「また言われた…」これでもう言わせない!「結論から話せ!」

ビジネスでよく言われる、「結論から話せ」

でもそもそも結論って一体なんでしょうか?

おそらく、みんな結論を先に言うのが大切ってことは
頭ではわかっているのに

「今月は売り上げが伸びています!」
「こういう企画にしました!」
「分析した結果、Aの状況は〇〇で、Bの状況は〇〇です!」

という話が結論としてよく飛び交っています。


ですがこれらは事実であって、結論ではないのです。


結論 = 考えた結果

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結論と間違えやすいのは、事実です。

事実は一見きちんとした情報なので、
結論として答えてしまっている方が少なくありません。

ですが、結論とは『ゴール地点』のことです。
事実は通過点に過ぎないのです。

仮に料理で例えるなら、
結論はカレーライス、
事実は人参やジャガイモ、ルーに過ぎないのです。

その上で、会社の企画提案会議を
家族の今夜の晩ごはん会議に例えると

お父さんが新しい晩御飯の提案に、ドヤ顔で
「人参とジャガイモとルーの奴を提案します!」

と答えているようなものです。

頑張ればわからなくもないですが(笑)
これではカレーライスとも、
シチューとも捉えることが出来てしまいます。

カレーライスという言葉を作るには、
材料を一旦整理して料理した結果を導き出さなくてはなりません!


すみませんでした。。。話を戻しましょう(笑)


結論の言葉を作るには、
事実を整理し、そして自分で考えた結果を足して導き出さなくてはなりません。


結論は『ゴール地点』です。

・最終的に相手に何を知って欲しいのか?
・相手に最終的にどうして欲しいのか?

これを意識して、一度頭で考えて
事実から結論へ近づけていきます。


結論にたどり着く3つの『ちょいイラ』ワードとは?

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それはズバリ

「だから何?」
「本当に?」「ファイナルアンサー?」
「それでどうしたいの?」

です。

上司や他人から言われると、「はぁ?」と
ちょっと苛立ちそうなワードたちですが、
自分で自分に言い聞かせるものなので
大目に見てあげてください(笑)

このワード達を『結論かもしれない』ワードに
くっつけていくと、その先の結論に辿り着けます。

記事冒頭で紹介した言葉の例につけてみましょう。

1:「今月は売り上げが伸びています!」

「今月は売り上げが伸びています!」

本当に?

「売り上げのデータに間違いはありません」

だから何?

新商品の〇〇が好評みたいです!

それでどうしたいの?

新商品〇〇の新バージョン企画を提案したいと思います!
これが結論です。


2:「こういう企画にしました!」

「こういう企画にしました!」

ファイナルアンサー?

「今までの傾向と結果から、これ以上売れる企画は考えられません!」

それでどうしたいの?

「この企画は売れるので、やりましょう!」
これが結論です。


3:「分析した結果、Aの状況は〇〇で、Bの状況は〇〇です!」

「分析した結果、Aの状況は〇〇で、Bの状況は〇〇です!」

だから何?

「Aの状況の方が、全体的に条件がいいです!」

それでどうしたいの?

「今回はAで行きましょう!」
これが結論です。


まとめ

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結論は『ゴール地点
事実からちょいイラワードを使って
相手に最終的に知ってもらいたい
動いてもらいたいことを作り出そう!

事実は結論の後で、
説得力のある理由として話せばオッケーです!

結論から話し始めると
相手の時間は奪わないことはもちろんのこと、
理解してもらいやすくなったり、説得力も上がるので
結論から話せればお得なことに間違いはありません!

一度整理して考えるのはめんどくさいですが、
「結論から話せ!」と言われた方はよかったら参考にしてみてください!

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