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畑を耕して花壇をつくる

春は毎年、花粉症が出るので外仕事は控え、2022年の5月にやっと新しい庭づくりをスタート。この辺りではゴールデンウィークまでは霜が降りるので、それを過ぎれば小さな苗を植えても安心です。春までの間にウェブショップでハーブや香木の苗を探して取り寄せ、花壇のプランを立てました。

裏の畑は、夫が自然農に使っていたので、トラクターや管理機で耕すと、土はいい感じでしたが、ツル系の草がはびこっていて、それを取り除くのがキリがなくて大変でした。とりあえず最初はハーブ類を植えたかったので、水捌けよくするために石で囲って土を盛りました。

通路部分の土をスコップで掘って花壇にひたすら盛っていった。今から思えばよくやったなー

0.3反ほどの畑に不定形な花壇を6つ作り、それぞれの中心に木を植えました。月桂樹、ジューンベリー、エルダー、チェストベリー、ユーカリ、ニッケイ。残念ながら、月桂樹とニッケイは1年もたずに枯れてしまいました。知らなかったのですが、特に幼木の間はそれほど耐寒性が高くなかったようです。この畑だと冬は−10℃くらいを想定しないといけないのだとわかりました。枯れた木の代わりに白花のチェストベリーともみじ葉エルダーを植えました。ちょうど私は更年期真っ最中なのでチェストベリーを、そして風邪をひくといつも咳に悩まされるのでエルダを。

庭にはまず木陰をつくってくれる木が欲しい。木は根っこを大きく張るので土壌の環境が落ち着くように思います。葉を落として腐葉土もつくってくれる。そうなれば植物を健康に保ってくれる内生菌も繁殖してくれるかもしれない。植物同士は根を繋げあって養分をやり取りすることもあるそうですが、是非ともそういう庭にしていきたいのです。

ヨーロッパ原産のハーブの苗を植える時には、いつもどの場所に植えようかとても悩みます。一般的な性質は本に書かれているけれど、ヨーロッパと日本では気候が違い過ぎて難しい。日本の夏の蒸し暑さや最近の酷暑は、日本の植物にもきついくらいですもんね。なのでだいたい、2株以上買って日当たりの良い所と半日陰の所など環境の違う所に植えてみて様子をみます。できるだけ西日は避けられるようにして。

梅雨の中頃。花壇の中だけは頑張って草取り。真夏になるとハーブによっては日除グッズも必要に。
遮光ネットを買ってきてシカ柵に張って(写真左奥)、午後からは日陰をつくります。

梅雨を過ぎて暑い夏がやってくると、草取りとハーブの収穫に追われる日々が待っています。晴れている日は毎日、収穫して洗ってザルに干しひっくり返す、の繰り返し。


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