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5年目の検査

おはようございます😃

一昨日は一年に一度の造影剤でのCT検査でした。

5年前、健康診断で便潜血反応が出ました。
そんなはずは無い、何かの間違い?
と思いながらも病院に行き、初めて大腸の内視鏡検査というものを受けました。

初めて見る自分の大腸の中…

あまりにも多いポリープの数…そしてその中の一ヶ所が他のポリープとは違うという事が素人目でもわかりました。

ポリープの数は8個。早速紹介状を貰って大きな病院に行き、再びあの2リットルもの下剤を飲まされてポリープ切除。一度では取りきれず日をあらためて又切除を繰り返しました。

その内視鏡でのポリープ切除の時、途中で麻酔が切れて痛くて唸っていると、お医者様と看護婦さんの言っている話が聞こえてきました。

「この患者さん2度も開腹手術を受けているので腸が癒着しているのでは無いでしょうか?」

虚ろな中、追加で麻酔を入れて頂き、何とか無事に切除出来ました。

その検査結果の時に「残念ですが、癌がリンパや血液の中にも入ってしまっています!」と若い女医さんに言われ、

「あゝ私の人生はここまでなのだろうか?」と思ってしまいました。

その2週間後、腹腔鏡手術によって小腸から続く大腸の所、盲腸の癌部分を切り取って繋げる手術をし、切り取った癌部位を調べて頂いた結果、リンパや血液には癌細胞が入っていない事がわかりました。本当に安心して涙が出てきました。
あの時の嬉しさは今でも忘れられません。

ところが次の年の内視鏡で手術して繋いだ部分に又ポリープが出来ていて…
これは腸を繋いで硬くなっている部位なので、剥離術という剥がして削り取る手術になりました。

今では毎年の検査は欠かせなくなっています。
毎年内視鏡検査は前日から大変で、太ってきた身体を元に戻す気持ちで検査に行っています。

私の場合は上行結腸の部分なので早期に見つかったのは本当にラッキーだったのではないかと思っています。便潜血反応も2日の便を提出するうちの1日だけに有ったと言われました。

今回のCTで5回目。この結果が何でも無ければ寛解となります。
でもポリープが出来やすい体質という事はわかったので、今後は2年に一度の2リットルの下剤を飲まされてからの内視鏡検査は欠かせません。
多分又何個かポリープが出来てて切除になるんでしょう。

健康診断の大切さ。これは私があり得ないと思った病気を見つけてくれました。
この5年の出来事は私の人生の生き方を変えてくれたと思っています。
夫も大腸癌で亡くしました。これは検査を受けていなかった為、ステージ4になってしまって気がつかないでいたからです。痔が悪いとずっと思っていたので気づくのが遅くなったのです。

私は亡くなった時の夫の年齢を超えました(16歳離れてましたから)
いつまで人生を送る事が出来るかは分かりませんが、楽しみながら今後の人生の旅を有意義に過ごして行ければと思うばかりです。


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