【メモ】Illustratorでフォントをアウトライン化するスクリプト
Illustratorで印刷データを作る際に,いちいちフォントをアウトライン化するのが面倒だったので,スクリプトで自動化を試みました.
スクリプトは下記に記します.
#target illustrator
function outlineTextInDocument(doc) {
for (var i = 0; i < doc.textFrames.length; i++) {
var textFrame = doc.textFrames[i];
// 対象のレイヤーがロックされていないか、非表示でないことを確認
if (!textFrame.layer.locked && textFrame.layer.visible) {
textFrame.createOutline();
}
}
}
function outlineTextInAllDocuments() {
if (app.documents.length == 0) {
alert('No open documents found!');
return;
}
for (var j = 0; j < app.documents.length; j++) {
var doc = app.documents[j];
outlineTextInDocument(doc);
}
}
outlineTextInAllDocuments();
使い方
テキストエディタ(例:メモ帳,VScodeなど)を開き,上記のスクリプトを貼り付ける.
ファイルを”.jsx”という拡張子で保存する.
Adebe Illustratorを開き,アウトライン化したいドキュメントをすべて開く.
”ファイル”メニューから”スクリプト”→”その他のスクリプト”を選択.
保存したスクリプトファイルを選択して開く.
このスクリプトを実行すると,開いているすべてのドキュメントのテキストがアウトライン化されます.
なお,一度アウトライン化するとテキストの編集はできなくなるので,必要に応じて事前にドキュメントのバックアップを取ることをお勧めします.
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