阿部 穂香

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阿部 穂香

Tokyo ‘98ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ freelance editor / writer #ファッション┊#音楽┊#映画┊#旅行┊#サウナ お仕事のご依頼は以下までお願いいたします ✉︎ abe.honoka.com@gmail.com ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

最近の記事

PERFECT DAYS

公開は2023年12月22日だけれど 2024年映画初めにとっておきたくて我慢していた作品 鑑賞してから2ヶ月ほど経ちますが おそらくこの先も何度か見返すことになると思うので 25歳の今のわたしが思ったことを記しておきたい まず、 生涯映画に夢中になって生きてきた78歳のエネルギー と その監督に“作品の心臓”とまで言わせる68歳俳優 すさまじい。言葉が出ない。 そして、ヴィムヴェンダースが現役であるこの時代に 共存してくれてありがとう。 以下、ややネタバレを含み

    • BUMP OF CHICKEN - バンドが28年つづくということ

      青春時代も就活中も 新社会人になってからも転職期間も いつの時代・どんなシーンでもそばにいてくれた BUMP OF CHICKENが昨日28歳に。 倍率の高さを恐れて いつもは前後の別日を応募していたので やっっっっっと行けた結成記念日当日ライブ 一夜明けて、あらためて BUMP OF CHICKENという存在・音楽の大きさを 実感したのでここに残しておきたい ※以下若干のネタバレを含みます※ まず、今回のツアータイトルをおさらいしておくと 『ホームシック衛星 20

      • 正宗と正夢

        2023.11.11 「ポッキーの日」兼「ベースの日」にスピッツのライブへ ライブ会場へ向かう道中 父・母と同世代くらいであろうご夫婦や 祖母・母・娘の三世代で来場する方を発見して、 なんだかグッとくる いざライブが始まると ツアーやフェスで幾度となく見ているはずなのに、 話しかけるように・あまりに優しく歌う正宗さんに ほんとうにその口から音が出ているのか 一瞬、疑ってしまう 楽器と正宗さんの歌声、ただそれだけでいい 余計な演出・登場人物はいらないんだと思い知らされ

        • 愛にイナズマ

          半年前から、今年“イチ”たのしみにしていた作品 『愛にイナズマ』をついに観てしまった やっと観れるうれしさと 終わってしまう儚さが半々 手取りはやく結論から述べると 『怪物』を超えて、2023年・私的1位 歴代の好きな映画と比べてもトップ5に入るほど とにかく好き、そのすべてが。 上映中、生温かい涙がなんどもこぼれて パンフレットをくまなく熟読して、また涙 以下、ややネタバレになりますので ここまで読んで少しでも「観てみたい…!」となった方は ぜひ、お先に映画館へ駆

          上手く書けないとか納得いかないとかいう前に、今この瞬間動いた自分の感情を包み隠さず綴ればいい。まだライターになって1年ばかり、とにかく見て感じてペンを走らせる(現代はほぼデジタルだけど)ことが10年後身になるはず。

          上手く書けないとか納得いかないとかいう前に、今この瞬間動いた自分の感情を包み隠さず綴ればいい。まだライターになって1年ばかり、とにかく見て感じてペンを走らせる(現代はほぼデジタルだけど)ことが10年後身になるはず。

          RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO - “なに”を聴くかより、“だれ”と聴くか

          2人と一緒に 北海道で 聴いた音楽たちは 私にとってさらに一段階、深いものになってゆく ただ単純に 1人より2人、2人より3人がいいわけではなくて その曲の思い出を誰と共有するか 5年後、10年後に聴いても 綺麗な思い出のまま残っている保証があるくらい 大切な人と 私は音楽を共有したい あと2ヶ月で20代も折り返し地点 そんな2023年は 物よりも経験にお金をかけることが圧倒的に増えた 中でもその8割を占めているのが “音楽” 特にライブ・フェス 音楽こそ、生で

          RISING SUN ROCK FESTIVAL 2023 in EZO - “なに”を聴くかより、“だれ”と聴くか

          誠と愛

          ヨネダ2000の単独ライブが素晴らしすぎて 胸がいっぱい、、 “公演中は一瞬たりとも真顔にはさせんぞ” というナイスな心意気を感じた この胸の高鳴りを生涯忘れたくないのでここに記録 とにかく!今すぐ! 気持ちを書き留めたくて、熱冷めやまぬまま 帰りの電車で速攻noteを起動しています ※興奮している為、 以下話し言葉と書き言葉が入り乱れますが 「あ〜相当楽しかったんだね〜」と目を瞑ってください お決まりの美しいハモりの後、開演のブザーが鳴り 「今からみんなに魔法を

