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専業主婦のアピールポイント

 しばらく専業主婦として生活していたものの、子育てなどが一段落して仕事を探すケースがあります。

 専業主婦の期間が長い人ほど、社会復帰するのに勇気がいるようですが尻込みする必要は全くありません。家族を支える重要な役割を担ってきたわけですから、アピールできるポイントをどんどん探して、よりよい就職先を見つけてみてください。

 最初から諦めてランクを下げたり無難な仕事を選択したりするのではなく、本当にやりたい仕事にチャレンジしてみるのもいいと思います。仮に不採用になったとしても、それは専業主婦の期間があったからだと思わずに、転職組であったとしても同様の扱いなのだと気にしないことです。


 専業主婦の間にPTAや子供会、地域のサークルやボランティア活動などに参加した経験がある場合は、十分なアピールポイントになります。
 
 労働の対価として報酬が発生していないだけで社会と結びつく立派な仕事としてみなすことができるからです。人とのつながりの中で色々なことを円滑に進めていかなくてはなりませんので決して楽な仕事ではありません。与えられた役職の中で工夫したことや学んだことなどを具体的に挙げて、経験を積みながら成長したことなどを伝えていきましょう。

 家庭内でも夫や子どもをサポートする上で有意義だったことや成果などがあれば伝えていくようにします。

 家族のスケジュール管理が得意な人や情報収集が得意な人、手先が器用な人、写真や動画などの整理整頓が得意な人など、主婦として当たり前のことを当たり前にしているだけだと思い込んでいるようなことでも重宝がられる要素はたくさんあります。社会に出ればむしろそれが即戦力につながったりもします。そのため、応募する前に自分の能力をしっかり洗い出してみることが大切です。


 パートなどに応募する際に、どうせパートだからと身だしなみにあまり気を配らない人もいますが、面接の際にはやはり第一印象を良くすることが大切です。メイクも服装も清潔感のある装いに仕上げましょう。

 また、鏡の前で笑顔の練習をして明るくはきはき話すように心がけます。扉を開けてから笑顔を作るのではなく、笑顔を作ってから扉を開けるのがポイントです。明るさや華やかさは女性の持つ大きな武器の一つとなりますので、十分に発揮しなくはもったいないです。

 人手不足で人材の確保に頭を悩ませている業種もありますので、チャンスと捉えて積極的にチャレンジしてみた方が自分に合った仕事に巡りあえると思います。

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