ポイント:普遍的なESの書き方を理解することができる 日本企業は、新卒採用の選考を3月に開始します。企業の多くは、提出されたエントリーシート(以下「ES」)を最初の選考として設定しているかと思います。そこで、新卒採用担当(以下「新卒担当」)はESを通して何を知りたがっているのか、逆にどのように回答するとズレていると判断されて見送られてしまうのか解説します。 なぜ選考過程にESがあるのかそもそもESは、SONYが学歴で選考はしないといった方針で導入したものといわれ、SONY
ポイント:出社しても生産性は上がらないことを理解できる。 コロナウイルス(以下「コロナ」)感染拡大をきっかけに、多くの企業が、在宅勤務をはじめとするテレワークを導入しました。 少しずつ、コロナに対する国民の危機意識も薄まっており、政府も、コロナに対して、2類相当から5類へ移行し、インフルエンザと同等扱いにする方向性を示しています。 国民や政府の危機意識が薄まっていることから、企業も、テレワークから出社に切り替えるか検討しているように感じます。ここでいう出社とは、事業所へ
私は、ゼネコンで働く父親と公立幼稚園教諭の母親の間に生まれましたが、覚えている限り、平日は家に父親が居ませんでした。 昭和の時代は、「24時間働けますか?」と栄養ドリンクがCMをうつほどに、働けば働くほど良いとされていた時代でしたが、 令和になり、私自身が3人の父親となって思うことは、昭和であろうが時代に関係なく、本当はもっと早く帰れただろうな、って思います。 昭和の時代は、仕事という名のもとに、お酒の付き合いが多く、ウェットな人間関係を作ったり、維持したりすることが、
ポイント:誰もがワークライフバランスを整えるヒントが得られる。 症状最近は、長時間労働による労務問題が大きく取り沙汰され続けたり、日本政府が他国と比較して著しく日本の労働生産性が低いことを取り上げたりすることで、脱・長時間労働を掲げる会社が多くみられます。 しかし、働く現場の現実はこのような感じではないでしょうか。 理想の上に立つ現実として、例を上記3つ挙げましたが、③については主に若手や入社間もない新卒やキャリア入社の方が多く、①と②については中間管理職やプレイングマ
ポイント:新卒採用担当の考えがわかる/就活の備え(心構え)がわかる 新卒採用担当が考えていること 日本の多くの会社は、大学(または中学、高校、専門、大学院)卒業後に入社することを想定し、一括新卒採用で新卒採用を計画しています。大半の新卒採用担当(以下「新卒担当」)は、毎年4月1日の入社式を終えた後、すぐに次年度の新卒採用計画を策定します。 新卒担当は、採用計画を策定する際、下図の全国的就活スケジュールを念頭に置き、会社の理念やビジョンをベースに計画を立てますが、採用人物
父親として、コーポレート人事(HR)としてビジネスパーソンとして10年以上が経ち、転職は複数しているものの、そのキャリアの大半は、コーポレート人事(以下「HR」)として、採用、研修、人事制度設計などを経験してきました。 同時に、結婚を経て、夫婦共働きをしながら、3人の子どもを育てる父親となりました。 あらためて自分のキャリアを振り返り、HRとして培った考え、仕事も思うようにやりながら子育ても思うようにやりたい父親としての考え、を言語化する機会がなかったので、2023年をむか