「可愛い」の概念に関する考察

 先ず大前提として、
・ソースなんて無い
・専門でも何でもない暇人の戯言
・フェチズム好みトレンド云々は考慮しない仮定の話
ということを念頭に置いておいていただきたい。

 あとこれだけ「可愛い」について考察しておきながら色々と目指すことを放棄しかけのわたしに関しては気にしなでほしい。

 「可愛い」というのは字からして愛ス可キことを形容する形容詞であると考えている。つまり、自ずと愛したいと思えるようなルックスやニュアンスを形容する場合に用いられるものであり、女性的な魅力を感じるだとか、芸術的で感銘を受けたときだとかの形容に用いる「美しい」のとはまたかなり別のものだと思う。

 じゃあ特にルックスに焦点を当てて、本能的に人間はどういう見た目を「可愛い」の象徴とするかと考えたとき、ぴったりなのは赤ちゃんではないかということに気付いた。

 生まれたての赤ちゃんはまだ無力で、放っておくと飲み食いも衛生的な管理もできず、すぐに死んでしまう。なので誰かしらの母性本能を擽り、愛されてきちんと生育してもらわねばならない、正に愛ス可キ存在だと思う。

 一般的に女性が化粧をする際に目指し求めるゴールは
・白くて綺麗な肌
・長い睫毛
・大きな瞳
・血色の良い唇
・スラッと通った鼻筋
これに加えてメイク技術が凄い人は中顔面とか人中とかを短く見せるハイライト、シェーディングができるらしい。まあこれは置いておいて大体上記5つが王道だと思う。好みとかトレンドとか全く分かんないけど。

肌について
 赤ちゃんは白くて綺麗な肌は生まれたてでまだ日焼けも知らない無垢な肌だし、これは「美しい」の概念にも当てはまる気がする。(と、血眼でニキビ撲滅活動中のわたしが申しております)(だったらとっとと寝ろわたし)

目について
 長い睫毛、大きな瞳は、赤ちゃんの、顔に対する目の割合が高い顔が当てはまる。確か眼球や瞳のサイズは年齢や顔の大きさに関係なくほぼ一定だった(ような気がする)。犬や猫なんかの愛玩動物たちも大体目が顔に対して大きいし、更に目の、見えてる部分において瞳が占める割合も高くて所謂クリクリの目をしている。可愛いと言われるマスコットキャラクターも目が大きく描かれがちだ。
 アイシャドウもアイプチもビューラーもマスカラも涙袋の陰作る系云々も全部きっと、まつげや涙袋に肖って目を大きく見せるためだと思う。たぶん。小顔に憧れを持つのも顔に対する目の割合を上げるためだと思う。たぶん。

唇について
 血色の良い唇は健康体を示すバロメーター的なものであって、これは個人的に「美しい」のカテゴリだと思うので一旦触れないで置いておく。

鼻について
 鼻筋は…鼻筋もたぶん「美しい」のカテゴリだし、更に言うなら恐らく日本人特有の欧米文化や白人顔に憧れる風潮の1つだと思う。これに関しては赤ちゃんは鼻が高くないので当てはまらない。

 ま、色々と考察しましたけれども全部多分こうかな〜〜?っていう予想だし反例を挙げだすとキリがないんですがね。

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