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空想

6月14日(水)、予期せず
『Fogbound』ぶりに米津玄師のライブに


今思えばこの日は

尊敬してやまない元編集長にばったり再会したり、
米津玄師ライブツアーのリセール当選通知がきたり、
予約していたスタジオの中にクソでけえハエがいたり、
しゃがんだらペットボトルがお尻に突き刺さったり、

思ってもみないことが起こる日だったような


そしてちゃっかりライブグッズだけは
前々からチェック済みのわたし

どうしても欲しいTシャツとニット帽があったので
Apple Musicで「米津玄師」と検索し、
電車に揺られてさいたま新都心駅まで

売り切れないかそわそわしながら待機列に並び
無事購入できたので気分はルンルン


スタバで時間を潰しながら、
最後にライブに行ったのはいつだか振り返っていたら
まさかの5年前

専門学校に進学してからはバンドサウンドに
魅了されまくっていたので、
知らず知らずのうちに
自分から米津さんの音楽が遠ざかっていたのかも


久しぶりの生米津玄師に少しだけ緊張しつつ
いざさいたまスーパーアリーナへ

だだっぴろく、無駄に入場ゲートの多い通路を潜り抜け
なんとか15分前には座席に到達

携帯を触りながら待つのは野暮だなあと思って、
ぼーっと客席を見つめていると
クソでかいたまアリの座席がみるみる埋まっていく

たった1人でたまアリをぱんぱんに埋め、
数万人を相手にする米津さんに登場前から圧倒された


そんなこんなでほぼ定刻に開演

個人的に米津さんのライブは
着席したまま歌声に酔いしれたい派なのです

『カムパネルラ』から始まり、4曲目

『街』のイントロが流れた瞬間
高校2年生の記憶がぶわぁっと蘇ってきて

自分でもよくそんなに泣けるなあと思うくらい
気づいたら泣いていた

マスクしていてよかった

透明な朝に心像と 何でもないような情操を
愛を食べて動けない君へと

米津玄師 / 『街』より

茉那とカラオケに行って、

「やっぱり『海と山椒魚』だよね」とか
「いや、でも『Blue Jasmine』も捨てがたい」とか

あーだこーだ話しながら二人で歌ってたな〜

2016年辺りの米津さんの曲を聴けば
いつでも高2のあの頃に戻れる

ひょっとしたら私の青春時代の音楽は
米津玄師なのかもしれない

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