          「かいぶつ、だーれだ」-2

          映画を観終えて1週間 贅沢な文字量のパンフレットをついに読み終えたので 先日書いた記事の続きを綴ってみる 自分の中で消化するのに ずいぶん時間がかかってしまった 映倫という文字が視界に入り、劇場が明転したとき いい邦画には台詞はいらないんだな と思った “いい邦画” というたった4文字で片付けてしまうのは 失礼な気がするくらいに かなり複雑な題材 +物語をメインで彩るのが子役なのに 決して台詞が多くない 単純に台詞が少ないことがすごいのではなく、 台詞が少なくて

          「かいぶつ、だーれだ」-2

          空想

          6月14日(水)、予期せず 『Fogbound』ぶりに米津玄師のライブに 今思えばこの日は 尊敬してやまない元編集長にばったり再会したり、 米津玄師ライブツアーのリセール当選通知がきたり、 予約していたスタジオの中にクソでけえハエがいたり、 しゃがんだらペットボトルがお尻に突き刺さったり、 思ってもみないことが起こる日だったような そしてちゃっかりライブグッズだけは 前々からチェック済みのわたし どうしても欲しいTシャツとニット帽があったので Apple Music

          「かいぶつ、だーれだ」-1

          昨日、映画『怪物』を観た 鑑賞後の興奮状態を終えて 今日パンフレットを読み始めたところ いても立ってもいられなくなり、今。 知識をひけらかすつもりは毛頭ないのですが なんとなくこの記事を開いてくれた方にも なにか届けばという想いで 簡単に個人的に熱いポイントを記しておきます ※アジカンごっちのnoteを読むのが毎週の日課なので、口調がもろ影響を受けてます、すみません。 その1. 説明しなくても分かる “制作陣の分厚さ” ビッグネームすぎる、、贅沢すぎる、、、 お三

          「かいぶつ、だーれだ」-1

          音楽は記憶を連れてくる

          たぶん二十歳を過ぎたあたりから 音楽はただ聴くだけのものではなくなった 曲を聴いていた当時の自分だったり 時間を共にした人、聴くきっかけをくれた人が 頭に浮かぶようになった 社会人1年目 - BUMP OF CHICKEN 地獄の店舗研修の幕開け めちゃくちゃ左脳派なので、 感情論で教えられても正直ピンとこない そしてなにより人がどんな服を着ようが興味がない (自分が着たい服だけ着てればよくないですか?) そんな私にとって “アパレル店員”という職業が本当にし

          音楽は記憶を連れてくる

          人の好きを否定しない

          自分への戒めを込めて、 不特定多数の人がみるこの場所に 昨年の反省と今年の目標を書き留めておきます。 まず昨年のわたし、 “口を滑らせすぎ” 人の話を聞くときに 「でもそれはこうじゃない?」とか 自分の意見を言わないと死ぬのかってくらい 口を挟みすぎていた気がする ほんとうに良くない、、 最近読んだ本に という言葉があって、ハッとした。 今までの私は正論を振りかざしすぎてる。 もともと頭によぎった言葉が 考える前に口から出てしまうタチなのですが お酒が入るとさらに

          人の好きを否定しない

          好き を 嫌い にならないために

          「好きを仕事に」って言葉、 リクルート広告のキャッチコピーとして使われがちだけどそんな単純じゃなくない? 好きなことを仕事にすることは =好きを嫌いになるリスクを背負うことだと思う。 どんなに”好き”でもどんなに憧れの職業でも (顎彼って打ち間違えて笑いました↑) いつかプツっと糸が切れてしまう可能性は常にあって そうならない為に みんなちゃんと息継ぎしようね〜!っていう話です。 だって、 せっかく”好き”なものなんだから一生好きでいようよ 私は約2ヶ月前 ついに”

          好き を 嫌い にならないために

          心が “ふるえる” 瞬間

          心が “ふるえてる” って感じたこと今までに何回ある? その瞬間ちゃんと覚えてる? 私はね ここ2、3年のことは全部覚えてる(つもり) 瞬間=とき ・「卒業したくない」って友だちが号泣した瞬間 ・血眼で作った卒業制作が学院長賞に選ばれた瞬間 ・バイト先で出逢い今でもお酒を酌み交わす瞬間 ・その後行くカラオケの選曲が毎度よすぎる瞬間 ・お母さんがご飯を作って待っていてくれた瞬間 ・友達への応援動画をみんなの背中ごしに観た瞬間 ・同期と熱い将来の話をして気づけ

          心が “ふるえる” 瞬間

          はじまりのはじまり

          中1から今までの11年間 ずっと変わらずに抱いていた夢、編集者になること。 高校生のとき 「四大を出て出版社に就職する道」ではなく、一か八か「服飾学校でファッションを極めて後に転職する道」を選んだ。 専門学生のとき 周りのみんながスタアシ実習をがんばる中 人目も気にせず就活してた。 社会人1年目のとき アパレル企業に新卒入社したはいいものの この先どうやって編集者になるのか アテもなかった。 けど いつかきっとくるタイミングに備えて 本当にやりたいことではないアパレ

          はじまりのはじまり