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【日本一多く発信している、日本酒カクテルレシピ!】ぽんしゅグリア+紅茶でフルーツティーぽんしゅ

いつもありがとうございます。日本酒カクテルの素「ぽんしゅグリア」を企画・製造販売しております株式会社FARM8と申します。


日本で一番たくさん日本酒カクテルのレシピを発信している「ぽんしゅグリア」。

今日ご紹介するのは、

日本酒+紅茶です。

日本酒と紅茶の相性は抜群です。さて、その理由は何でしょう。

今回はちょっとボリュームを付けて、紅茶の成分と日本酒の成分にも触れてみました。


紅茶の風味と成分に触れてみる

■渋み成分「カテキン」

紅茶には「カテキン」と言う渋み成分が含まれます。カテキンには18種類あるのですが、紅茶に含まれるカテキンの中で「(-)エピカテキン」は、りんご、さくらんぼ、ブドウ、梨、チョコレートなどにも含まれています。

ここ最近ボトル飲料の紅茶も、フルーツティーの種類が増えましたね。

フルーツ本来が持つ成分と紅茶の成分の相性が良いからだと言えます。

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■香り成分「リナロール」

紅茶の香り成分で主なものは3種類あると言われています。

「リナロール」・・・レモン、スズランのような爽やかな香り

「ゲラニオール」・・・花のような芳醇な香り

「ネロリドール」・・・フローラルや柑橘の爽やかな香り

リナロールは特に、アールグレイの香りづけに使われているベルガモットの香り成分でもあります。

いずれもアロマテラピーなどで使う精油に含まれるような成分で、熱によって立ち上り油やアルコールとの親和性が良い成分です。


さて、日本酒はどうでしょう。


日本酒の風味と成分に触れてみる

■日本酒の味

味と言えば”アルコール”と思われるかも知れませんが、米が発酵することによって生まれた日本酒は、意外と複雑な成分によって構成されています。

①米から生まれる甘味
②米が発酵するときに作られるアミノ酸の旨味
③米が発酵するときに作られる乳酸などの酸味
④アルコールによる苦みや辛味

日本酒は平行複発酵と言って、「麹菌(こうじきん)」と「酵母(こうぼ)」の2種類の菌を使ってアルコールを作ります。

米に含まれる炭水化物を甘いグルコースに分解するのが麹菌。そのグルコースを使ってアルコールにするのが酵母の仕事。

また、麹菌がたんぱく質をペプチドやアミノ酸に分解するので、昆布などに含まれる「グルタミン酸」などの旨味も作られます。

2つの菌が発酵に関わることで甘味、旨味、酸味、苦み、辛味が複雑に混ざり合い、日本酒の味わいを作りだしています。

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■日本酒の香り

これは味わいよりもさらに複雑です。日本酒には200種類も揮発性の香り成分が含まれており、その中で50種類くらいが何らかの「匂い」としてあらゆる物質にたとえられています。

代表的なものは「リンゴのような香り」と「バナナのような香り」です。

①「リンゴのような香り」→カプロン酸エチルと言う成分によるもの。

②「バナナのような香り」→酢酸イソアミルと言う成分によるもの。

実は意外と果物の香りに例えられる日本酒。

その他にも花の香り、木の香り、沢庵の香りなどに例えられることがありますが、ワインやウイスキーなどと違い、とても繊細。

「これがそれかな?」と気を集中させて、日本酒に慣れたらやっとわかる、というレベル。

これを分かろう!とするのは難しいかもしれませんが、日本酒の複雑な味わいと、フルーツのようなほのかな香りが混じり合い、日本酒全体の風味を作っているという事を知ると、実は「オヤジの飲み物」とは程遠く、華奢で可憐な飲み物なんだな、と思いますよね。


日本酒と紅茶の相性を紐解く

紅茶にあって日本酒に無い物。

それは「渋い味」と「インパクトのある香り」ではないでしょうか。

紅茶の渋み「カテキン」はりんごやさくらんぼなどの果物にも含まれているということで日本酒の香り成分と重なる部分があると考えます。

香り成分「リナロール」は柑橘やスズランの香りに例えられますが、日本酒の「リンゴのような」「バナナのような」少し重ための甘い香りを、一気に爽やかな方向へ導いてくれているのではないかと考えられます。

日本酒・・・米の甘味、旨味、アルコールの辛味、フルーツに紐づく繊細な香り
       +
紅茶・・・フルーツにも紐づく渋み、柑橘や花のような可憐な香り

この二つの共通点に「フルーツ」が挙げられます。

フルーツの味わいが、この二つをかなり近づけてくれると考えられます。

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簡単!紅茶ぽんしゅレシピ

ぽんしゅグリアは日本酒を注ぐだけでフルーティーなカクテルが出来るキット。

これを使って、簡単な紅茶入り日本酒カクテルを作ります。


■■レシピ■■

①ぽんしゅグリアに日本酒を半分(70~80㎖)入れます。

②しっかりかき混ぜて中の砂糖を溶かします。ここで時間が少しかかりますが、ドライフルーツから日本酒に凝縮された旨味と香りが移っていく時間です。

③もう半分は無糖の紅茶を注ぎます。かき混ぜて完成です。

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日本酒は甘口のタイプを選ぶとアルコールの辛味感が抑えられるのでお勧めです。

紅茶はベルガモットの香りが芳醇な香りを放つアールグレイをお勧めしています。

おとなのフルーツティーと言う感じで、さっぱりしていて本当に飲みやすいと思います。是非お試しを。


自分のお気に入りを見つける旅

日本酒と紅茶、そして果物。この3つが揃う事で、香りも味わいも豊かになることが分かりました。

しかし、日本酒、紅茶、果物と言ってもそれぞれ色々な種類がありますよね。

その中から自分の好みの組み合わせを見つけるというのは、実験のようで面白いかもしれません。

全国各地の日本酒や果物と紅茶を重ねるって、まるで旅をするようで面白いと思います!

是非ぽんしゅグリアと一緒に、ご自分のお気に入りブレンドを見つけてみませんか。


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日本酒の飲み方を変えて、日本酒が飲まれるシーンを増やしたい。日本酒カクテルの素、ぽんしゅグリアです。ぜひ一度HPに遊びに来てください。 ぽんしゅグリア公式HP:ponshu-gria.com