ったり、
体力を使ったり、“24時間休み無し” なんです。


我が子の為に頑張りたいけど、
する事が多すぎるんです。


特に真面目に考えてしまうタイプの方は、
気が休まらない状態が、ずっと続いているかも
しれません。


だから、あなたがダメなんじゃないんです。


私自身、子育てを経験して、
こんな状態でいる人が多いことを知り、


なんで、
こんなに追い込まれなければいけないんだろう。

頼っちゃいけないんだろう。

一人で頑張ることが立派なんて風潮なんだろう。

毎日涙を流して苦しんでるんだろう。

もっと楽に、楽しんで子育てできないんだろう。


なんで、なんで、なんで……

がたくさん湧いてきました。



実際はそんな現状なのに、

『子どもにとっては、いつもお母さんが笑ってる
 事が一番だよ。』

なんて言葉をよく聞きます。

(というか、私もそんな子育て環境ができたら
 良いなと思っています💦 すみません💦)


でも、
そんな事分かってるわーーー
そんな事できるかーーー
私だって笑いたいよー

が本音ですよね。


だって、誰よりあなたが一番我が子を大切に
思って、精一杯頑張っているんですから。



笑いたくても笑えない、余裕の持てない現実を、

まずは旦那さんと
そして親や家族と
地域の産後ケアなどの施設と
ベビーシッターさんと
保育園と
ご近所の子育ての先輩と

などなど
色々なところに頼って総力戦で変えていって
欲しいんです。

まずは、一番身近な旦那さんと思いを共有して、
現状を変える為に、
たくさんたくさん話をして欲しいです。

そんな体力も気力も残って無いと思うけど、
今、もう少し踏ん張ってみて欲しいんです。


もし、上手く話ができないのであれば、
子育て支援センターや、相談のできる場所で
ヒントをもらったり、発散してみたりして、
まずはあなた自身のご機嫌を取ってみて
旦那さんと向き合える態勢を作ってみてください。


大変だけど素敵な子育てを、家族で笑顔で
楽しめるように。

旦那さんは、お手伝いさんでは無く、敵でも無く、
一緒に頑張る同士です。

旦那さんも、“家族の為に” と一生懸命に働いた
ものの、結果、家族は誰もいなくなってしまった…
なんてことを引き起こすくらい重要なことと、
捉えて欲しいです。

一番の仲間でありたいですよね。


そのための考え方は、前回の配信の
【その後の考え方にまで影響を与えたのその後】
でも一部ヒントをお伝えしています。

苦しいけど、あなた自身にも目を向けて見て
ください。


それでも、どうしても、一番身近な旦那さんと
上手くコミュニケーションを取れない方も
いるかもしれません。

そんな時は、周りをどんどん巻き込んで
自分一人の考えに閉じこもってしまうことを
防ぎながら、
あなたの心を壊す前に対策が取れるように
してください。

特に、頼ることが苦手なタイプの方には
難しいことかもしれませんが、
一人ではなかなか改善は難しいです。

ちょっと勇気を出して、
『助けて』と旦那さんや周りの人に
発信してみませんか。


自分の心が楽になれば、
子育ての大変さも、旦那さんに対する思いも、
違って感じられるかもしれません。



でもでも今日はまず、

あなたは頑張っているし、
完璧なんて目指さなくていい。
完璧を目指せるものじゃないし、
そもそも完璧って何?

家は職場じゃなくて、
自分にとって心地の良い居場所

にしたい場所のはず。


さらに、せっかくの子育て、
本当は楽しみたいですよね。


それを目指して、ちょっと肩の力を抜いて、
“頼る”ところから始めたいですね。


今日は、頑張りすぎてるお母さんに向けて、
ちょっと熱くなってしまいました。


それでは今日はこれで終わります。

最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました🍀






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