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結局、電磁波はどうカラダに影響するのか?を小学生にもわかるように書いてみた。

夏休みに入りました!

NHKラジオ『子ども科学電話相談』の季節ですね~。

いつも思うけど、子ども達の純粋な感じもさることながら

質問に答える教授たちの「子どもにも伝わる回答」はすごいなぁと感心させられっぱなしです。


残念ながら、僕はNHKには呼ばれてませんが…汗

もしも小学4年生から電話がかかってきたらこう答えるだろうなってのをまとめてみます。


藤井アナ:もしもし~お名前を教えてもらえるかな?

アース君:アースです。小学4年生です。

藤井アナ:アース君は、何県のお友達かな?

アース君:福岡県です。

藤井アナ:ありがとう~。それでは、アース君の質問を教えてもらえるかな?

アース君:でんじはって何なんですか?カラダに悪いものなんですか?

藤井アナ:アース君は、どうしてでんじはのことを聞きたいと思ったの?

アース君:理科の授業で習ったからです。

藤井アナ:わかりました。電磁波について、新谷さんに答えてもらいましょう。

あらや:アース君、こんにちは~


と、ここからはアース君との会話形式ではなく、会話っぽい口調でお伝えしていきますね。


お空を電気の波が飛んでお話しができる

みんなのお父さんやお母さんは、携帯電話・スマホを持ってるかな?

離れたところにいても、電話でお話しができたり、Youtubeが見れたり、

いろんなことができるよね。


実は、これにでんじはが関わってるんだよね。


どういうことかと言うと、

目に見えない電気の波が飛び交って

信号として伝わって、声や映像を届けているんだよ。

少し難しいんだけど…

この波の山の数がそれぞれ違っていて、周波数と言うんだよね。

福岡でNHKのFM放送を聞くなら

1秒間に612,000回も振動してラジオの電波を届けているんだよ。

すごい回数だよね。

単位で言うと、612kHz(キロヘルツ)と言うんだよ。


来年から5G(ファイブジー)という新しい技術が始まるのを知ってるかな?

今よりもっと、速く情報を飛ばせたり

たくさんの人を同時に繋げられるようになる技術で、

隣の小学校のお友達と一緒に歌を歌ったり、

ロボットを使って遠くの島で手術をする

というような実験が始まっているんだよ。


5Gでは28Ghz(ギガヘルツ)という周波数が使われるようになる。

これは1秒間に280億回振動するということなんだよね。

多すぎて想像つかないよね(汗)


それ以外に、みんなの家にあるテレビや電子レンジ、エアコンといった電化製品も電気の波を出しているんだよ。

こちらは、50Hz~60Hzだから、1秒間に50~60回振動する波で、

コンセントが繋がっているとずーっと出ているんだよね。


ちなみに、周波数が高いほど、波の大きさは小さくなる。

みんなは、海に行ったことや、波のプールに入ったことはあるかな?

周波数が小さい場合は、大きな波がザブーンと来るイメージ。

一方、周波数が大きい場合は、小さな波がバーっとビームのように飛んでくるイメージなんだ。

振動数が多いから力が強いということではないんだけど、

少なくとも自然の中には人工的な振動なんだってことを理解してもらいたいな。


これが、周波数と電磁波のお話し。

今日のところは電気の波のことを電磁波と思っていてね。


人間は電気で動くロボット

ところで、みんなは人間がどうやって動いているか知ってるかな?

ご飯を食べて、お水を飲んで、呼吸をして生きているよね。

たくさんの筋肉や細胞が忙しく働いてるおかげで、食べたり走ったり話したりできるわけなんだけど、

「脳」が指令を出しているんだよね。

実は、脳の中での指令は、電気の信号で行っているんだよ。

お腹が空いたときは、お腹をグーっと鳴らせー!とか

暑いときは、もっと汗をかけー!と

脳から電気の指令が出てるってわけ。

そのおかげで、コンピューターよりもずっと複雑なことをやれているんだ。


ここで、さっきの電気の波の話を思い出してね!

脳が出してる電気信号以外に、自然の中にはない電気の波を、いっつも浴びていたらどうなると思う?


例えば、

脳は本当は「そろそろ寝る時間だから、身体を休めてね~」と指令を出しているのに、

昼間と同じように電気の波を受けていたら、「昼間と同じで良いよ~」と間違った指令が伝わってしまいそうだよね。

すると、身体の色んな部分に狂いが出てしまうかも。


夜にゲームをしている子や

パソコンでYoutubeを見ている子もいると思うけど…

脳はお休みしたいのに、電気の波をたくさん受けていると

まだまだ起きてようよ~と指令が出てしまっているんだよ。

だから、寝つきが悪くなったり、朝スッキリ起きれない時がある。



さっき、脳の指令は電気って言ったけど、

人間はそれ以外にも、電気の働きで生きていいるんだよ。


お肌がそう。

細胞の一つ一つが、電気で繋がってバリアを張っているんだね。

そこに自然の中にはない、とっても強いでんじはが流れると、バリアが壊れてしまったりする。

これがお肌の荒れやアトピーを悪化させてる!と言うお医者さんや博士がいるんだよ。


僕の知り合いのお医者さんは、

でんじははこんな影響があるよって言ってます。

・冷え性

・肩がこる

・目が疲れやすくなる

・イライラしやすくなる

・寝ても疲れが取れにくくなる


詳しくはこの本を読んでみてね。


そして、もしもお父さんやお母さんが疲れていたり、お肌が荒れていたら、

でんじはの影響かもしれないよと教えてあげてね。


電磁波の影響は"住まいのあり方"・"暮らし方"によって全く異なる

ここまで読むと、でんじはは何となく怖い物な気がしたかもしれません。

けれど、そんなことはないんだよ。


でんじはが無いと、携帯電話やインターネットは使えない。

ラジオも聴けない。

5Gも使えないから遠隔手術や自動運転もできない。

これでは社会が回らないよね。

だから、お空を飛ぶデータ通信のでんじはは無くせない。

一方、家の家電やパソコン、ゲーム機(コンセントが繋がっているもの)から出るでんじは

アースを取れば、影響がほとんどなくせるんだ。

つまり「電化製品を使った時に出る副産物」なんだよね。


でんじはの種類によって、つき合い方は変わるし

発生源によって強さや影響の大きさも全く違うんだよ。


だから、でんじはをむやみに怖がるのではなくて、

・どんな種類のでんじはがあるのか

・どんな時にでんじはの影響が強いのか

・どうすれば影響を減らせるか

をしっかり知ったうえで


・影響を跳ね返す強いカラダをどう作るか

考え、実践していくことが大切なんだよ。

上手に付き合っていこうね!


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多少小難しい部分もありましたが

少しはかみ砕けたかなと思います。


電磁波関係の仕事をしていると、

お子さんのスマホやゲーム機が心配!というお母さん方に頻繁に出会います。


はっきり言います!

「スマホ禁止」、「ゲーム禁止」反発を招くだけ。

やると逆転効果です。


それよりも、

・電磁波の学びの場に連れていく

・電磁波測定に立ち会わせる

・わかりやすい本や記事を読む

といった「気づきに繋がる」ことをしてあげてください。


この記事が、少しでも役に立てば嬉しいです。



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